朝食すましてすぐに西に向かいました。国道１７号の竪町で山都園のご主人が降り積もった欅の落葉を片付けていました。これからしばらくの間、毎朝、山都園のご主人は朝の風景の一部になります…
中央大橋の上から見た榛名山です。今日は、あの山の麓まで自転車で走ります、腰痛でしばらく運動不足、それが身体に影響し始めてきたので、風の出てくる前に一走りです。
問屋町抜けて元総社に入ったら、朝ごはんすませた猫が日光浴を始めていました。「暖かくていいね…」、＜………＞お返事なしでした。
高崎に入ってすぐ、上毛国分寺跡です。塔の基壇脇の公孫樹はまだちゃんと色づいていません、その右側に榛名山の多分浅間山という嶺が見えています。
国分小学校の裏手の農道から見た榛名山です。まだずいぶん遠くに見えています。左の尖がっているのが相馬岳、その右が二ッ岳、右端が浅間岳（？）だと思います。
国分は野菜の産地、写真は叔母さんが一人でタマネギの苗の植え付けをしているところです。このあたりでは、こうしてマルチを敷きこんだ畑に、１本１本苗を手で植え込みます。
白菜畑、ここで作られる白菜を「国分白菜」と呼びます。漬け菜にすごく好適な白菜です。柔らかくて肉厚で…。
もう収穫も始まっていました。出来をお尋ねしたら、「いいよ、いいのができてるよ」って言ってくました。うれしいですね、おいしい国分白菜が食べられます、
明和県央高校の脇の駐車場を歩いている猫がいました。ゆっくりゆっくり歩いていました。
明和県央高校の前から見た榛名山です。このあたりは、新しい住宅がずいぶん増えました。榛名山の上には少し雲が増えてきました。
金古小学校の南側、道祖神やなんかが集められていました。並んだ石造物のはずれで、サビ猫が日向ぼっこをしてました。分かりますか、写真では左隅です。
こんな猫です。ヒゲクマが気になるらしくて、首を伸ばして見ていました。
高崎市の金古から榛東村の広馬場に入りました。広馬場の農道から見た榛名山です。ヒゲクマはこういう道を走るのが大好きです。でも、まだ１０時をちょっとすぎたばかりなのに、雲が増えて、風が吹き出してしまいました。
宮昌寺というお寺の境内の水子地蔵尊の脇のカエデが赤く色づいていました。ここから、「八之海道」と表示された信号のある角をこえて、榛東ぶどう園の方へ向かいました。
もうここは、自衛隊の相馬原駐屯地のすぐ南側です。集落の向こう側は、演習場、ヘリコプター旅団の演習場です。榛名山はこんな小さくなってしまいました。
左の写真の峰は相馬岳、中の写真の大きな樹の向こうアンテナの立っている峰が二ッ岳です。右の写真の右端の峰は浅間山だと思います。
雲が出てきて、日の光が当たっているところと当たってないところが模様になっていました。
この写真を撮って、榛名の峰を見ながら休息をしている間、自衛隊のヘリコプターの爆音が絶え間なく聴こえていました。
ちょいと移動してヘリコプターの着陸進入コースが見えるところにきました。双ローターの大型ヘリコプターが着陸態勢に入っています。
大型ヘリコプターは大きな角度で着陸進入はできません。翼で飛ぶ飛行機とたいして変わりない小さな角度で着陸進入します。だから、とても大きな騒音が広い範囲に広がっています。
移転後の前橋赤十字病院は地上へリポートを持つのだそうですが、こういうヘリコプター騒音になるはずです。大丈夫なのかな…
ここで、今日は榛名山とさようならです。あとは、下り坂を楽しみます。
この道は榛東村の広馬場から高崎市の箕郷に下る道です。もうペダルをふむ必要はありません。ありふれた風景を眺めながら、ノンビリブレーキのコントロールをしています。
榛東村の広馬場と高崎市箕郷町の本田上の境まできたら、煙草屋があって、自動販売機が並んでいます。水分補給をすることにしました。
自販機脇の日当りのよい椅子の上でくつろいでいる猫がいました。「こんにちは」って挨拶したら、後ろから「その子美人でしょう、うちにいる猫の中で一番器量良しなの…」人間の声です。
振り返ると煙草屋のおばさんが出てきて、私に話しかけています。「ええ、きれいな猫ですね…」
もう一匹の小さな猫がでてきて、おばさんの足元に座り込みました。「ああ、これ、この子は未熟児だったのを面倒見て育てたのよ。もう２歳になるんだけど大きくなれなくて、病気がちで手がかかって大変…」、大きくなれない猫は、おばさんの足元から離れようとしません。
「その美人の子、小百合って名前つけたの。知ってるでしょう、有名な女優さん、彼女の名前もらったの…」
はい、器量よしの小百合ちゃんをとくとごらんください。確かに、きれいな毛並みをしています。寝姿も、色っぽいかな…
猫好きのおばちゃんのお話はまだまだ続いて、あったかな缶紅茶を２本も飲んじゃいました。
帰り際、「俺についてきねえか…」、小百合を誘ったら、＜アッカンベー＞だってさ。美人猫の舌出しって、結構きついぜ…
傷ついたヒゲクマは一気に前橋まで下りました。
前橋公園まで来たら、幼稚園の子どもたちが丸くなってお弁当を食べていました。いいな、まぜてほしいな…
家に戻って美人猫の小百合のことをキキにしたら、キキは大きなあくびをして聞こえない振りをしていました。
これは、朝ごはんのおかずです。左は生タラコの甘辛煮、作り方はコチラをごらんください。右はコカブとベーコンの炒めものです。輪切りにしたカブにちゃんと火が通るように焼くのがコツ、味はコショウと醤油です。
夕飯は煮込みおでんを作りました。大根、八つ頭、コンニャク、昆布、竹輪、ゴボウ巻き、はんぺん、鶏つくね、袋が入りました。
右の写真が袋と、つくねです。袋は鶉の卵とおろした蓮根が入っています。おろした蓮根のモチモチした食感が大好きです。つくねは、鶏のひき肉にゴボウのみじん切りとゴマが混ぜ込んであります。
二代目は、八つ頭と大根が気に入ったようでした。
写真は
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次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」（朝日新聞群馬県版）は、１１月１３日掲載予定です。今回で掲載６０回目を迎えます。ほんとうにありがたいことです。感謝。