コヨーテ一人旅

早く人間になりたい

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明けないし暮れない

2018年12月31日 | 雑記
今年も仕事仕事でいろいろ制限のあった年。
つーか、まだコヨーテさんは数日間勤務が続きます。


それが終わらなきゃ年越しとは呼びたくないですがまあ区切りとして。


そして相変わらずの記事更新の遅さですが、とりあえず当ブログはやめることはないので、気長にお待ちくだせえな。


それじゃ今年はこの人に締めてもらいやしょうか。


ぬるぬるリベンジ

2018年12月24日 | 鉄道
久しぶりに18きっぷを使って大井川鐵道を旅してきました。定期的に景色を見たくなるね。



金谷駅の売店でけっこうグッズを買い込んだらおばちゃんから「たくさん買ってくれたからタダでいいよ!」とおにぎりセットをもらいました。いきなり人の温かさに感動。


いつ見ても古い電車はいいですね。
新金谷駅に着くと、今日はトーマスもジェームスも走るので子供が大勢!でも、

トーマスばっかりじゃなくてこういう古い電車にも目を向けましょうや。



というワケで黒いSL。そういや下り方面のSLはすんごく久しぶりな気がする。


客車も味があっていいじゃないですか。

市外局番が5桁の頃の広告ですよ。


時間が本当にゆったり流れているような感覚になるんですよね、毎回。風景の影響もあるんだろうな。



千頭駅からバスで寸又峡。運転手さんのドラテクには相変わらず頭が下がります。(コヨーテさんもトラドラなのですが…)

「夢の吊橋」を見て、ダムカード(実は2度目)をもらってきて、ほどよく脚が疲れていたので…

温泉!
コヨーテさんの好きなぬるぬる系のお湯ですが、かなり熱めでしたね。だからかなり風呂上がりでも暖かさが持続していました。洗い場の蛇口の湯温調整が難しかったです。寸又峡温泉は「美女づくりの湯」として有名だそうですが、「石鹸を使わない方が美肌効果があります」と書いてあったからそうしました。お肌スベスベになったかしら?



再びバスで千頭駅、そして普通列車で帰宅であります。


大井川沿線の温泉で入ってないのはあと接岨峡温泉だけですかね。また来なきゃ!

寿司!花!風呂!能登!

2018年12月16日 | 旅行
北陸巡り&いつものアレ。


夜行バスで新高岡駅にて降りましたが雪が降りしきっていてどうなるかと心配でしたが…



金沢市に着く頃にはすっかり止んでいて安堵。初めての兼六園です。
金沢市は競馬場に行くくらいだけであとは乗り換えくらいだったですね。


人間年齢で30を越えて、庭園とか見るのが好きになりましたね。都内でも六義園とか向島百花園とか浜離宮とか行ってますよ。


金沢城公園も行きましたがこちらは復元ですのでまあ適当にアレ。



能登かがり火号で七尾に向かい、

何度かすでに乗っていますが、のと里山里海号に乗車しました。

今回は初めて食事つきプランにしました。豪華なシースーつきでやすよ!コヨーテさんは初めてフグを食べました。ピリピリしてないからたぶん大丈夫だと思うな。



「オユ10」も変わらず存在しています。

この説明看板は見るの初めてかな?

ポストも相変わらず。年賀状送ろうかと思いましたが年賀状は消印入らないんだっけか。




のんびりと風景は過ぎていきます。湾の内側だからかなり波は穏やかです。



そんなこんなで穴水駅。

すっかり晴れていました。上着がいらないくらい!



古い電車の写真も撮りつつ周囲を散歩し、しっかりおみやげも買って金沢経由で富山市へ。



翌日はすっかりお馴染み「花の家」へ。
降雪が心配されましたが寒かったのは高岡だけだったみたい。

気候的にはオフシーズンなのですが、それでも10人くらい来ていただきましたね。寒い中ありがとうございました。
周辺の掃除なんかをしていたらあっという間に時間が過ぎました。



あれっ?なんで富山競輪場の画像があるんだろうな?なんでかなぁ…。


とにもかくにも、

素晴らしい山々の景色ですなぁ!


桜の季節にまた行くよ~。

残るもの なくなるもの 残されるもの

2018年12月02日 | 鉄道
青森県に久しぶりに行きました。主に鉄道成分です。

思わぬ形で「継承」とか「存続」とかそういったものを考えさせられる旅となりました…。



夜行バスで五所川原まで行きまして、

久しぶりの津軽鉄道。前回はただ単に乗るだけだったんですけど、今回はしっかり観光しようと思って金木駅で降り立ちました。


五所川原駅では雨混じりでしたが金木駅に着く頃にはすっかり雪。でっかい折り畳み傘は持ってきていたけどそれ以外には雪の用意してないよ~。


斜陽館。太宰治の生家で中を自由に見られます。コヨーテさんはあまり太宰は詳しくないのですが、当時の洋風建築といいますか、そういった建物の趣は好きですねぇ。

そして津軽三味線会館。生演奏がありましたが大興奮。身体に響く音は本当に心にも届きます。



再び電車に乗って津軽中里駅。前回はここからバスで奥津軽いまべつ駅にすぐ行ってしまいましたが、今回は、

「金多豆蔵(きんた・まめじょ)人形劇場」を訪れました。月一度、月間の最初の土曜日に公演があります。100年以上続く伝統芸ですが、世相を反映させてそれを劇に乗せるなど、今の人にもわかるように出来ているので取っ掛かりやすかったですね。いかにも手作りな感じが暖かみがあり、見に来てよかったです。お子さんも見ていたけど、ちょっと残酷なシーンもあったからそういうのがいやな方は気にしたほうがいいかも。
時間があったので急いで周辺を散策して、コメリがあったので雪用あったかスニーカーを購入。これが役に立った。





