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赤坂プリンスクラシックハウス 


赤坂という都会の街に、「どっからやって来たの!?」と思える佇まい。



新しもの好きの私は、古い建物とかにはあまり興味はないけど、
以前ここに来た時からずっとずっと気になる存在でした。



赤坂プリンスホテルの発祥の由来ともいえるクラシックハウス

1930年に建設された『旧李王家邸』。

西武グループが買い取ってホテルとして使ったのが『プリンスホテル』
としてのそもそものはじまり。

現在は東京都有形指定文化財だぞうで、古いからと言って簡単に壊しちゃうわけにはいきません。

以前来た時は建物の周りをぐるりとまわっただけ。
「いったい建物の中はどーなってるのか、入ってみたい!」

というだけの理由で、ここにディナーの予約を入れました。


夜は建物自体がライトアップされて、白いトナカイのオブジェまでピカリと輝いて、
ここ赤坂見付に突発的ディズニーの世界が出来上がり。

なんとも幻想的な雰囲気が広がっていました。



ついさっきまでクラブラウンジでアフタヌーンティーやら、
カクテルタイムで飲み放題やらをさんざんやってきたあとですが。

ディナーは別腹です!

ということで、楽しみにしていたコース料理を頂いてきました。



コールドアペタイザー(冷前菜)とホットアペタイザー(温前菜)
を数種類の中からセレクト。

まずは先ほどのクラブラウンジで食べ損ねたローストビーフの前菜を注文。

大葉とサワークリームで隠れていますが、結構ボリュームがあり、
先ほど食べられなかった分美味しく頂けました。



温前菜には夏アナゴの何とか。
メインかと思うくらいに立派です。



メインディッシュは、二品。
牛ステーキとオマール海老のポワレ。





牛は柔らかく、オマール海老はしっかり歯ごたえがあって、
どちらも絶品でした。

店内の作りはさすが歴史的建造物。

今風ではない、厳かな雰囲気があって素敵でおもむきのあるお部屋でした。



暖炉もあり、ここは大広間として使われていたそうです。



スタッフの方にここの建物のお話をいろいろと聞いていると、
「食後のコーヒーはどこか別室に行ってみますか?(^^)」と気の利いた提案。



テラス席もありましたがやはりこの時期、外は暑い。
「貴賓室はいかがでしょう。(^^)」

せっかくの機会なので、ありがたくお言葉に甘えさせて頂きました。



当時の貴重な家具や骨董品があり、これまた違った趣きのあるお部屋。



貴婦人になったような気分で、優雅にコーヒーを頂きました。



先ほどまで居た最新式ホテルのクラブラウンジとは打って変わって、
80年近く前に作られたこのお屋敷。

古いものを維持するというのは、新しいもののそれより圧倒的に手間がかかるだろうと思います。

人間だって同じ。

若い頃はそれこそいくら食べても細かったし、髪だって肌だってツヤツヤ。

今ではカラーリングの回数も増え、水着姿もボリュームアップ。。?

自分自身のメンテナンスは前よりずっと手間ひまかかってきています。



赤坂のこの新旧の建物の対比に、考えされられるものが多くありました。

一度入ってみたかったこのクラシックハウス。
念願かなって、お腹も満たして宿泊中のお隣のホテルに戻りました。



歴史的建造物の次は最新鋭設備のホテル。



ちょっと贅沢して、広めのコーナールーム。
思っていたよりも圧倒的に展望が素晴らしいお部屋でした。



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