燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

管理栄養士になり健康ダイエットを広めたい理由

2011-07-13 19:30:30 | 健康ダイエットを広める理由
私が管理栄養士を志したのは、両親の病気で栄養の重要さを知ったからです。
そして、その介護と死はとても辛いものでした。

脳梗塞で半身不随の母は、好き嫌いが激しく、病院や施設での食事をほとんど残していました。何を食べさせたらよいのか分からず、病状が安定し、特老に入所したのを機に栄養士の学校に入りました。

母は、私の卒業を待たずに、亡くなりました。
同じ頃、知人の娘さんが拒食症で亡くなりました。
娘さんには会った事はなかったのですが、少しふっくらした顔付きだったと聞きます。

拒食症は心の病気でもありますが、やせ願望の若い人についても気になっていました。
私自身も若いころ体重が重いのが気になり、無理なダイエットでやせたもののひどい体調不良で悩んだことがあったからです。

栄養学を学べば学ぶほど、私や世間のダイエット情報が間違っている事や、栄養学もまだまだ進歩途上である事を知りました。

そして食事に対する貧しい栄養知識、サプリメントや漢方薬の怖さをしりました。

「○○さんが良いと言ってたから」「テレビで言ってたから」
その理由だけで、人は安易にサプリメントを購入し、ダイエットを始め、身体に良いと言われる薬を飲みます。

メディアでは玉石混交の情報が錯綜しています。

少しの運動と食事を変えるだけで健康に暮らせるというのに、わざわざ、漢方薬やサプリメントや置き換えダイエットに高価なお金を払い身体を壊していく人々。私の母もまたその一人だったのです。

母の入院中も沢山の人が母と同じ病気で入院してきました。
そして今もたくさんの家族が私と同じ思いをしているのです。

中年を過ぎて大学に編入し、栄養指導をしたいがために栄養教諭、心理カウンセラー、フードコーディネーターなど、栄養指導に必要と思われる勉強をし、一度は病院に就職しましたが、厚労省が定めた保健指導担当導員の講習を受け、実際に指導員として沢山の方の指導に当たりました。


治る病気なら良いけれど、今のところ糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞は一生薬が必要です。
心筋梗塞は発症すれば、一生9種類の薬を死ぬまで飲まなくてはならないそうです
日本の薬は優秀ですが、経済的にもきついです。
食べるものも規制されます。

人間は120歳まで生きられるようにプロミングされています。
今は少子化ですが長寿の世の中です。

人の世話にならず、仕事をしつつ、元気に生きていく事が、子や孫孝行であり、社会の為になります。



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