goo blog サービス終了のお知らせ 

~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

6年生訪問便り♪

2014年02月25日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日は、暖かくなりそうですね(^-^)

昨日、国分寺の小学校、6年生訪問に行ってきました。
5時間目に、音楽室で行いました。
大きな6年生120名で、端から端までぎゅーとした感じで部屋ごと一体感がありました。



プログラムは、学校からのリクエストで、

6年生の教科書から、『風切るつばさ』
宮沢賢治 『よだかの星』

両作品、もちろん素語りですが、

私の語りスタイル、クラシカルなドラマティックひとり語りの世界を、さらに楽しんでもらうために、

『よだかの星』は桐朋音大2年生の八島伸晃さんのピアノと一緒に語りました。

ピアノと合わせる時は、その時その時でいろいろ曲が浮かびますが、

今回の6年生バージョンは、また大好きな曲ばかりですが、ドビュシー、ラベル、フォーレ、などから弾いてもらいました。



八島さんのピアノは、驚くほどに透き通るようなきれいな音です。
強い音でも極々小さな繊細な音でも、音がにごるということがありません。
宮沢賢治とよだかの美しい魂に響くような音色で、
私も言葉の一つ一つにその想いを込めようと自然に心が向きました。

 

6年生も、『よだかの星』の世界をそれぞれの心の中に広がりをもって聞いてくれたと思います。
息をのんだり、優しい顔をしたり、熱くなるような真剣な眼差しをしていました。

何度かここに、書いたこともありますが、
5年前のある時から、私は、『よだかの星』語りで心がけていることがあります。
6年生の生徒の感想の一言からです。
手を挙げて、感想を言ってくれた6年生の一言です。

「勇気が湧きました。僕は、今から強く生きます」

後で、その少年の二重三重にも重なる辛さを知りました。
涙が出るほど、胸が痛くなる話もありました。

語るときは、基本、力を抜いて、言葉の響きを重視しながら語るようにしていますが、
私は、この『よだかの星』を語るときはそういう意識を捨てます。力強く語ります。
全身の力を込めて、自分を全部さらけ出すような気持ちで、地面を強く蹴るように語ります。
声が震える時もかすれる時もあります。
でも、何も、形にこだわらず、美しさにこだわらず、ただ必死に語ります。
思いに言葉をのせていくだけ、一生懸命語ります。
他のどの話よりも、子どもたちの目を見ます。
目と目でも力を込めます。

そうして伝わるものがあることがわかったからです。

どんなに辛いことがあっても、人にわかってもらえなくても、自分の強い魂を信じて、希望と勇気をもって、高く高くのぼっていきます。

力いっぱい、力振り絞って、勇気を出して、生きていこう!



語り終わって、チャイムまで、あと1分。
卒業へのメッセージを贈り、ジャストタイムでした
6年生との濃い~一瞬を過ごしました

熱い大人に出会うのもたまにはいいでしょ

「声の迫力は、心の熱さに比例する」by やえ


(おまけ)
昼休み、音楽室に遊びに来た5年生と一言のことばも交さずしてコラボ成立の一コマ
曲は♪『もののけ姫』。5年生、今練習しているんですって。

すぐ即興で伴奏できるところがまた彼の得意技です。



ピアノ科と作曲科両方に在籍している八島くん。
今度は『よだかの星』にオリジナルの曲を作ってみたいと言っていました。

いつか、『よだかの星組曲』作曲八島伸晃 で語る時が来るのを夢のひとつに加えました







保育園・幼稚園訪問~おはなし講座便り♪

2014年02月06日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
東京にも雪が降りました。
やっぱり寒いですね~。

節分の日のおはなし会は、府中市の保育園。

元気いっぱい、みんなでわらべ歌♪「鬼の乾布摩擦!」(やえちゃんオリジナル節分バージョンね)から

♪冬のわらべうたメドレー~なーがして~乾布摩擦の歌へと続きます。

「かんぷ~まさつ ゴシゴシゴシ~ひじ神様~腰神様~そして足首神様のうた~~

♪「くるぶしの上の 細くなってるところ あしくびあしくび~」と歌いながら手振りをつけゴシゴシゴシ。

子どもたち、みんなケラケラ笑って、というか大盛り上がりで、寒さも吹っ飛び、ぽっかぽかです

絵本は、



「かえるをのんだととさん」は素語りしました

ととけっこう~まめちょを歌って、小さなボールで遊びました

お家でも、豆まきしました



恵方巻きを作り丸かじり。イワシを食べて、邪気を払い、今年も元気元気です



さて、次の日は、歩いて行ける幼稚園。
立春で春よこい!のおはなし会にしたかったのですが、
なんんと雪!!になりました。

プログラムを大きく変えて、

絵本は、

語りは、『かさじぞう』と『小さな赤いセーター』

火の用心で『しょうぼうじどうしゃじぷた』も読みました。

♪雪やこんこ あられやこんこもみんなで振り付けを考えて元気に歌いました。

わらべ歌は立春から、冬メドレーから春メドレーに変わるのですが、
両方歌いました!

おしくらまんじゅうや、ちびすけどっこいで元気に体を動かし、
なかなかほいをジャンプバージョンで遊びました。

「あついあつい」と言っていた子が何人もいました

私のおはなし会で広めている「乾布摩擦の歌」。
園長先生の許可をいただいて、この歌の時は、子どもたちは、全員半袖になります。
何も言わなくても、前奏を歌い始めると、みんな脱ぎはじめます。

いつも、決まって「やえちゃんも~」と言われ続けていて、
こちらの幼稚園は、もうお付き合いが長いので、みんな仲良しです。

それで、
実は、準備していたのです!
脱ぎました!!(準備万端、さてどうしたでしょう?!)

