燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

リバウンド 自己流にアレンジは困ります

2011-11-13 12:20:56 | 燈(あかり)健康塾 正しいダイエット
実際に健康指導をすると、出てくる問題がリバウンドです。
2~3ヶ月くらいまでは、無理なく、順調に減量します。
ところが、そこから自己流にアレンジしてしまう人がいます。

ある程度成功したので「ちょっとぐらい休んでも良いか」と気持ちが緩んだり、
逆に一層の効果を出そうと思うのかもしれません。
しかし、簡単な事も理由があるのです。

例)助言→自己流アレンジ
座ってする運動→寝ながらする
火を通した野菜を毎日食べる→サラダを食べ放題にしてご飯を減らす
野菜を毎日食べる→一種類の野菜だけを毎日食べる
膝痛があるので歩かず、膝のストレッチで膝を強化する→痛みが無くなったので
テレビで歩くのが良いと言ってたので歩いて痛みが出てきた。

私の助言では、段階的にごく簡単な事を運動や食事で1~2つずつするだけなので
無理なく減量します。
これは、その人に合わせたやり方を考えて助言しているので
勝手に変更されると困るのです。

膝の痛みが無くなってもしばらくは膝のストレッチをやめてはいけません。
歩くのも少しずつです。
様子を見て増やしていきます。

同じカロリーでも、食べ方や食材の内容で全く違う内容になります。
食事や運動は、他の人が効果的だからといっても
必ずしも誰にも適していると言う訳ではありません


3ヶ月くらいで少しリバウンドしたり、減量効果が停滞する方の面談時に
確認すると、自己流のアレンジが必ずあります。


焦って失敗するより、少しずつ確実に減らす事が大切です。
『急がば回れ』です。


もっとも、一度自己流にしてリバウンドすると後からは私の助言どおりにしてくださる方が多く
ほとんどの人はそれなりに減量できていますが、「回り道になった分が惜しいなぁ」と、思います。


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