石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の城10  会津盆地中央にある北田城

2006年10月10日 | 会津の城

会津 北田氏の居城 北田城 

会津古城研究会長 石田 明夫

福島県河沼郡湯川村北田 会津盆地の中央 磐越道会津若松ICから15分060902

会津盆地の中央。日橋川と湯川、せせなぎ川、大川(阿賀川)が合流する湯川村の北田の地は、北に日橋川があり、南が水田となっている場所に位置しています。葦名氏一族の北田氏が築いたものです。ほ場整備でほとんどが消滅しました。発掘調査はされていません。今では、ごく一部、土塁のざんがいがあります。なお、看板があり、絵図が描かれていますが、江戸時代に描かれた「北田村古城之図」とは大きく異なった間違ったものです。

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