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坂井泉水「事故死」現場への献花に顰蹙の慶応大学病院の管理責任をあらためて検証すべきではないか

2009-05-31 16:04:42 | Weblog

またしてもずいぶん久しぶりになってしまった。自分の周りでもニュースを見てもとにもかくにもろくなことは全くない。

書きたいことはあってもたいてい他の人が書いてあるだろうと思われて、ブログを書く意欲はおろか他のブログをのぞく意欲すらあまりない。

そんな中でちょっと気になったニュースが坂井泉水の三回忌で病院の事故現場に花を手向ける人があとを立たず、病院が困惑しているというニュース。こういうニュース自体が、いかにもほかにニュースがないのか、と言いたい気もするが、まずこれが自殺かどうかまだはっきりとはよく分からない。

そういう点はもしかして病院がごまかしているんじゃないかという気がしてしかたがないわけだが、現場に来るフアンに苦言を呈するようなことだと自分たちの責任は全く棚上げ、との感はいよいよ強い。

かりに自殺ではないにしても坂井の死に関して病院側の責任は大きいのではないか。極言すれば、坂井の遺族が途方もない金もちだから「金持ちけんかせず」ですんでいるようなものの、普通なら病院側に責任が追及されてしかるべき問題ではないか。入院患者というのは精神疾患でなくても前途を悲観してしまいがちなものであって、自殺してしまう可能性は決して低くない。

だからどんな病院でも非常時でもなければ階段には入院患者が絶対に入れないような施錠が施されている。これは病院管理として最低限の常識と言ってもいいはずだ。むろん、入院患者が許可なく外出できないように警備員などが出入り口で監視するというのも当然である。

まさか病棟から階段へ出たとは思えないがいずれにせよ病院内での階段からの転落事故死は病院にとってこれ以上の失態はないといってもいいぐらいの話しで、こういうことがあるのでは入院している意味はない。にもかかわらず慶応大学病院はフアンが花をささげるのにくげんを呈しているわけである。

早い話が自分たちの責任がいつまでも印象付けられるのがいやなわけである。自分としては病院の管理責任が問われる必要もあったと思うのに、全く図々しい話である。