そしてこの12月1日から運行開始となったストーブ列車で五所川原駅まで戻りました。
ストーブでは乾きものならば自由にあぶってOKなので、車内で売っているスルメをみんな焼いていました。車内がいわゆるイカ臭い状態になってしもうた。ちなみに日本酒の車内販売もあります。
けっこう客車にスキマがあるのか、窓際に座っていたコヨーテさんは寒く感じてしまったんだけど、個人差なのかねぇ?でもこの雰囲気はいいなあ。



五所川原駅に戻って、立ちねぷたの館。前回来た時に有料ゾーンは見学したので無料ゾーンでゆったり。相変わらずでっかいのぉ。



寄り道で新青森駅で降りたら巨大梅沢富美男が。さっき見た立ちねぷた級でしたぞ。

んで、青森駅近くで宿泊。


翌朝。

始発に近い電車で浅虫温泉へ向かいました。

この「あさ風呂きっぷ」は、早朝の時間帯限定発売ですが、浅虫温泉の南部屋海扇閣(なんぶや・かいせんかく)という浅虫温泉駅の近くにある大きなホテルの展望風呂に入れる上に、朝食バイキングもついた至れり尽くせりの企画きっぷです。


というワケで利用しましたが…
お風呂がなんと地上9階にあるので夜明けの海の絶景が素晴らしく、しかも朝食バイキングがおいしいおいしい。これで2000円弱なんだから、じゅうぶん以上に元は取れますよ。オススメ。



浅虫温泉周辺を散策してみましたが、ガイド地図をよく見ると「浅虫ダム」と書いてあるので、調べたらダムカードを配っているらしい。時間もたっぷりあるので行きました。


この辺りはホタルの里らしく、でっかいホテルのモニュメントが。ちなみにここではダムカードは配っておらず駅近くの道の駅で配っていますが、ダムに行った証明(カメラの画像など)が必要になります。

もらったー!


駅に戻るとけっこうな人だかり。それだけたくさんの人が泊まっていたんだね。

売店で浅虫名物「久慈良(くじら)餅」を買いました。ちなみにさっき紹介した「あさ風呂きっぷ」をレジで見せると一部の飲食品が割り引きになります。もちもちの食感と甘さがたまりまへんなあ!


再び青森駅へ戻って…

今度は初めての津軽線へ。



蟹田駅からは年季の入ったこの車両。

海沿いで雪の多い路線はだいたい似通った趣がありますね。コヨーテさんがいろんな乗ってきた中で、周囲の雰囲気がなんだか旧北陸本線の、富山から直江津までの辺りに似ていましたね。



終点の三厩駅。簡素な造りでしたが待合室は暖かかった。
龍飛崎へのバスが出ているけれど、コヨーテさんは時間がないので来た列車でそのまま引き返し、

津軽二股駅。北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅の隣にありますが新幹線と津軽線の接続はされておらずどちらも本数が少ないのでかなり待たされることがあります。そういう人のために隣には道の駅があり物産の買い物ができます。


30分ほど待って奥津軽いまべつ駅。実家近くの上野原駅が最近こんな感じになっちゃいましたね。



新幹線で七戸十和田駅に降り立ち、バスと徒歩で向かった先は、

旧南部縦貫鉄道の旧七戸駅跡。97年に休止、02年に廃線になった路線なのですが、有志のみなさん、利用者のみなさんのおかげで旧七戸駅と車両は残されています。

1日6往復。便数は多くないもののちゃんと地元の足としての役割を果たしていました。

車庫には当時のままの車両が静かに眠っていました。

中も見られました。運転席も、

そして、客席も。

バスの車両をそのまま流用できる「レールバス」といわれるタイプです。少ない乗客の輸送にはこのタイプがいちばんコスパがいいのだったとか。

正直、乗ったこともないし、その存在すらあることを知ったのは最近だったのに、なんだか残っていることに涙が出たんですよね。歳のせいもあるんだろうけど。(前夜に聴いたオードリーのオールナイトニッポンでも「内藤のプロフェッショナルで号泣した」と語る若林さんにちょっとした同意を覚えた)
5月の連休には毎年屋外に出てくるらしいのでその時また行きたいですね。

休止日の乗車券(復刻)を買ったりいろいろグッズを買って、案内してくれたおばちゃんにまた来たい旨を伝えて後にしました。


そして青森で最後に向かったのがここ。

旧十鉄電車の三沢駅の待合室&駅そば屋。
前にもたしか当ブログで取り上げたんだけど、来年にここが取り壊しになってしまうんだとか。

この趣はなかなか出せるもんじゃないですよ。
そば屋さんはしばらく仮店舗に移って、やがては今の青い森鉄道三沢駅に移るんだとか。
でも…また言いますけどこの雰囲気は特に再現難しいですよ。

残ってほしいんだけど…時の流れには逆らえないですよね。


いろんなことを思った青森旅でした。