みんなで楽しく歌い、元気もりもり。
寒さなんてへっちゃらです

私も、インフルエンザ大流行の学校周りをしてますが、
小学校以来予防接種も一度も受けたこともありませんが、
今のところすごく元気です!
油断はできませんが、
たぶん、毎日子どもたちと遊び、歌い、語っていることで、免疫力が高まっているのでしょうね。
いや、たるたるのお腹周りの鎧のおかげかもしれませんね笑。

来週からは、小学校訪問が続きます。
まだまだ、私を待っていてくれるおはなし会があるので、
元気に語れるよう、乗り切りたいと思います。



そして、講座ですが、
すずらんの会さん、ふたば絵本の会さん、お忙しい中、参加してくれた保育士のみなさん、
寒い中の講座でしたが、一つでも二つでも、子どもたちと一緒に歌ってくださいね。

子どもたちの大切な時間を豊かに、そして、愛しく守り、
子どもたちひとりひとりの命が生き生きと輝くように、
私たちも、心をふっくらと保ち、暖かい眼差しと声で、子どもたちに楽しい時間を届けていきましょう。

保育活動にとりいれてくださいね、乾布摩擦いいですよ~~~。

素語りの時間、少なくてごめんなさい。
次は、日本の民話を語りますね。
次回は、ここから行きましょう。


やえ


学校訪問便り5年生♪

2014年01月21日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日も青空の良いお天気でしたね

学校訪問は、五年生でした

初めにいつもの冬のわらべうたメドレーを歌って始めました。

わらべうた「なかなかほい」は、寒いので、ジャンプしながら歌いました♪

私は、語る前に、心臓がドクドクでした

そのドクンドクンのまま、まずは日本民話『ねずみのすもう』を語りました。
5年生なので少しロングバージョンです。

それから、みんなと一緒に、またまた♪「ちびすけどっこい」で四股踏みしました

そして、いつもは素語りする『モンゴルの白い馬』を
今日は、鈴木出版さんの紙芝居にしました



絵本の赤羽さんの絵も素晴らしいですが、この紙芝居の降矢さんの絵もとてもいいです。
脚本も、紙芝居なので、たんたんと時が進む中に、会話が多く盛り込まれ、生き生きと描かれています。
馬の鳴き声や走る音、矢の音も様々に、私もドラマチックに語っていきました。
もともと素語りしていたので、スフや白馬の気持ちを表すシーン、特に悲しみと慰めの言葉は、
ぐっと心を込めることができました。

絵本は大好きな私の冬の定番『月夜のみみずく』です。

もう、これは、ほとんど素語りに近いですが、
絵が素晴らしいので、みんなの目を見ながら、ページをめくり、
その美しい詩から言葉の音符がなるように響かせながら読みました。

最後は、みんなで♪「ゆき」を歌いました

「ゆきやこんこん あられやこんこん~」

みんなでふりを考えて歌いました。
今日だけの、みんなのうた

アンコールはやっぱり『おだんごぱん』

語り終わった後、男の子が「あ~おもしろい、3ねんぶり!!」って。

なぜか、みんなで笑ってしまいました。
3年ぶりでも、みんな『おだんごぱん』の歌、すっごく上手でした~

みんなの笑顔がやえちゃんの元気の素です!
また、元気に会おうね


学校訪問便り♪

2013年06月28日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日の学校訪問は、5,6年生。
今回も「総合的な学習の時間」のゲストティーチャーです。
2,3時間目に図書室での語り授業になりました

今日は、初の試みをしました。
この数週間、ずっと寝不足で書いてきた原稿の初語りになります。

ちょっと大袈裟なのですが・・・

思うところあって、高学年生には、「伝記語り」をしてみようと書き始めました。

第1弾は『野口英世』です


私がここ数年、語り授業訪問をさせていただいて、
5,6年生に素直に思うことは、やはり本を読んでほしいということです。
それも、図書館にある、司書の先生によれば、最近全然読まれていないという「伝記」を読んでほしいです。
希望に燃えて、たゆまぬ努力をし、没頭し、探究し、やがて新しい発見をするようなすごい人にたくさん出逢ってほしい、
勇気と「生きる力」を与えてくれるような、そんな人たちに出会ってほしいと思うのです。

5,6年生にとって、人生はまだまだ長い、これからいろんな人に出会うでしょうと言えるけれど、
「伝記」の人物たちと出会うのも、今この時と言っていいのではないかと思うのです。

「生きていくエネルギーをたくさん蓄えてほしいのです」

そんな思いがわき出たのも、
先日、実家に帰った時、母に自分で整理しなさいと言われたのは、20年前に亡くなった祖父の遺品でした。
その中に、たくさんの私の写真、日記作文や読書感想文がありました。
当時、国語教育で日記を書く、作文を書くという方面に力を入れていたのか、
県や市の国語科の冊子等があり、その中に掲載されたものもありました。
しおりを挟んで、母が祖父に送ったのですね。
すっかり内容など忘れてしまった、作文には、生活感想文、日記、そして、
「野口英世を読んで」「キュリー夫人を読んで」「マザーテレサを読んで」・・・とたくさんの伝記の感想文がありました。

