石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の城23  平塚館

2006年12月22日 | 会津の城

平塚氏の館「平塚館」 市街地近くで最も良く残された館

会津古城研究会長 石田 明夫

福島県会津若松市高野町平塚 会津若松ICから3分

Photo_23 会津若松市IC近くの平塚に会津若松の市街地近くでは、最も良く残された平塚館があります。40メートル×50メートルの館で土塁と水堀が巡らされています。この館には、戦国時代には、平塚氏が住んでいましたが、慶長3年(1598)に、春日部氏が新潟県から上杉景勝に従い越後から移りました。春日部市は、奈良の春日神社に仕えていた一族で、その後、千葉県へ移り、南北朝時代には、埼玉県の春日部市周辺を支配する豪族となり、南朝方であった祖先の墓が春日部市の最勝院にあります。水彩画の巨匠春日部たすくの生家でもあります。

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