会津盆地北東の拠点、松本氏の居城「綱取城」 北塩原村北山
会津古城研究会長 石田 明夫福島県耶麻郡北塩原村北山 会津若松ICから車で30分
会津盆地の北東、裏磐梯入り口に位置した山城です。戦国時代、米沢方面の伊達氏に対し、大塩の柏木城の次に守りの拠点となる大規模な山城です。当初、葦名氏の重臣松本氏が築きましたが、松本氏は葦名氏に反逆し、この城は一度落城しています。その後、1580年代に大改修され、石積石垣を持つ城に改修されています。平場と土塁、竪堀、堀切が明瞭に残っています。北塩原村役場の北東、中学校のそば、要害山にあります。
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