とても単純な文なのですが、当時の純粋な気持ちが真っ直ぐ出ていて、懐かしいのと、その時々の学年での精一杯の想いを感じることができました。
不思議な感動を味わいました。

子どもたちに、伝記をもっと読んでほしい!そう思いました。

なので、今回の原稿は、その「野口英世を読んで」を参考にしました。
5年生に書いた文を参考にするのはおかしな話ですが、
なんと、それは、原稿用紙4枚に収まり、大きな花丸もついていました。
こんなに短く、しかも、まだ、家と学校を往復するくらいが活動エリアだった5年生の私が、
将来のことや、遠くの国のことや、志まで書いているのです。
(ごらんのとおり、志は、あっけなくいつ消えたのか、医者にはなってませんね。さびしい現実ですね・・・
説得力には、ちと欠けるのですが、一度でも、「世界で病気や戦争で苦しんでいる人たちを救えるように・・・」と心に思えたことは、
自分の生きる力になったと思うのです。


大人になると、一度は自分を振り返り、昔の自分は、もう少し素直だったとか、正義感が強かったとか、大きな夢があったとか思うかもしれません。

でも、今、子どもたちは、未来に向かって、毎日毎日生きています。
私ができることは、やはり、お話しかないので、
童話や昔話で、受け継がれてきた心に触れ、伝記物語で人の生き方から、自分の人生に触れ、
「生きるって楽しい!自分の生きている世界は素晴らしい!」と、キラキラ目を輝かせ、元気に逞しく成長してほしいなと思います。


今日、語りでは、20分くらいでした。
語りの導入は、私の5年生の時の作文からです。
さすがに、5,6年生です。お尻も傾けず聴いていました。

子どもたちの反応ですが、「野口英世」知ってる子は多かったです(ほっ)
でも、いろりで左手を大やけどして、手の指がくっついてしまった状況や、お母さんとのエピソード、
『志を得ざれば再び此の地を踏まず"』と生家の柱に刻んだ言葉、黄熱病や梅毒などの医学研究に生涯を捧げた努力と勇気のお話は
やはり知らない子が多くいました。
「野口英世博士はすごい人!と感動しました!」
「僕は実験が好きなので、実験で、まだ知られていないことを見つけたいです」
と元気に感想を言ってくれた男の子もいました。
「今年の夏休みは、野口英世の故郷でもある福島も行きたい」と言っていた子もいました。

自分の子どもの頃の作文がヒントになりましたが、
語っていて、課題も見つかり、もっと良い原稿にしたいと思います。
語りの練習をしなくても、こうして、一生懸命書くと、やはり、語れるものです。
小さい時の想いは、体のどっかに残っているのかもしれません。


その他プログラムは、
昔話・童話は、レパートリーの中から、日本民話『こぶとりじいさん』グリム童話『眠り姫』

「こぶとり~」では、酒盛りのシーンはみんなの間を踊りながら回りましたよ♪
みんな一緒に踊ってくれました
「酒だ酒だ、一緒に飲もう!」とみんなに言ったら
「かんぱーい」とか
「イェ~イ!」とか掛け声をかけてくれました

絵本は愛嬌で、『すいかのめいさんち』もちろん歌つき♪
ゲラゲラ楽しそうでした

まだまだ、お話して欲しいと嬉しい言葉をかけられ、
最後は『おだんごぱん』

5年生の女子4,5名に囲まれて、「来年また来てね、また会いたい」に、ハイタッチで答えました。

「また来るね!」


今日こそ、夜、早く寝ようと思います。

からっと風が出てきたから、このまま、気持ち良くお昼寝してしまおうか・・・・









五年生訪問♪

2013年06月17日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等

今日は、朝から晴れてましたね

梅雨の中休みにしたいこと!
学校訪問

晴れた日は、やっぱり、気持ちがいい

そんな日のはじまりの歌は、

「青空いっぱい ピンピカリン~ 緑がいっぱいそ~よそよ~」

講座で紹介するとみなさんびっくりするのですが、
私のお話し会の「始まりの歌」は、いまのところ5つのバージョンがあります
会場や、メンバー、その日の全体の雰囲気で決めます。
そして、これで、お話の扉が大きく開くかどうかわかるのです。

みんな歌えるかな?
メロディ浮かんでくるかしら・・・

初代♪「愛依の風にのって」
パート2♪「青空いっぱいピンピカリン」
パート3♪「リンロンリン」
パート4♪「これからはじまるわっはっは」
パート5♪「ようこそ愛依のあいさつ」

きっと全部、メロディー歌ってくれる子どもたちもお母さんもいるでしょう。
最近、どのおはなし会でも歌声が大きくなっていますもの!うれしいです

今日の五年生は、ほぼ全部バージョン
大合唱ですよ
すごいです!5年目ですから。
そして、書店やイベントにも聞きに来てくれている子どもたちが多いですからね~~


リクエストは『宮沢賢治特集で』ということでしたが、
子どもたちのリクエストもあって、プログラムは、

 日本民話『こぶとりじいさん』~グリム童話『ブレーメンの音楽隊』~
  そして、宮沢賢治『よだかの星』~『雨ニモマケズ』『竜のはなし』になりました

『よだかの星』と♪「星めぐりのうた」はいつも一緒に歌うのですが、
今日は、♪「夏の想い出」も歌いました。


そして、私の、「夏の思い出」のおはなしをしました。
でも、あのしみじみとした歌詞とは全然違うんです
私の中でも、一番の笑い話です

父と母と一緒に梅干し用の梅の収穫のお話です!

