あけちのショシマ的生活

ショシマ(初心者マークの略)的な驚きや発見を綴るブログ。

祖父、襲来

2007-09-20 22:34:00 | ウチのこと
前回の続き。やっぱり数日前の話。

久々の実家帰省だったので、みんなでランチを食べに行った。
福島の様子も見たいし、帰る時について行こうか・・・母がそんな話を切り出した。それに過剰に反応したのが祖父である。
「オレも連れであべ(連れて行け)。あさって温泉に行く約束してるから今日でねばわがね(出発は今日じゃないとダメだ)。」と、完全に一人で盛り上がっている。返答を渋っていると、祖父はムッツリと機嫌を損ねてしまった。
はいはい、連れて行きます。連れて行きますよ~。そのかわり・・・
「車で5時間かかるけど大丈夫?」
「明るいうちに到着したいから、ご飯食べたらすぐ出発ね。」

かくしてバタバタと荷物をまとめ、あわただしい出発となった。祖父母と母と私、大人4人が軽ワゴンに乗り込み出発!運悪くその日仕事だった父と弟は置いてけぼりだ。
車で5時間の旅は私でも少々つらい。高齢の祖父には酷なのではと思ったのだが。途中で寝ることもなく、ずっとハイテンションの絶好調でトークを繰り広げていた。祖父、齢80超えてまだまだ現役・・・。

無事、明るいうちに福島に到着。
そして落ち着く間もなく祖父の夕飯コール。さすがに疲れているのだろうと、お気に入りの定食屋さんに連れて行くことにした。が、運悪くその日はお休み。秋刀魚のお刺身定食食べてもらおうと思ったのに・・・。電気の点いていないお店を前にガックリしていると、後ろから祖父が「早く、早く」とせかす。結局、最寄の「回る御寿司屋さん」に落ち着いた。100円皿を積み上げておいて、大声で板前さんを絶賛する祖父・・・。恥しいので思わず他人のフリ。結局4人で¥3,000ナリ。わぁ、とってもリーズナブル♪もっと良いもの食べさせてあげたかったけど、祖父は大満足してるみたいだからいいか。

翌日は、観光物産館「ら・ら・ミュウ」へ連れて行ってみる。
朝ごはんに出したメヒカリ(シシャモのようなお魚。実は深海魚らしい)が大変お気に召したらしく、大量に買い込んでいた。そんなに生モノ買って、大丈夫かな~。
たくさん買ったお土産(生モノ)が心配なのか、祖父達はあわただしく実家へ帰っていった。

そー言えば祖父、始終「ひ孫はまだか、死ぬ前にひ孫が見たい、ひ孫、ひ孫」と連呼していたが・・・あれだけ元気なら「お迎えのヒト」も避けて通るでしょう。そんなに焦らなくてもいいと思うんだけどな。こればっかりは急かされてもねぇ。授かりモノですから、なんとも・・・。

大雨

2007-09-20 07:00:35 | ウチのこと
数日前の話。
旦那が出張で留守の間に、急遽実家に行ってきた。実家でお昼だけ食べて車で北上。親戚の家へと向かうことになった。

天候は雨。途中、北上川を越えると、そこは濁流と化していた。川の回りに生えていた木々の間を川は流れて行く。橋の下にあった実家の豆畑は水没してしまったらしい。茶色く濁った水が飛沫をあげ、見ているだけで吸い込まれてしまいそうだ。水はまだ堤防の内側を流れているけれど…
「水増しすんでねが?(洪水になるんじゃないか?)」
そんな会話をしつつ、さらに北上を続ける。

どうやら雨は、北に行くほどひどいらしい。数時間親戚の家で過ごし帰路につく。行きでは使えた高速道路が通行止めになっている。国道は混むだろうから、と裏道に入ったらこちらも渋滞でノロノロ運転。高速道路の影響ってこんなに出るのかとびっくり。

至る所で消防車を見掛けた。最初は火事でもあったのかと思ったけど、どうも数が多過ぎる。そんな事を考えていたら、前方に巨大な水溜り発見!そのまま突っ込んだら、意外に深い!自分と対向車があげた煙幕ならぬ水幕(?)をみごとに被り、一瞬、前が全然見えなくなる。カーラジオをつけると、大雨洪水警報とともに「○○センターに非難してください」という避難勧告(?)のアナウンスが流れていた。避難勧告が出てる地域はっと・・・まさに今自分が走行中の地域。ということはさっきの巨大水溜りは、道路が潅水しかかってたのかな?

いつもは2時間くらいで帰れる道のりを、4時間かかってしまった。慣れない裏道で途中道に迷ったせいもあるけれど。翌日、ニュースで被害の状況を見てびっくり。幸い、実家の辺りは洪水を免れ一安心だ。巻き込まれなくて良かった。ちゃんと天気予報見て出かけないと危ないね。