お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

小島田の田んぼも、片貝の田んぼも、麦が一斉に芽生えました

2008-11-25 22:19:55 | ヒゲクマとキキの日記

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今朝の赤城山、鍋割まで山頂が白くなっていました。

雨上がり、低い雲がたなびいています。

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赤城山を見たあとであった白猫さん、陽だまりにいるのを撮ったら、ただの白いかたまりになってました。

ヒゲクマは、写真が下手です。

  

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片貝の田んぼも、小島田の田んぼも、一斉に麦が芽吹きました。

いいですね、麦の柔らかな新芽、群馬の冬が来ます。

  

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小島田では、南天の赤い実とヤツデの白い花が一緒してます。

穏やかな日差し、小春日和でした。

  

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小島田の仕事場から戻ってから、関根町の商工連まで、会長さんにいただいて、お預けしていたお酒をザックを背負って取りに行きました。

群馬大学病院のイチョウが見事に色づいていました。

  

お酒をいただいて、戻り道に出会った猫さんたちです。

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黒猫さんは敷島町、あとのは昭和町の猫さんです。

いるんですね、どこにも猫さんが。

  

戻り道、井田金次郎先生から電話をいただきました。

「こないだ話した本が見つかったから『土佐』に来られるかい」

『土佐』って、立川町通りにある飲み屋さんです。

早速、出向きました。

本を、三冊お借りしました。

『土佐』とお借りした本の話は、そのうちご紹介します。

  

11月19日 商工会連合会の高橋会長さんに話したこと⑥

━ 市町村合併で商工会の合併の話しも出ているんだけど…

━ 今回の市町村合併で市に合併した町村の商工会の合併であれば、あまり望ましいこととは思いません。合併によって、行政は速やかに一体にならなければいけないのは当然のことです。でも、地域の皆さんの生活はそんなに簡単に一体にならないです。それは、過去の合併で立証済みです。旧大胡町や旧宮城村の皆さんからお話をお聞きしていますが、まだ、前橋市民でなく、大胡町民であり、宮城村民です。皆さんの意識が共通の何かを手にするまでは、選択肢を減らしてはいけないと思います。まずは、それぞれの商工会が門戸を開いて、よその皆さんにも利用してもらうことの方が大事なことだと思います。

  

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柚子のママレード、來々軒のラーメン

2008-11-24 17:41:54 | ヒゲクマとキキの日記

今朝は、赤城山を見ませんでした。

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柚子と遊ぶのが忙しかったのです。

写真は、二つに切った柚子から種を取り除いたところです。

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柚子の果汁を手で絞りました。

絞りきれない分は、薄皮ごと取り出して、シンクの水切り袋に入れてよく絞ります。

残ったカスは、今夜のお風呂で使うと柚子湯になります。

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皮は薄く切って、水にさらします。

ここまでやって、朝のお仕事が終わりました。

使った柚子が22個、1個の皮を四つに切ってからスライスするのですが、1切れを25ぐらいにスライスします。

ですから、2200回くらい包丁を動かした勘定になります。

プロの職人さんは偉いですよね、毎日こういう仕事しているのですから。

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キキは近づくと叱られるので、少しはなれたところで背中を向けて見張っています。

時々、こちらを振り返ります。

  

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用足しに出かけようとしたら、キキは椅子の上でお昼寝してます。

寝顔に、「留守番よろしく!」です。

  

用足しついでに、才川通りに住んでおられる歌人の井田金次郎先生のお宅にお邪魔しました。

しばらくご無沙汰していたので、お詫びかたがた、近況をご報告してきました。

お土産に、立派な葉付き大根をいただきました。

    

お昼は、「來々軒支店」でラーメンをいただきました。

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昭和6年創業、ヒゲクマが生まれて初めて食べた中華そばはコチラのお店のでした。

勘定をしていたら、ご主人に声をかけられました。

「お客さんは、小さいころからよくお見えになりましたよね」

「はい、日吉町に住んでいたものですから、出前もお願いしてました。児童館のそばの佐藤です」

「ああ、佐藤さんちの息子さんでしたか、これからもよろしくお願いします」

この歳になっても、幼顔が残っているのでしょうか。

  

ご用を済ませて、家に戻りました。

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キキは、出かけたときと同じ椅子の上で、むっくりと起きだしました。

<ちゃんと留守番してたよ>

「寝てたくせに、よく言うよ…」

  

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柚子をママレードに仕上げました。

皮が1.6キログラム、果汁がレモン果汁を足して600グラム、グラニュー糖3.5キロで、約5キロ強のママレードができました。

冷凍して、来年の春まで食べます。

  

外は雨です。

でも、キキにご飯あげてから、メゲズに、晩酌しにまちに出かけます。

今日は、まちで猫さんに会いませんでした。

珍しい一日でした。

  

メゲズに雨の中、呑竜仲店に晩酌に行ってきました。   

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戻って、ラーメン作りました。

ヒゲクマ、一人のための特製ラーメンです。

  