庭に大きな梅の木がありました。たわわに大きな実をつけ、それはそれは香りも良く、この時期には梅の収穫です。
私は梯子を使って、木に登り、ぽとーんぽとーんと腰のかごに実を入れていきます。
ところが・・・!!

これが語りながら、私もいつも思い出し笑いしてしまうほどの笑い話です。
強烈な思い出で、娘たちに話しても、毎回笑ってしまいます。
このお話聞いてみたい人は、どこかでリクエストしてくださいね


来週は、4年生メインは『泣いた赤鬼』です。
大好きなおはなし。
山百合の白が浮かぶようなお話にしたいと思います。

山桜、山藤、山百合・・・山がつくのがより大好き

故郷にあったもの。


私の記憶の中で、宝物のような話をたくさん届けていこう。
今日も、そう心に強く思いました。

目と目を合わせ、呼吸を合わせ、子どもたちと良い時間を分かち合っていきたい。

おだやかな心で。








学校訪問便り(3年生)♪

2013年06月10日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日は、どんよりした曇り空。

でも、私の心は、ウキウキです

国分寺第五小学校の3年生の総合的な学習の時間に呼んでいただきました

テーマは『物語の世界を身体全体で感じ味わおう』



「身体全体で感じ味わおう!」 なんて素敵なことでしょう。

朝から元気に、語って歌って踊ってきました。
今日は、図書館を会場にして下さいました。
ご準備ありがとうございました。


さて、プログラムです

初めの歌、わらべうたに手遊び~~みんなすご~く元気です

自己紹介代わりの『おだんごぱん』~~みんなで一緒に歌も手振りもつけて語りました!!

教科書語り『ゆうすげ村の小さな旅館』~~しっかり勉強している目を全身に受けました。



お話が終わり、こんな言葉が・・・
私が、気持ちで歌った前奏の歌でしたが、
 「なんか、ちょっと違ってたよね、風の声書いて無かったよね」と。
 「でも、本当に、風が吹いたよね。青い風」と真剣な目で言ってくれた子もいました。
  お顔を真っ赤にして、
 「最後の手紙のところがすごく好きだった」とぽつんと小さな声で言いに来てくれた子もいます。

体操遊び歌「なかなかほい」「棒が一本あったとさ」

グリム童話『ブレーメンの音楽隊』

 このお話は、オリジナルの歌がついています。詞にも私の願いを込めました。
 お話の途中から、みんなが『行こう行こうブレーメンへ 丘を越えてさあ進め!」と一緒に歌ってくれました。
 何だかお話と同じように、仲間が増えていくようで、楽しかったです


さよならのあと、駆け寄ってきてくれた子たちが、「ここから帰りたくない」「どこで、やえちゃんのお話聞けるんですか、いつやるんですか、また、来てくれますか」と次々に。嬉しい言葉のシャワーでした
男の子も恥ずかしがらず、握手やタッチをしてくれくれました。
また、男の子が、グリムの話を!
「あのね白雪姫はね、王子がキスして林檎がとれたんじゃないんだよ、家来が石につまずいたんだよ」と。
いきなり、クライマックスのシーンを。

「白雪姫、急にお話が甦ってきたのかな?」
「今度、やえちゃんの白雪姫も聞いてね」と握手しました。

みんな身体全体で感想を表現してくれました。
身体全体で、おはなしの世界を味わってくれたようです


「元気で素直な3年生。

たくさんの豊かな経験をして、みんなで丘を越えて、明るい空を見上げながら、知恵と勇気をもって、前進していってくださいね。

また、会える日を、心から楽しみにしています」

                 やえ







学校訪問便り♪

2013年04月22日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
月曜日。
空は青空。でも、風は少し冷たいですね。

午前中、2時間目に、国分寺第五小学校6年生の語り授業に行ってまいりました。
昨年に引き続き、メインの語りは、6年生学校国語教科書『風切るつばさ』です。



場所は、音楽室。
両側に窓があり、とても明るくて、青空が周りを覆ってくれるような教室で、
声が良く響く、とてもいい雰囲気の音楽室です。

3クラス合同のお話し会になりました。
校長先生は昨年お会いしていましたが、副校長先生も、6年生の担任の先生も変わられて、
子どもたちも初めましての6年生。
先生方も、座って参加してくれたので、私としては、ひじょ~に語りやすかったです!
先生ありがとございました

さて、プログラムは、初めましてのご挨拶歌にわらべ歌、そして自己紹介のような『おだんごぱん』を語り、
6年生のみんなと心を合わせていきました。
さすがの6年生、みんなあっという間に歌に合わせて手振りをし、ぴたっと手拍子もバッチリです
笑顔がこぼれて、目線はまっすぐ、心もまっすぐこちらに向けてくれている様子に私もどんどん集中が増していきました。
みんな素直な穏やかな表情です

さぁ、一緒におはなしの世界へ!

