コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

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おとしものはきみがきたみちにきっとおちている

2012年11月08日 | 旅行
富山県を旅行してきました。

本当は以前行った「おおかみこどもの家」に行きたかったんだけど、平日で人があまりいないと思ったからやめた。あそこは多くの人と触れ合えたからこそよかったんです。
まずは上市の観光協会へお礼参り…といきたかったんだけど、早すぎたために開いていなかった。駅前をぶらぶらして立山方面に向かうことに。
しかし!
ここで大事件が発生!


いい加減にポケットに入れておいた帰りの高速バスチケットがない!ない!ない!!!
焦りに焦った。上市を立って立山方面の電車にすでに乗り換えたときに気づいたのだ。
上市駅に電話してトイレとか一応心当たりのある場所を探してもらったがないという…

失意のまま立山駅に。

二層構造になっています。下が地鉄。上がアルペンルート。

紅葉がすごい!



近辺の図です。

本当はおおかみこどもの映画にも出てきた称名滝や悪城の壁も見に行きたかったけど、チケット紛失の悲しみと経済的見地から断念。「せめて来た記念に」とたった一枚残されていたXLサイズのTシャツを購入して上市に引き返す。



途中の乗換駅である寺田駅がまたコヨーテさんの心をくすぐるんだ。



上市に戻ったコヨーテさんは「どうせチケットもあるわけないよな…」とやややさぐれた気持ちを抱きながらそれでも探すことに。

な、
な、、
な、、、
なんと!!!!!!!


チケットが落ちていた~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!

うん、ちゃんと自分の字で書いてあるよ!もう本当に「またチケットを買わなくちゃ…」と諦めていたときのことだったからね。泣く程嬉しかった。

観光案内所にお礼を言った後に、勧めてもらった地域の物産お土産販売所に向かった。
バスで行くよう勧められたがコヨーテさんは自分の足で、自分の意思で向かった。

こういう田舎ならではの風景を見ながら、

歩くこと40分!
着いたよ!


店のおばちゃんは恐縮しながらレジをアレしてくれた。いえいえこっちが恐縮しなければならない。大したモノは買えませんで。


でも、旅行に来たらただ観光だけして帰るよりこうやって地元に少しでもお金を落とすことは本当に大事だと思うよ。


富山市への帰りの地鉄。

お~い!上下逆やないかい!!
それともこれがデフォルトか?



時間をもてあます感じなので結局また『おおかみこどもの雨と雪』(19回目)を鑑賞することに…

高岡駅にて。

氷見線乗りたかったけどおおかみこども見たら時間が間に合わないから断念。


今回はコヨーテさんと、他におねえちゃんが一人いて都合二人しか客がいなかったのですが、途中でそのおねえちゃんが帰ってしまったので(なぜだ?雪が降って雪原に繰り出す直前の盛り上がるシーンなのに!)、ほぼコヨーテさんの貸しきり状態に。
こんな状態でもきっちり上映してくれる富山県に感謝します。
メモを取りながら見たのでより細かいところまで見られた。このメモはたぶん後日このブログにて紹介する予定。
普段映画館で見ていると「人前で泣いてはいけないプライド」がリミッターとなってしまうが周りに客がいなかったため、流れた涙の量は一番多かったよ。


普段はただ通り過ぎるだけのこのシーンでも、

「ああここで『どんな顔してるかな』とか考えていたんだなぁ…」とか思うとすごく泣けたんだ。
コヨーテさんが生まれた時も、そうだったのかな。


なんだかんだでおおかみこどもな旅でした。
もっと計画してから来ればよかった。やりたいこと半分もできんかった。
人間は失敗して学ぶ生き物です。









雪がとけたら、また行くよ。