融通無碍なる留学生活

~豪に入っては豪に従います~

青空の下で歌う。

2007年02月27日 | 音楽

新学期が始まったばかりの大学の雰囲気というのは独特だ。
あちらこちらでサークル等の勧誘で華やいでいる。

今日は私が1ヶ月前から所属している合唱団Macquarie University Singersもそうした宣伝活動を行った。若者が極めて少ないこの合唱団・・・メンバーは大学職員やOBの年配者が多く、キャンパス内では微妙な雰囲気を漂わせる団体だったに違いない(笑)

通常は100名くらいの大所帯だが、今日は平日とあって、出てこられたメンバーは20名くらい。中世のヨーロッパ世俗歌曲や謎のアフリカ(と思われる)歌曲など、たくさんのレパートリー。昨晩のリハーサルで初めて見た楽譜もあったけれど、下記の作品を楽しく歌うことができた。

Thoinot Arbeau :Belle qui tiens ma vie
John Dowland: Come again, sweet love
Anonym: Dona Nobis Pacem
Anonym: Gaudeamus Igitur
attr.Henry VII: Pastime
Thomas Ford: Since first I saw your face
?アフリカ?: Singabahambayo
Anonym: Pase el agoa

モーツァルトのAve Verum Corpusもレパートリーにあったのに、周りが騒がしすぎてかき消されてしまうということで、突如廃止に。いつも歌うたびに泣きそうになるくらい好きなので残念だ。かつて楽理科受験塾の故中内詢子先生が「あれ以上美しい音楽はない」と珍しく熱く強調していたのも思い出される曲だけに。。。

ところで。こちらに来てから英語力の悩みは尽きないのだけれど、特に最近、この合唱団のおじちゃん、おばちゃんたちが、何やら親切に話しかけてきてくれるときに、これぞオーストラリアの英語ですか?!?!という感じで、何がなんだかさっぱりわからなくて困る。とりあえず、自分の息子が日本にいる、とか、日本にいたことがある、とか、日本日本とうれしそうに言ってきてくれることが多いので、「そうですか~」とニコニコしてごまかしている。笑うだけで、寡黙なメンバー。でも、音とりなら、まかしてくれ。

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2 コメント

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Unknown (あっちゃん)
2007-02-27 18:24:29
いけなくてごめんよ~。
今日は朝からダメダメでした・・・。

おじちゃんたちのダミ声オージー英語はわかんない
よね!日本語の津軽弁とかも聞き取れないから、
英語だったらなおさらわかるわけないか・・・。

楽しげに続いててなにより!
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Unknown (ajskrim)
2007-02-27 21:07:41
だいじょぶよ~今日のはちょっとしたモノだからね。もし時間が合えば、ブラームスにはお越しくださいませね。

もうホント、オージー英語、だめ。おばちゃんたちの甲高くて早いオージー英語も、なんかかわいいんだけど、ほんとムリっす。
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