石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の城25  冬の鹿垣防塁跡

2007年01月12日 | 会津の城

伊達政宗に対抗し築いた萱峠「鹿垣防塁跡」 北塩原村

会津古城研究会長 石田 明夫

福島県耶麻郡北塩原村大塩  会津若松市ICから40分

070112_046天正13年(1585)、裏磐梯の桧原湖から会津に入る米沢街道(現村道)沿いの萱峠には、伊達政宗の会津侵攻に対抗し、会津の葦名氏が築いた防塁跡が標高850メートルの萱峠にあります。長さ163メートル、伊達政宗方面に対し高さ20メートル、内側の会津方面で5メートルの高さを持つ防塁で、柵が築かれていました。戦国時代の大規模な防塁は全国的にも珍しいものです。

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