レスター・レヴェンソンが考案した<「私」の図>と<六つのステップ>
「人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド」
第1部 セドナメソッド基礎編 25
第6章 さらに深いレベルの解放-----四つの欲求を手放す 125
第10章 第1部のまとめ P199
本章ではレスター・レヴェンソンが考案した<「私」の図>と<六つのステップ>について述べます。
「私」の図 P200
制限の感覚のすべては、個人としての「私」の認識からやってきます。 人は生まれるとき、一定の傾向を持って生まれてきます。
しかし、こうした傾向があったとしても、自分を周囲が言うとおりの「私」だと信じるようになるまでは、苦痛を固定したものとして抱き続けることはないのです。 経験していると感じられるどんな苦しみも、縛られていると感じられるどんな制限も、自分というものの表面に重ねられているにすぎません。 セドナメソッドを使うと、無限の可能性にかかった覆いをとることになります。 思考や感情や欲求のすぐ後ろにある無限の可能性に気づくようになるのです。
「私」の図について気づいてもらいたいことは、ページのほとんどが空白部分であることです。 無限の可能性を見ることは、この空白部分を見ることに似ています。 セドナメソッドを使って私たちが行っていることはいわば、ページにまだ残っている制限(思考、感情、欲求)に消しゴムをかけて、少しずつ消していくことです。 それが解放です。
では図の一番上にある「私」の文字を見てください。 それは「僕、ヘイル」「私、(あなたの名前)」というように自分を認識する際の制限された感覚を表しています。 「私」に付随するプログラム(思考や感情、欲求)がなければ、無限の可能性へとすぐに戻っていきます。
図を下へと一つずつ見ていきましょう。
分離欲求は、無限の可能性から離れた個人だという感覚から来ています。
分離欲求の下は、身 体として生存したいという欲求(安全欲求)です。
安全欲求は、自分という存在は自分がまとっているこの制限された身体だという仮定に基づいています。
身体は最小限の自分であって最大限ではありません。
解放することで身体が自分のすべてではないとわかるでしょう。
安全欲求を手放せば、より安全だと感じ始めるでしょう。
安全欲求の下には承認欲求があります。
私たちは皆に愛され、好かれ、気にかけてもらえれば安全に生き延びることができると信じています。
何とかして自分の外側からの愛と承認を得る必要があると信じているのです。
承認欲求を手放すと、より愛し、承認され、承認していると感じることに気づきます。
承認欲求の下には制御欲求があります。
自分の望む方法で相手の承認を得るために、相手を制御したいと思います。
あるいは他人や愛とは無関係な明らかな脅威を感じることがあります。
そういう場合は、身体として安全に生存するために、承認のためではなく、直接制御したいと思います。
制御欲求から安全欲求へと向かう矢印が表すのはこのことです。
4つの欲求すべては9つの感情の状態に至ります。
無気力(Apathy)、
悲しみ (Grief)、
恐れ(Fear)、
渇望(Lust)、
怒り(Anger)、
誇り(Pride)と、
制限されている勇気(Courageousness)、
受容(Acceptance)、
平安(Peace)です。
これら (Apathy, Grief, Fear, Lust, Anger, Pride, Courageousness, Acceptance, Peace) の頭文字を並べたAGFLAPCAPが、図では制御欲求の下に書いてあるのはそのためです。
感情は承認や制御、安全を得ようとし、分離の感覚を保とうとするために使うものです。
感情はまた、思考の動機にもなります。
解放すれば思考は自然に変わる P203
六つのステップ P206
六つのステップは、セドナメソッドのエッセンスの精髄です。1974年にレスター・レヴェンソンが、解放の全手順を要約するために作りました。
参考サイト:
Releasing Six Steps (レスター・レヴェンソンの6ステップのリリース) - 01
人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド amazon.co.jp
参考サイト
2012年06月 : リモート・ビューイングの世界
直観 : リモート・ビューイングの世界
セドナ・メソッドの創始者レスター・レヴェンソンは「直観はいつでも100%正しい」と言っていたそうです。しかし、多くの人は制限された感情に直観が覆われてしまっているため、正しい直観力を発揮出来ていないようです。