 

語りは、ロシア民話『おだんごぱん』~日本民話『大工と鬼六』~6年国語教科書より『風切るつばさ』でした。
間に、質問コーナー、終わりには感想の声も、たくさん聞かせてくれました。

「風切るつばさは、何度も教科書で読んでいたのに、語りで聴いたら、初めて聞くおはなしのように感じました。」

文字を追う読み方とは、また違う語りの世界。
耳を澄まし、語りで聴き、心で想像してお話を読んでいく。
6年生のみんなは、想像の世界で、どんな物語を作っていってくれただろう。

昨年の6年生が残してくれた言葉のとおり、「物語に輝き」を与えられただろうか。
美しい響き、迫力のある語りになっていただろうか。

実は、これらのことは、語り手一人で生み出すものではないと思っています。
そうなのです。
みなさんから嬉しい感想をたくさんもらいましたが、
全部そっくり、私は、6年生のみんなに返したいと思います。
6年生のみんなの、ゆったり構え、それでも姿勢良く、目は真剣で、一人一人の瞳がくっきりと私へ向かい、
聴こうとしている想いを感じ取ることができました。
それはすごい力です。
私は、みんなのその力を信じ、語りました。

途中チャイムが鳴ってしまいましたが、
ちょうど、「冬が近づいてくる」という言葉の時で、間を開けてぴったりのところでした。
体ひとつ動かさずずっと集中していた6年生。
素晴らしいです。

この、早い4月に出会えて良かった。
一期一会のパワーってすごいです。

そして、今日は、校長先生から嬉しいお誘いをいただきました。
給食です
自校方式の手作り給食をいただきました。
久しぶりに食べた麦入りごはん、さわらのコーンマヨネーズ焼き、具たくさんのお味噌汁など、
とっても美味しかったです

校長室で校長先生と、副校長先生とご一緒させていただき、読書や語りについてのあれこれ話をしながら、
子どもたちの世界を豊かに守り育てていく、私たち大人の役割、社会の役割、「今、見つめ直してていくべきこと」など、
いろいろお話しました。

最後に行きついたのは、やはり「信念をもって子どもたちに臨むこと」でした。

私、相変わらず「読書のすすめ話」の中で、芥川龍之介の話をしていたのですが、
今、校長先生が読んでいる本がなんと、芥川龍之介「地獄変」でした。
読書家の先生と巡り会ってしまうと、話が尽きなくなってしまうのですが、
先生の言葉に印象的な言葉がありました。

「こういう本は、読み応えがありますね」

う~んいいお言葉

子どもたちには、ただ、自分の領域だけの、狭い範囲で感じる面白い本ばかりでなく、
「面白い」という幅が広がるような「読み応えのある本」をぜひ、読んでもらいたいと思います。

それには、そういう良書を薦めてくれる、大人の存在も大切だと思います。
先生だけでなく、家族、身近な人、いろいろな人から。

周りにあるいろいろなものが、軽く小さくなっているけれど、
読み応えのある本を読み、心にずんと残る機会をたくさん得て、心を耕し、豊かな土壌を作ってほしいと願います。
元気な芽がすくすくと大きく逞しく伸びていきますように。

五小の先生方、お忙しい中、お時間を作ってくださりありがとうございました。
とても貴重な時間でした。

「翼を大きく羽ばたかせ どこまでもどこまでも!」

またいつか会える日を楽しみにしています

                  やえ















学校訪問5年生

2013年04月18日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
良いお天気が続き、とても嬉しいです

午前中の学校訪問から今、帰宅しました!
今日の、5年生は、とてもパワフルだった~
私も元気になりました!

といっても、この学年は、3年生から毎年語っているので、すっかり私に慣れてくれているのだと思います
実は、幼稚園からずっと聞いてくれている子もいて、

「私、やえちゃんとはずっと友達なんだよね」といって、休み時間には、私にハグしてくる子どもたちも多いのです。

だから、仲良しが多いわけです
今年は、初めてお会いする先生で、先生の方がちょっと緊張している様子でしたが、
途中からにこにこしてくれて良かった。一緒に、子どもたちと床に座ってくれたし。。。


子どもたちは、何でも、積極的に楽しんでくれたのが嬉しかったです。
本当は、小さな子たちにするようなオリジナルの遊び歌でも、

「こんなの作ってみたけれど、一緒に歌ってくれるかな?」というと

私が、ふっと上に手を挙げただけでも、一緒に手を挙げスタンバイしてくれる。
そのまま、羅漢さんのわらべ歌や、たまごにいちゃんの歌も歌ったけれど、
もう、1回で、満点の花丸~

お天気のせいもあります。
光がキラキラしていて、緑いっぱいの木が歌っているように揺れているのが、窓のすぐそばに見えるのだもの


今日、語ったお話は、
 日本民話『食わず女房』
 宮沢賢治『どんぐりと山猫』
 金子みすず『星とたんぽぽ』『私と小鳥とすずと』


『どんぐりと山猫』は、秋に語りたかったけれど、これはリクエストでした。
大好きな賢治作品。年に1回の学校訪問、語るときは、すべての景色が秋になるように、そう想像してもらうように語るのみ。

でも、五感に感じてもらう語りをモットーにしているので、
『食わず女房』は、5月の節句にしょうぶ湯に入る由来話も含んでいるので
小さい頃のエピソードも交えて語りました。
即興で、♪「柏餅の歌」も歌い、パクッと美味しそうに食べまねして遊びました
みんなノリがいいんだよね~~

みすずさんの詩は、大好きな詩2つ。
みすずさんのエピソードについても少し触れました。

先生から、「とても素敵なプログラムでした。すごく貴重な経験になりました。思わず泣きそうになりました」と言葉をいただきました。

先生の顔を見たら、私もぐっときてしまいました。
私もとても感謝いたします。
今日は、2クラス合同でしたので、60人でした。
子どもたちは、まっすぐ、私を見て耳を澄まして聴いてくれました。
あの目の力が、私に力をくれます。
ありがとうございました。


でも、だんだん、本当に熱くなってきました。
汗、びっしょりでした。
冬の間に、ちょっと体重オーバー気味だったんですけれど、
学校訪問が本格的に始動したので、語るうちにもどってくれるかな、甘いかな


今日は、これからトレーニングに行ってきます!

