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愛讃窯のじょんならんわ

このブログに訪問して頂きありがとうございます
自然から採取した土や岩で焼きものをしたり、たわいもない日常を綴っています

原点に戻してくれた8号窯その2

2012-09-05 00:30:10 | 日記

 
写真は8号窯の窯開き、Uの字に歪んだ所の穴が天井の開いた所です。

窯開き、8号窯の中はまるで鍾乳洞でした。
窯の前列は全滅

絶句しながらも生き残ってくれていた器達がありましたが喜ぶ暇もなく2人展へ

2人展は様々な人達のおかげや地方新聞に載せて頂いたこともあり、本当に感謝に尽きぬ形となりました。

だけど僕自身、楽しかった、やきものが、いつの間にか何にも感じない物になっていました。

身を削って得た代替の疑問

何の為のやきものなのか?

それ以降、答えが出るまで窯を休止する事を決めました。

その4ヶ月後、大震災があり日本に衝撃が走り
僕はただ何にも出来ない自分を見つめ、何の為のやきものなのか?
を考えつづけました

疑問が生じて1年やきものの事さえ考えなくなったある時ふっと答えが落ちてきました

やきものに意味などはない
意味や理由を付ける事が出来たとしても

頭の箱がぱかぱかと何個も開く感じがしました。

やったら面白いだけでええ!
じょんならん位、面白いだけでええでないか!!

あれから僕は面白くて嬉しい自分を感じながら、やきものを再開しています。

長い文面になりましたが読んでくれている方々や8号窯の事を書けれた事に感謝致します。
ありがとうございました。

原点に戻してくれた8号窯その1

2012-09-05 00:20:10 | 日記
のまけんくん
コメントありがとうございます。
書き方が分からなかったので、ここに記します。

写真は8号窯仮焚き

今日は僕の中で忘れてはいけない窯を書かせて頂きます。

一年と半年の時間をかけて造り、一発の窯焚きで壊れてしまった。
8号窯

やきもの4年目に入る頃の僕はだいぶ考えが始めの頃と違っていて、作品が売れて欲しい事ばかり考えていました。

嫁さんとの2人展の2週間前、ギリギリに8号窯が完成。

天井は蛇紋岩(片麻岩)で造った穴窯、いつも取っている原土の元の石だから大丈夫だ、火には強いはず
と、不安感を感じながらの窯の完成。

即座に器を窯に詰め、窯焚きが始まり順調な流れだった。

そう、寝ぼけて真っ赤に焼けたレンガを素手で取りはずすまでは

火傷をし、パンパンに腫れ上がった右手を泥水に浸けながらの攻め焚き突入

窯内が黄色(1100度~1200度)の光になる頃、異変に気付いた

天井から岩が溶けゲル状の物体が垂れ始めた(エイリアンにしか見えない)
そのゲルが器にどんどん、のかっていく

早く止めなければ器が駄目になる、だけど今、窯を止めると器が焼けてない
だけど2人展はもうキャンセル出来ない。

必死に悶絶しながら出た決断はどっちみち器が駄目なら最後まで焼ききろうだった

窯内は真っ白色(1250度~1300度)全身の震えが止まらない、上手く呼吸が出来ず心臓が飛び出しそうだ
目の前の窯内はどしゃ降りの雨のように石が溶けている
それから、あっというまに天井の上の窯土がサラサラ落ちてきた
天井に穴が開いたっ?!

僕は急いで倉庫にトタン板を取りに走り、窯の穴が開いた所に2重に敷いてしのいだ
運良く煙突の引きが強かったため火が逆流する事はなかった

窯の全てを閉じその場で気絶するように寝てしまい窯焚きが終了した。

窯の土造り

2012-09-03 22:05:22 | 土の窯作り
今日も熱いですね~

写真は家の前で、奥の方に見える山は大雪山連峰です。

さあ今日は土を叩くぞ!






原土を叩く道具達です。

今まで何トンの土を叩いたかはわかりませんが、ステンレスのタライ以外はずっと使っている道具達です。

窯を造る土は器を造る土と同じ土ですが、窯土の場合は荒い目(1センチ9マス)でかけています。

僕のやり方は原土を叩いて、ふるいをかけ通らなかった砂利をもう一度叩いています。
これをずっと繰り返し途中、木の根や木っ端があれば摘まんで取る程度で亜炭物はそのまま混ぜてます。

ずーと同じことの連続が続いてくると
[あれっなんでこんな所におるんやろ?]
と意識がさ迷い始めたら、そろそろ完成間近です。

叩き続けて約5時間程でタライが満たされ窯土の完成

 

僕とやきもの

2012-09-02 23:36:53 | 日記
やきものを始める前の旭川にいてた頃、僕は[家にロクロがあって小さな電気窯があればいいな~]程度の趣味を思い描いていた。

ところが・身近な土を焼く芳村俊一著・の本に出会って衝撃が走り、人生の方向転換が始まった

やきものでやって行こう!

とりあえずロクロの基本だけは習わねばと1ヶ月程度、陶芸教室に通いスパッと辞めて
何か良い土ないかな?と思い旭川近郊をドライブしては土ばかりを見ては食べ見ては食べ…

半年後

色々掘って食べたけど、ぜんぜん、良え土か悪い土か解らん

気落ちした時、僕は旭川から鷹栖の山に来ては気を取り戻すようにしていた。

いつものように土の上に寝そべり、ここの土、食べたことなかったなぁと一口食べて飛び起きた。
今でも忘れない

[なんちゅー美味しい土じゃ!!]

瞬間的に涙だが出て止まらなくなり回りを見て見ると土達が宝石のようにキラキラ 輝いている。

ずっと土は待っとったんじゃ、と僕は嬉しくて嬉しくて顔を土でゴシゴシ洗って感謝した。

そこからは流れるように鷹栖町に住み、やきものを始めるに至りました。

あれから6年目

1年間ほど窯を休止する事もありましたが、今年から再開し始めました。

愛讃窯のスタンスは鷹栖町内の素材でやきものを造ることです。
町内の原土、木(薪)岩(釉薬)等々を使い基本的には焼き締めを造っています。

今年5月から始まった9基目の土で作っている穴窯はようやく七合目まで出来上がり
土を乗せてから叩いて締めてを繰り返しながら乾かしていってます。
とても順調です。

穴窯の内側の大きさは
横1.1m奥4mです。

ゆっくり、ゆっくりにしか進まないですが、雪が降る前に窯焚き出来るよう楽しんで行きます。

じょんならんわ

2012-09-01 21:02:42 | 日記
どうも愛讃窯ののぶです。

ようやくブログが出来ました。

コンピュータを前に余りのアナログな自分に、じょんならん(讃岐弁・手が付けられない・とんでもない)と言わざる得ませんが、ゆっくり馴れてきます。

これから窯のことや日々の生活と、じょんならん事も色々書いて行こうと思います。

どうぞよろしく!