「人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド」
第1部 セドナメソッド基礎編 25
第6章 さらに深いレベルの解放-----四つの欲求を手放す 125
第10章 第1部のまとめ P199
本章ではレスター・レヴェンソンが考案した<「私」の図>と<六つのステップ>について述べます。
「私」の図 P200
制限の感覚のすべては、個人としての「私」の認識からやってきます。 人は生まれるとき、一定の傾向を持って生まれてきます。
しかし、こうした傾向があったとしても、自分を周囲が言うとおりの「私」だと信じるようになるまでは、苦痛を固定したものとして抱き続けることはないのです。 経験していると感じられるどんな苦しみも、縛られていると感じられるどんな制限も、自分というものの表面に重ねられているにすぎません。 セドナメソッドを使うと、無限の可能性にかかった覆いをとることになります。 思考や感情や欲求のすぐ後ろにある無限の可能性に気づくようになるのです。
「私」の図について気づいてもらいたいことは、ページのほとんどが空白部分であることです。 無限の可能性を見ることは、この空白部分を見ることに似ています。 セドナメソッドを使って私たちが行っていることはいわば、ページにまだ残っている制限(思考、感情、欲求)に消しゴムをかけて、少しずつ消していくことです。 それが解放です。
では図の一番上にある「私」の文字を見てください。 それは「僕、ヘイル」「私、(あなたの名前)」というように自分を認識する際の制限された感覚を表しています。 「私」に付随するプログラム(思考や感情、欲求)がなければ、無限の可能性へとすぐに戻っていきます。
図を下へと一つずつ見ていきましょう。
分離欲求は、無限の可能性から離れた個人だという感覚から来ています。
分離欲求の下は、身 体として生存したいという欲求(安全欲求)です。
安全欲求は、自分という存在は自分がまとっているこの制限された身体だという仮定に基づいています。
身体は最小限の自分であって最大限ではありません。
解放することで身体が自分のすべてではないとわかるでしょう。
安全欲求を手放せば、より安全だと感じ始めるでしょう。
安全欲求の下には承認欲求があります。
私たちは皆に愛され、好かれ、気にかけてもらえれば安全に生き延びることができると信じています。
何とかして自分の外側からの愛と承認を得る必要があると信じているのです。
承認欲求を手放すと、より愛し、承認され、承認していると感じることに気づきます。
承認欲求の下には制御欲求があります。
自分の望む方法で相手の承認を得るために、相手を制御したいと思います。
あるいは他人や愛とは無関係な明らかな脅威を感じることがあります。
そういう場合は、身体として安全に生存するために、承認のためではなく、直接制御したいと思います。
制御欲求から安全欲求へと向かう矢印が表すのはこのことです。
4つの欲求すべては9つの感情の状態に至ります。
無気力(Apathy)、
悲しみ (Grief)、
恐れ(Fear)、
渇望(Lust)、
怒り(Anger)、
誇り(Pride)と、
制限されている勇気(Courageousness)、
受容(Acceptance)、
平安(Peace)です。
これら (Apathy, Grief, Fear, Lust, Anger, Pride, Courageousness, Acceptance, Peace) の頭文字を並べたAGFLAPCAPが、図では制御欲求の下に書いてあるのはそのためです。
感情は承認や制御、安全を得ようとし、分離の感覚を保とうとするために使うものです。
感情はまた、思考の動機にもなります。
解放すれば思考は自然に変わる P203
六つのステップ P206
六つのステップは、セドナメソッドのエッセンスの精髄です。1974年にレスター・レヴェンソンが、解放の全手順を要約するために作りました。
参考サイト:
Releasing Six Steps (レスター・レヴェンソンの6ステップのリリース) - 01
人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド amazon.co.jp
参考サイト
2012年06月 : リモート・ビューイングの世界
直観 : リモート・ビューイングの世界
セドナ・メソッドの創始者レスター・レヴェンソンは「直観はいつでも100%正しい」と言っていたそうです。しかし、多くの人は制限された感情に直観が覆われてしまっているため、正しい直観力を発揮出来ていないようです。