強いくらいの風が気持ちいい~~







つぼみの会便り♪

2013年03月15日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
再びひまわり幼稚園へ。

4月からの新入園生とお母さんの会。

大きな輪になって、お母さんとたっぷり触れ合いながらのわらべ歌と遊び歌。



先日、年長さんの卒園のおはなし会では、
その成長ぶりに感激、いつまでも名残惜しい会でしたが、
つぼみの会では、「はじめまして」のところから。

「こんこんちきち~」の自己紹介では、お母さんの胸にお顔を隠してしまう子もいます。
みんなといると楽しくて、走りだしてしまう子もいます。
嬉しくて興奮して、叫んじゃう子も。
あ~たのし~
元気元気の子どもたち!!


いよいよ、おはなし会、第一歩
初めのはじめ。

ホールいっぱいを使って、体全体を動かすわらべ歌を歌い、絵本を読み、
その目線を見ると、やっぱり、子どもたちは興味深々。

しかし・・・一番の興味は、私!?

なぜか、私の顔を、指でちょんちょんとする子が多かったです。
聞いたこともないような、じゅ文のような言葉が聞こえたからでしょう

ここから劇的に成長していく子供たち。
見守る気持ちで、出逢いの時を楽しみました。
どうぞこれからよろしくね






わかば学級訪問♪

2013年03月13日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
娘の通っている小学校には、特別支援学級のわかばクラス(1~6年生)があります。
昨日、朝一時間目に、今年度最後のにじいろ文庫訪問にいきました。

先生たちのご厚意により、「国語の授業」として貴重な授業時間内に訪問させていただくことになりました。

ものすごく急なお話だったのですが、
文庫の皆さんの快諾で、ブラックパネルシアター『モチモチの木』マリンバ付きの再演となりました

1年生から6年生まで一緒の「国語の時間」。
床に直接すわってもらう形のいつもと違う一時間。
戸惑うことのないようにリラックスしながら少しずつ。

ブラックパネルを準備している間は、絵本『きょうはみんなでクマがりだ』で
子どもたちと絵本の世界で遊びました。
絵本の絵を楽しみ、言葉を楽しみながら、みんなでページを進んでいきました。
くさむらを「カサカサカサ!」ぬかるみを「ペタペタペタ!」
みんなで一緒に声をだして元気に進んでいきました!!

そして、『モチモチの木』

滝平二郎絵 斉藤隆介作 (岩崎書店版を参考に切り絵で作っています)


これは、最初のシーンが浮かび上がった時、「きれい・・・」と女の子の声。
暗さや、お話の長さはどうかなと少しだけ心配もありましたが、
この声を聞き、ぐっと集中しました。
最後まで大事に語りました。

マリンバは良く響き、子どもたちの世界に澄み渡っていくように響いていたと思います。
暗いところだったので、誰が声をかけずとも6年生が1年生を抱っこしてあげたり、手をつないであげたり、
そんな姿に、じさまと豆太の姿も重なりました。
優しい愛がいっぱいのお話。それは、教室にもありました

最後は、春の詩と歌を歌いました
「目がさめた」という工藤直子さんの詩を語る前に、みんなに質問しました。

「冬の山と、春の山って、違うところある?」って。

すると、「冬の山は、木が枯れているけど、春の山は新芽がでてる!」と元気に答えてくれたのです。

もう、迷わず、語りました
私の春バージョンですが詩の間に♪「春の小川」♪「どじょっこふなっこ」そして、
皆の笑顔を見てるうち、どうしても歌いたくなって
「みんなのことを見ていたら、こんなお花が浮かびました」と手をあわせて膨らませると

「チューリップ!!」と大きな声。

最後にみんなで元気よく歌いました

「~どの花見てもきれいだな~~~」

大好きな大好きな歌


メンバーのみんなも幸せそうな顔でした。

皆の心の中に、可愛らしい春の花がぽっと咲いたかな。

皆がいつも明るく元気でいますように。



今日は、再びひまわり幼稚園へ。
4月から入園される子どもたちとお母さんへのお話会。
お母さん方だけにプチ講座もあります。


暖かいですが、春の風、強いですね~~~

砂ぼこりにお気を付けくださいね













ひまわり幼稚園おはなし会♪

2013年03月11日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日は、3月11日。
祈りの日です。
それぞれの中に、癒されぬ悲しみがあると思います。
ただ、祈ることしかできませんが、
苦しみの中にある人に、どうか安らぎのひと時がありますように。




