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風力発電で米国がトップ 世界全体で導入加速

2009-02-08 04:55:02 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN002Y685%2003022009

『【ワシントン3日共同】2008年に世界で風力発電の出力が前年比で約1.3倍に急増し、米国がドイツを抜いてトップに躍り出たことが、世界風力エネルギー協会(本部ベルギー)の統計で3日までに分かった。
 オバマ米大統領は3年間で風力や太陽光などの代替エネルギーを倍増する方針を打ち出しており、米国の風力発電導入はさらに加速しそうだ。
 同協会によると、08年に世界全体で新規に導入された風力発電の出力は約2700万キロワットで、1位の米国(31%)と2位の中国(23%)あで半分以上を占める。この結果、既設の総出力約1億2100万キロワットのうち、約2500万キロワットの米国が約2400万キロワットのドイツを上回って首位となった。
 日本の新規導入は米国の20分の1にも満たない約36万キロワット、既設では約190万キロワットにとどまり、いずれも国別上位10位以内に入っていない。
 同協会によると、08年の風力発電市場は475億ドル(約4兆2600億円)と好調だったが、金融危機の拡大で新規事業への民間融資が停滞するようになったため、政府による投資が期待されているという。』

風力発電でアメリカがこんなに頑張っているのに、日本の新規導入はなぜこんなに少ないのだろうか?日本は風力発電に適した国のはずだ。日本の海岸線は風力発電に適しており、さらに海上にも大規模発電所を作ることができる。

風力発電は商用ベースでも採算があう発電であり原子力政策を進めるよりはより安全なシステムである。電力会社や国は政策を転換して普及を進めるべきではないか。

これからは石油会社が太陽光発電に乗り出したりする時代だ。既成の概念にとらわれ、そこから脱却できない化石人は自然と滅びてしまう。電力会社が電力量削減のコンサル業に乗り出したり、小規模コージェネ発電に乗り出したりすれば、自分の首を絞めるようなものと考えられるが、実はそれこそ生き残り戦略である。

世の中には様々な価値観がある。それをそのまま受け入れることのできる人と、そうでない人とは大きな差がある。日本の政治や経済が停滞しているのはまさにトップの考え方にこのような傾向があるのではないかと考えてしまう。もっと自由に発想し、異なった考え方も取り入れることのできる柔軟性が今、求められているのではないか。




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