厚労省、意見公募やりっ放し 早大院生の指摘で結果公表

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2009020700010.html

『省令などの案について国民から広く意見を募る意見公募（パブリックコメント）の制度で、厚生労働省が行政手続法の規定に反して、結果の公示を怠っていたことが早稲田大学の大学院生の指摘でわかった。２カ月を超えて未公示が続いた事例だけで４８件に上る。同省は６日、チェック体制を整える方針を発表した』

多くの人が意見公募や政策の説明会が形だけのものになっていると感じている。だから意見を出しても無駄だとは言わないが、制度が有効に活用できる環境が整っているのかが問われるだろう。

公共行政の中で住民に意見を求めてそれを政策に反映することは必要な事だ。行政の場合先に結論が決まっていて、形だけ意見公募を求めるように見られるものもある。制度が効果的に運用されているのか？住民がその制度を理解しているのか？さらに試行錯誤が続くのだろう。