今日は、ひまわり幼稚園のおはなし会でした。
年少中さんには、進級に向けて。
年長さんは卒園のお祝いのおはなし会です。



一年ぶりです。
みんな大きくなりました。
絵本も、わらべ歌も、素語りも身を乗り出してよ~く聴いていました。


年長さんは、小さかった年少さんの頃を思い出します。
3年間の成長を見ることができました。

年長さんは、終わりの歌を歌った後も、みんな立ち上がろうとせず、
私の少しの言葉に反応して「ねえ、やえちゃん・・・」と言葉を繋げてくるのです。
先生も、やさしい微笑を浮かべ、私と子どもたちのやりとりを目を細めて見守ってくれていました。
年長さんとは、最後だものね。
子どもたちのいろいろな質問にも答えました。
年長さんとの、この大切な時間を愛しみました。
子どもたちも自由にたっぷり話せて満足気で、実にいいお顔でした。
時間がオーバーしても、子どもたちの様子を見ながら、待っていてくださった先生に感謝です。


最後は、「みんなの心も体も元気になるおまじないをするね」といって、
オリジナル手当歌を歌いながら、背中をさすって回りました。
先生にも。

嬉しそうに、そして、気持ちよさそうにしていました。

先生が「いつまでもやえちゃんと話していたいねぇ」と一言。

私も、「ほんとのほんとのさよなら。また、いつか会えますように」と言ったら、

子どもたちが、びっくりするような嬉しい言葉をかけてくれました。
偶然、何人かが同じ言葉を言ったのです!

「あ~、やえちゃんと家族になりたい!」

ホールに響きました。
私の胸にも響きました。

どんな気持ちで言ってくれたのでしょう。
ありがとう。
幸せな言葉をもらいました。

春から、みんな小学一年生
希望を胸に、元気に入学式迎えてくださいね


こんな純粋な出会いは、ないでしょう。
幸せです。
子どもたちとお話し会の中で生まれる絆、それを噛みしめています。

私の会は、派手さも子どもたちにウケるようなパフォーマンスもないけれど、
目と目を合わせ、心に結びついた声を出し、良い絵本、お話をまっすぐ届けるという想いは
いつも変わらずあります。

これからも、子どもたちの心に寄り添うおはなし会、共感共鳴できるおはなし会を心して。







5年生訪問♪

2013年03月05日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日は、暖かかったですね~

絶好のおはなし会日和♪
5年生訪問は、机椅子を廊下へ運びだした教室での3クラス合同でした。

た~くさん、いきいきとした言葉を食べてもらうプログラムです。

はじめのはじめは、もちろんわらべうた!

そして、春を感じるメドレー
「めがさめた」~♪春の小川~「くまさん」~♪どじょっこふなっこ

熊本は、天草の旅のお話をしたあと、その地方に伝わる民話を再話した『狐の恩返し』
天草弁で語りました。

それから、文学語りは、芥川龍之介作『蜘蛛の糸』
私も、小学校6年生の時に教科書で読み、カンダタという罪人の名前がずっと残っていました。
極楽と地獄、恐ろしい針の山、玉のような白蓮の花。
印象的な美しい文章に触れた最初の文学じゃないでしょうか。

5年生のみんなは、始めのころは、少し下を向いたり、隣のお友達とこしょこしょしたりしている子もいましたが、
二章の地獄の場面からは、シーンという言葉が聞こえるように、みんな目をこちらに向いて、
一心に聞いていました。
どんな絵を思い浮かべたでしょう。
あとで聞いてみたいものです。

ひとつの作品を分かち合えるのが語りのいいところです。
ずっと心に残っている文章を、声で語りで伝えられることはうれしいものです。
時間いっぱい使ってしまったので、みんなとあまり話すことはできませんでしたが、
芥川の作品の後は、最初と空気が違っていました。
余韻が残り、子どもたちの顔も初めと違っていました。
それを肌で感じられ、私にとっても、この一時間がまたかけがえのないものになりました。

真剣に語る。
真剣に聴く。

学校訪問はこの「真剣」が命です。







学校訪問で遊ぶ!

2013年02月28日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
私の住む国分寺市では、子どもたちの豊かな放課後活動への取り組みとして、「放課後子どもプラン」の活動があります。
PTAや地域の方々が連携し、それぞれの学校の特性を重んじながら、様々な遊び計画を実行しています。

子どもたちにとって、「遊び」の時間はとっても大切。
一日のうちで、一番楽しくてうれしい時間であってほしい。

娘の通う小学校でも、放課後プランの特別な委員会があり、毎年受け継がれてきた行事を大事に守っています。
お忙しいお母さんも多く、どの委員会も少ないメンバーですが、力を合わせ頑張っています。

今年度も、放課後の遊びの会や、私の所属する学校文庫、特別支援学級の見守りと遊びなどは、定期的に行われ、
季節ものの、「夏のサマーキャンプ」「夜の学校体験」などは、子どもたちの参加も年々多くなり、教職員の方々の協力も増え、みんなが楽しみな恒例行事になりつつあります。

子どもたちの笑顔を見ると、何度となく繰り返した話し合いや、準備の大変さもふっとんでしまい、
親も遊びの輪に入って、大きな声を出し、体を動かし、めっちゃ楽しい!につきます。


昨日はその、特別委員会の合同企画「みんなであそぼう」がありました
私は、「にじいろ文庫」として参加しました。
この遊びの会のトップバッターです。
持ち時間は15分ほどですが、わらべ歌と、大型絵本2冊、
メンバーのお母さんと3人の『ぐりとぐら』は歌と踊りちょっとを交えたスタイルで届けました!
場所は体育館、みんなマットの上に座りました。