11月19日 商工会連合会の高橋会長さんに話したこと⑤

━ 前橋はいいけど、町村は難しいぜ…

━ そうですね、町や村の商店や食べ物屋さんは大変ですね。地域の皆さんが、外にできた大型店や郊外型のお店に流出してます。都市部よりも大型店や郊外店に対する依存度が高くなっているように思います。でも、小売商やサービス業は、従来のお客さまが少なくなったときはやることは二つしかないと思います。一つは、商圏を拡げて新しいお客さまを獲得すること、もう一つは、商品・サービス・業態を工夫して、他では得られない商品やサービスを供給することだと思います。結構、町村部でも、インターネットを使ったり、郊外店に商品を供給したり、会員制のサービスを導入したり、手づくりの商品を開発したりして頑張っている皆さんを見ます。凄いなと思っています。私が、るなぱあくの園長としてやったことは、そういう小さなお店の皆さんの工夫を真似しただけです。あんな小さな遊園地を何とかするのは、商圏の拡大と、他の遊園地に絶対ないささやかでも心の通うサービスをお贈りすることだと考えました。私の先生は、まちの中で、資金力も人材もない状態で、必死に工夫を生み出している小売商やサービス業の皆さんでした。

   

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ウトウす守番してたよ


野村たかあきさんの「暮れ展」、平出豊さんの「崩 彷 放 平出豊展」 

2008-11-23 20:30:30 | ヒゲクマとキキの日記

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今日はお休み、我が家の2階の窓から見える赤城山です。

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野村たかあきさんの「暮れ展」に出かけました。

お世話になっている方に差し上げる暦を分けてもらいます。

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でくの房の前まで来たら、のれんの下の打ち水を猫さんが飲んでいました。

邪魔しないためにしばらく見てました。

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こんな猫さんです。シャム交じりのミックスです。

  

でくの坊の中に入ったら、こんな猫さんに会いました。

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これは、

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野村たかあきさんの傑作絵本『ばあちゃんのえんがわ』の登場猫さんです。

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「暮れ展」は、野村さんの版画、彫刻、絵本の作品が展示されています。

右のお花がきれいに飾られているところは、普段は、作業台が置かれ、野村さんが版画を彫ったり絵を描いたりする作業スペースです。

「きれいに片付けちゃいましたね」って野村夫人に言ったら、

「その分、家のほうがガチャガチャになっちゃって…」と笑ってました。

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これが、「鬼の版画暦2009」の1月と2月の版画です。

  

「昨日は、白菜漬けだったんですね」って、「厨房に入る」の話です。

「次回は、○○か、△△にしようかなって考えているんです」

「わあ、△△の方がいいな」

「そうなったら、試作品持ってきます」

「嬉しい」

野村さんが出かけていたんで、野村夫人としばらくお喋りしてました。

   

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ご用があってまちに出かけたら、中央通にあった元群馬銀行中央支店 の建物が、柱と梁だけになっていました。

まち中に、突然大きなアート作品が登場したみたいで可笑しかったです。

  

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これを見ていたら、平出豊さんの彫刻展が開かれるのを思い出しました。

元総社の国道17号線に面したノイエス朝日で、11月29日から12月7日までです。

平出豊さんには、桐生にあるアサヒ養護学校のモニュメント製作してもらいました。

  

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夕方、上毛電鉄の踏み切りで猫さんに会いました。

こちらを振り向きながら、線路を歩いていってしまいました。

  

11月19日 商工会連合会の高橋会長さんに話したこと④

━ あんたが書いてるの読むと、前橋のまちは何とかなるのかなと思うけど…

━ 楽観的ではありません。でも、悲観もしていません。まちを支えるために一生懸命になっている人はたくさんいますから。商店に限って言えば、問題は後継者の問題です。この国の家族在り様の変化が、家族経営を難しくしています。家族の変容に対応できる家族経営の形が必要です。それから、新規出店しようとする若者にとって、前橋の地代は高すぎます。高い地代が新規の出店を押さえ込んでしまっています。これは深刻な問題です。

  

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白菜漬け(朝日新聞「ヒゲおじさん厨房に入る」)、

2008-11-23 07:28:31 | 「ヒゲおじさん厨房に入る」

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22日の朝日新聞群馬県版「ヒゲおじさん厨房に入る」です。

今回は、本文は白菜漬けの漬け方、レシピは「白菜とベーコンの簡単煮」です。

  

実は、ヒゲクマはまだ白菜を漬けていません。

気温が高くて漬ける気にならなかったのです。

白菜漬けの漬け込みの適温は最高気温が10℃以下だと思います。

でも、家の中で漬ける皆さんは、こんな適温の議論はしてられません。

そういう皆さんのために、保存方法も含めて書きました。

 

