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シャングリラホテル 2 ホライゾンクラブ。

「生メロンジュースを下さい。」

クラブフロアでのチェックイン時に、お飲み物は?と聞かれてそう伝えた。
評判どおりとても美味しくて、何を隠そうこれだけで滞在中に5杯も頂いてしまった。



最近気付いたんだけど、たいてい一流ホテルのクラブフロアでは、
飲み物のメニュー表がない。

おそらく「ご用命のものは可能な限り、何でもご用意致しましょう。」
ということなのだろうと思う。



ちょっと早めの午後2時ごろにホテルに到着。
チェックインシートに書き込み、ディポジットでクレジットカードを提示。

これも最近知ったのだけど、高級ホテルでは通常宿泊料金の30%から50%かかる、
アーリーチェックインやレイトチェックアウトの追加料金を取らないところが多い。

もちろんそれなりのカテゴリーの部屋に泊まる場合の話。
私たちもせっかくなので少しゆっくり滞在したいと伝えた。



もともと予約したお部屋はホライゾンクラブのプレミアルーム。
希望していた展望の良いところは部屋の用意が3時頃になるとのこと。

おそらく前日に泊まった人がゆっくりレイトチェックアウトでもしたんだろう。

チェックインが3時なので、もちろんそれで何の問題もない。

私たちは早めに来たのは、ホライゾンクラブでの2時から始まる、
プレゼンテーションのアフタヌーンティーをゆっくり楽しむため。
(見かたによってはただの食いしん坊?)



それなのに、スタッフの方がとても気を使ってくれて、

「シャングリラスイートのお部屋ならすぐにご用意ができますが。」

ここで追加料金がいくらで。。というのならアップグレードではなく、
ホテル側が少しでも高い部屋を売りたいという、『アップセル』。

そうではなく無料でとのこと。調べてみるとこういうことはたまーにあるらしい。
オーバーブッキングならともかく今回はそうではない。

ホテル側としては、リピートして欲しい優良顧客になりそうな人を、
身なりや対応でそれとなく選定しているとか。

(私たちはこの日もいつも通り、見るからにフツーの数千円の服。。)

クレジットカードはホテル側としてはお客の身分証明みたいなもので、
顧客のステータスをはかる手がかりのようなもの。

それなりの年会費がかかるそれなりの年収の人じゃないと持てないカード。
ゴールドよりもプラチナやブラックカードならさらに良し。


私が提示したのは、そこそこ安定収入の人なら入れる普通のゴールドカード。

勤続20年以上なので年収からするとプラチナぐらいなら持てそうだけど、
高い年会費払って見栄はってもしょうがない。

そこそこの年会費で、そこそこお得なもので十分。
なので今回の無料アップグレードにおいてこのカードの威力とは、ちょっと考えにくい。

あと考えられるのは、ホテルの予約方法。

一休ドットコムや、JTBなどの代理店を通さず、直接ホテルにネットで予約する。
他店にマージンを取られず、これがホテル側にとって一番利益率が高い。

今回の私たちもこれだった。

さらにネットを活用している客は、口コミでホテルの評判を投稿することもあるので、
サービスや対応に慎重をきすという事も聞いたことがある。

それでもアップグレードできる部屋が空いていないとできないことなので、
こればっかりは、やっぱり 『時の運』 が一番大きい。

お盆ど真ん中。
1泊40万円のスイート以外はすでに満室で、そこぐらいしか空いてなかったのかも。。

でもこの際、そんなの何でもいい。


5時半からのカクテルタイムはちょっとしたお食事やデザート。
そして飲み物はお酒でも何でもタダで飲める。

だからクラブフロアは割とお得感たっぷりだったりするんです。



本当にどのお料理もどのデザートも質が高く、お飲み物もとても美味しかった☆
せっかくサービスして頂いたので、ありがたくそのご好意に甘えさせて頂きました。


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