わるだくみ

400KATANA（バイク）の傷みが激しい。
以前から気にはなっていたのだが、外装の日焼けがひどく、
特にタンクの塗装はパリパリのガサガサ。
ひび割れたクリア層が白い幾何学模様を描いている。
さらに震災で倒れた時の傷が痛々しい。

踏ん切りがつかないまま、こんな状態になってしまったけれど、
とうとう塗装に出す決心をした。
ガレージができて、屋内保管ができるようになったことですし

そんなわけで12月23日。
借りた軽自動車に400KATANAを積み込み、塗装屋さんのもとへ出発
目指すのは、1100KATANAの時もお世話になっている塗装屋さん。
新しい高速ができたので、以前より近くなったような気がする。

高速を降りると、「さきたま古墳群」の看板が目に入った。

さきたま古墳・・・最近何かで目にしたような・・・
思い出せないまま進むと「行田市」「城下町」云々の看板が。
辺りは、収穫後の田んぼが広がるのどかな風景。
なんか城下町のイメージと違うなー、と思っていると。

「忍城」の看板発見！
あー「のぼう様」のところじゃないですか!!
映画はまだ見ていないけれど、小説の方を読んだばかり。
それで「さきたま古墳」が記憶の隅っこに残ってたのね。
「忍城」の見学行きたいけど遠いから無理かなーと半ば諦めていたけど、
まさか今回の通り道にあるとは!!びっくりです。
それにしても。
こんなどこまでもまっ平らなところで、よく水攻めしようとか思ったなー。

さて。
話しがそれてしまったが、お昼前に件の塗装屋さんへ到着。
塗装箇所や色などを打ち合わせ。
漠然と次も「赤銀」がいいなーと思っていたけど、
一言で「赤」と言ってもいろいろ。
もともとの色を参考にしようにも、日焼けしすぎてもとの色がわからない。
（ちなみに現在の外装は、赤銀の250KATANAのものをそのまま移植しています）
さらに。同じ色でも、下地に塗る色によっても見え方が変わってくるそうで・・・。
KATANAの集まりでカッコイイ赤色のKATANAを見かけるけれど、
「あの赤色にはそんな秘密があったのねー」
と感心しつつ、サンプル両手に400KATANAの周りをグルグル。
3時間以上も長居してしまった。

400KATANAを塗装屋さんに託し、夕暮れ迫る道を帰る。
忍城見物は、400KATANAを引き取りに来る時までお預け・・・かな。