燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

管理栄養士が健康的のための正しいダイエットに必要な栄養、や運動の仕方についてよもやま話をします。

恩師と語る

2011-07-30 21:23:35 | 日記
久しぶりに母校の大学に行きました。
大学では、健康ダイエット普及が私の目標なので、
管理栄養士だけでなく、栄養指導に必要だと思い、
栄養教諭や大学でしか取れない心理カウンセラー、
その他の資格を貪欲に取っています。

時には、辛い事や、嫌な事もあった短大や大学生活でしたが、
今は、本当に短く充実した幸せな時だったと思えます。
私が、高校を卒業してから、すぐに入学していたら、
あんなに勉強しただろうか、と疑問です。

私の熱意に負けて、資格を取得しただけでなく、
学部を超えて、たくさんの聴講を許してもらえたので、
その知識が役だっています。大学の寛容さに感謝しています。

人には適切な時期があり、
それがあの時だった
のでしょう。
そして、勉強できる環境にあった幸せに感謝しています。

関係した先生方は多いのですが、卒業時に転勤されたり、
定年退職された先生が多く、
年々、残る先生は少しになりました。

今回は、仕事の相談で、一人の先生にアポを取りました。
期末でとても忙しい時期というのに、授業前に時間を作り、
茶菓子やコーヒーを用意して、待ってくださいました。

その後に、懐かしくて不在を覚悟で、突然、伺った学部長先生
(私の在学中は教授でしたので、帰宅後に役職を知り、驚きました)。
嫌な顔一つせず、お茶まで入れて下さり、私の栄養指導の話を、
会議ぎりぎり前まで笑顔で聞いました。
どちらの先生も傾聴すべきは私の方なのに…。

昨日は、お二人のおかげで、とても勇気付けられました。
本当に嬉しく、どこまで、できるか分からないけれど、
頑張る気になれました。
暑い日だったのに爽やかな日でした

私には両親もなく、今は、実家と呼べる場所はどこにもありません。
子ども達は成人し、全員別々に暮らしています。
でも、何人かの友人や、積極的に応援してくれる先生や叱ってくれる先生、
笑顔で励ます先生に恵まれました。
母校は、私の心の拠り所です。
その発展を祈っています。

仕事に関しては、最終的には自分が頑張るしかないので、
落ち込む時もありますが、こうして頑張れるのは、
そんな周囲の皆さんのおかげだと感謝しています。

人には限られた時間しかありませんが、
いつか、きっと報われる時が来ると信じ、働き、
子どもを育て、母を看取りました。

『今より、若い時はない』。

その言葉を座右の銘にし、今まで困難に立ち向ってきました。
気がつくと、私に残された時間はそれほどありません。
今まで、自分が積み上げたものはわずかかもしれないが、
それを生かすべき時期に来ているのではないかと思うのです。

栄養士への道に導いた母の優しい笑顔が脳裏から消えない限り、
母と共に苦しんだ日々を忘れず、ひとりでも、
私達のような思いをする人が減るように、
初心貫徹したいと思っています。

すみません。
今日は、栄養や健康ダイエットと違う話に脱線してしまいました。


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