漬け菜はみんな一緒です。小松菜で復習しましょう 

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小松菜を干しています。

小松菜だと半日、四つ割りの白菜だと一日干してください。

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干した菜っ葉の目方を、ちゃんとはかりで計量します。

使う食塩は、干した菜っ葉の3~4%です。

新聞では、室内漬けを前提に、4%と書きました。

何回か漬けると、自分の好みの塩加減が分かってきます。

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漬け込みです。

キッチリ詰めて、平らに漬け込むことが大事です。

唐辛子のほか、切り昆布、柚子などをお好みで入れてください。

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重石を乗せて、家の中で一番涼しいところにおきます。

写真では、小松菜は水分が少ないので、5.5キロの重石を二つ使っています。

一つでも大丈夫です。

一日で、水が上がります。

水が上がって3日もすると、菜っ葉と塩がなじみます。

だから、4日目から、食べられるようになります。

食べられる状態になったら、すぐにポリ袋に小分けして詰めて、冷蔵庫(野菜庫で可)に保存します。

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これは、7月に紹介したしば漬けの保存の写真ですが、小松菜でも、白菜でも一緒です。

暖かい室内に放置すると、薄塩の漬け菜は雑菌が繁殖してしまいます。

必ず、この方法を使ってください。

  

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挿絵を描いてくれている、野村たかあきさんの来年の暦を即売する「暮れ展」が始まってます。

郵送をご希望の方は、電話注文もできますよ。

ヒゲクマは、今日行ってきます。

  

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昨日の朝一番に会った猫さんです。

タバコを買いに行ったコンビニのゴミ箱の上で、来るお客さんみんなに声をかけていました。

きっとおなかが空いているのだと思います。

  

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昨日の赤城山です。

日吉町の群馬大学付属小学校前の歩道橋の上で見ていました。

   

夕方から、八展通りの「ひろ子」でSさんの誕生祝があったので、お祝いに差し入れを作りました。

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左と中は、牛肉と舞茸の中華風のおこわです。

ナッツとゴボウも入っています。

右は、ミートローフ、にんじん、チーズ、サヤインゲンを入れました。

型を使わずに、アルミ箔で巻き寿司のように巻いて、端をしっかり閉じて、オーブンで焼きました.

ヒゲクマも参加、9時前には帰宅したのですが、疲れて寝てしまいました。

それで、ブログが今朝になってしまいました。  済みません。

 

11月19日 商工会連合会の高橋会長さんに話したこと③

━ 前橋に来た時よく寄るレストランで、調理人が代わってしまってまずくて食えなくなっていたけど…

━ そういうことは当然起きています。その一方で、昨年末、銀座通りに「ふく成」というふぐ料理を中心にした和食のお店を開いた若者がいます。ちゃんと東京の一流どころで修行してきています。「食べ物にお金と時間をかけない」って言われている前橋でも、この店はちゃんとお客さまをひきつけています。大事なことは、一生懸命努力しているお店を、しっかり応援していく市民がいるかどうか、試されているのは、お店をやっている人だけでなく、私たちでもあると思っています。

   

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赤城山を三回見て、三月兎へ行きました

2008-11-22 00:22:15 | ヒゲクマとキキの日記

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今朝の赤城山、桃木橋の上から見てました。

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川岸の運動場で、朝早くからグランド・ゴルフをしている皆さんがいました。

ふと気づくと、桃木川の河原を一匹の猫さんが走ってゆきました。

  

小島田の仕事場を10時に出て、前橋市役所に行きました。

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途中、自転車の進路をふさぐ猫さんがいました。

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案内されたお家の物置に、こんなのと、こんなのがいました。

見てたら、おうちの小島田の仕事場にてきたので、「みんな飼っているのですか」ってお尋ねしました。

「餌やってるだけよ」

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案内してくれた猫さんは、先客のお食事終わるのを待っていました。

  

市役所のお仕事済ませて、一旦家に戻りました。

高崎商工会議所に御用ができたのですが、風が強いのと遅くなりそうなので自転車を家に置いて、両毛線で行くことにしました。

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出ようとしたら、キキが甘えてきました。

セーターに爪立てて、離してくれません。

でも、お仕事優先、留守番を言いつけて、家を出ました。

  

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前橋駅のホームから見た赤城山と、高崎問屋町駅の橋上から見た赤城山です。

今日は何回も赤城山を見ています。

  

高崎商工会議所のご用が済んだら5時半を回っていました。

テクテク、問屋町から成田町まで歩きました。

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信越線の跨線橋の手前で、高崎の猫さんに会いました。

あんまし、前橋の猫さんと違っていませんでした。

  

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たどり着いたのは、こんなとこ、もう日が暮れて真っ暗でした。

松岡さんの「三月兎」です。

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お店の中は、こんな具合です。

25年間、ちっとも変わっていません。

ただ、松岡さんが歳とって、この店を教えてくれた茂木正男さんが逝きました。

お酒を飲んで、お話しました。

  

今日は、幸せでした。

  

11月19日 商工会連合会の高橋会長さんに話したこと②

━ 前橋の食いもん屋はどうだい?

━ 飲み屋はめっきり減りました。みんなのライフスタイルが変わってしまったんです。仕方のないことだと思います。食べ物やさんは、それなりだと思っています。むしろ、もっと自慢してよいお店がいっぱいあると思っています。自分が、毎日酒を飲ませてもらい、食べさせてもらっている店を、誇りに思わないといけないと感じています。

  

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