岩手・花巻農協本部横の農産物産直センター「だだすこ」に顔を出す。さすが東北の農産物は量とその質において凄い迫力である。
特に注目は、雑穀類。日本一の収穫。無農薬の産物ガ豊富。この内陸の野菜類日本一と沿岸被災地の海藻も日本一の地域。
日本一が目白押しだが、中でも熱心な地域物産開発の町がある。「紫波町」である。圧倒的なラ・フランス(洋ナシ)の生産、第三セクターガ経営する
ホテル、ラ・フランス温泉は特産品の開発に熱心で、近隣の施設と比較するとかなり凄みがある。
特に温泉の支配人は特産品開発部長として多くの特産品をしたの開発しながら、近隣で第一の温泉集客力をもっている。「親水型健康複合施設のモデル」にふさわしい。[motimotiハムカツ」が美味い。
でも、2年半前まで、農産品特に果実の品質の高さ、人気の糖度が高い桃、さくらんぼ・・・・いわき漁港に上がる一級品の魚達・・・・・・・福島。
原発事故・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・営々と築いた地域の産物や魚達、一瞬にして、我が故郷
を追われいまだに帰れぬ人々。地域によっては30年以上帰れない町。家畜を泣き泣き放棄して逃げた酪農家の心のうちは如何ばかりか。
県民200万人を見捨てるのか、子供たち30万人の被爆検査が何故進まないのか。
今の子たち、そして被爆2世の染色体をむしばむ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生まれた子、何かあった時、日本人の貴方、私を含めて責任があります
この事態を想定した私の友人は故郷で、「福島原発建設反対の旗」を降り続けた。そして事故が起きた。NPOをたちあげ懸命にもがきながら「将来の子
―日本の宝」をまもる努力をかさねている。先日友人と東京で逢い、自分たちで出来ることを模索しています。汚染を基から除去したいものだ。
「それは、お前の仕事ではない。東京に戻ってこい」。大学同期の声だ。
馬鹿いうな!俺はおまえたち年金ボケのいうことには耳を貸さない。xxx年も前からやっている「日本人が病気にならない運動」はやめる気はない。
「健康」を生業とする人間だから、もう2年半も被災地支援、ボランティア活動を継続している。この間、世界中のボランティアと知り合った。
中に技術者もいた。福島へのヒントが透けて見える。
暮から、福島事故に係る「じぶんで出来る事」をやるために、時々、岩手東和温泉、龍王治療院から、東京、福島、広島、長崎を駆け巡りたい。
何があっても、今日も明日も、林檎の木を植え続ける。