石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の城15 綱取城

2006年11月20日 | 会津の城

会津盆地北東の拠点、松本氏の居城「綱取城」 北塩原村北山

会津古城研究会長 石田 明夫

福島県耶麻郡北塩原村北山 会津若松ICから車で30分

061119_002 会津盆地の北東、裏磐梯入り口に位置した山城です。戦国時代、米沢方面の伊達氏に対し、大塩の柏木城の次に守りの拠点となる大規模な山城です。当初、葦名氏の重臣松本氏が築きましたが、松本氏は葦名氏に反逆し、この城は一度落城しています。その後、1580年代に大改修され、石積石垣を持つ城に改修されています。平場と土塁、竪堀、堀切が明瞭に残っています。北塩原村役場の北東、中学校のそば、要害山にあります。

会津の歴史は「考古学から見た会津の歴史」へ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。