それから、バトンタッチ。
体育館を大きく使って、数合わせのあそびや、大じゃんけんなどなど、みんなで遊びました

最後は、ひとつの大きな輪になりました。
みんな顔を合わせてあっという間の時間が過ぎました。

バス通学の特別支援学級のお友達も、今回は特別に、バスの時間を遅らせていただけて、一緒に遊べました。
遊んでいる間にも、私の顔を見ると、「たまごにいちゃん」「ぐり」「ぐら」と私に笑顔でタッチしてくれるほど。
目と目が合って、ハイタッチ。時には、ぎゅっとハグしてくれちゃいます

遊びは、やっぱり、仲良しの素ですね

絵本も語りもわらべうたも、子どもたちと一緒に遊べぶために、私にはあるのだなぁ






学校訪問便り♪

2013年02月21日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
2月に入っての学校訪問。

2月は、広い特別教室や音楽室でというより、各教室で、2,3クラス合同という形が多いです。
暖房は、つけていません!
それでも大抵60人以上はいますから、熱気と元気がぽかぽか暖房になります

このところ寒い日が続いているので、体の温まる冬のわらべうたメドレーを歌ってます。
ぽっかぽっか~
子どもたちも「汗かいた~~、熱くなった~」とみんな上着をぬいでしまいます。

私は、もともと薄着(重い洋服だと語りにくいのと、語っていると体が熱くなる)で、ちょうどいいです。

春の詩メドレーも語り始めています。
工藤直子さん、まどみちおさん、金子みすずさん、
その中に春の歌とわらべ歌を織り交ぜます。

このメドレーは大好きなプログラムで、もう、7年くらい続けています。
2月~4月くらいまではおはなし会の最初に組み入れます。
好きなものは、ずっと好き。飽きることがありません。
だから、きっと、何百回も続けていくでしょうね

ステージでは、ピアノやギターと一緒に演りますが、
学校訪問ではもちろん声だけ。
でも、子どもたちが一緒に歌ってくれるので、
そのハーモニーがそれぞれ違って、とってもいいです

初めて行く学校では、出だしは私だけですが、徐々に声が重なって3曲目にはそろいます。
その頃には、顔は随分ほころんで、私にも慣れ、お話に耳を澄ます空気になってきます。

空気はとても清らかで、私も澄んだ気持ちで、心を調えます

2、3年生 語り『こねこのチョコレート』(ウィルソン作) 語り『3びきのくま』(ロシア民話・偕成社より)絵本『手袋を買いに』
4年生 語り『みるなのくら』(日本民話・再話) 語り『魔術』(芥川龍之介作) 絵本『月夜のみみずく』
5年生 語り『雪わたり』(宮沢賢治作)絵本『とさかにごはん』
6年生 語り『よだかの星』(宮沢賢治作)

子どもたちの前で語るとき、何回も訪れている学校でも、やはり、一期一会の時間と心に思って語ります。
時にコミカルに、時に歌うように、時にジーンと、
子どもたちに寄り添い、お話に寄り添い、語る。
子どもたちは、耳を澄まして聴いている、みんな何かを想像している。
想像することが心を膨らませ、生きている世界を楽しくする。
みんなの心が準備できるまで待つのも、ストーリーテリングだからできること。

その時、何を伝えるか、語るか、真剣に考え心を尽くす。
そうすれば、ぴったりのお話が生まれてくる。
ストーリーテリングは生きもの。
でも、語ったあとはそこには何もない。
子どもたちの耳に、心に、残っていくもの。
だから、一回、一回に心を懸けていく。


2,3年の子たちが「チョコレートがたべたくなっちゃった」「くまのスープが美味しそうだった」
4年生から、「なんか、歌ってる時の顔が面白いから笑っちゃった」「魔術は怖いけど、やってみたい」と感想をくれた子がいました。
それから、「クリスマスのお話の歌やってほしい」とリクエストもありました。
アンコールをいただき、『とさかにごはん』を3連続読みました。
6年生は、感想文を書いてくれるそうです。


みんなから五感に触れたような感想をもらえるのはすごく嬉しいのです。
「食べたくなっちゃった」「匂ってきた」「寒くなってきた」とかね、心がふるふるウキウキしたからでしょ
子どもたちの笑顔を見ると、生きてるなぁって感じがします。

それを一緒に分かち合えるのがストーリーテリングの良さですね


少し前、私へのメッセージで、物語師と書いた上にストーリーテラーとルビをつけてくれた5年生の男の子いました。
最近、その言葉がすとんときています。

絵本もわらべ歌も、もちろんお話も、みんな物語。
私は、物語を歌い語っていると思うからです。

そんなつもりで、学校訪問めぐっていこうかな

学校訪問、ぎゅうぎゅうの教室、最高の語りの場です!
まだ、もう少し、寒い日が続きそうですが、
春の心で語りに行きます!





お芋が一本あったとさ!

2013年02月08日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日は、風も強く寒いですね。
かたい蕾がふわっとほころぶ前に、最後にひと踏ん張り、厳しい寒さに負けず、
その力をためこむ時間を与えられているようにも思えます。

私も、そう思うのですよね。
この寒い時期こそ、暖かくなってあちらこちらに動き出す前の下準備の期間だと思って、
じっと考える時間を持ち、語りにしても、創作にしても、その他研修会や定例の会など、
新年度に向けて、さまざまなことを想像しながら、ため込んでいます。

新しいことにチャレンジするためには、
やっぱり、想いも、身体も、充実させなくちゃいけないと思うのですが、
想いも願いも希望も、溢れそうなのですが、それを支える身体が、ふにゃぁ~~
2時間3時間、どんな会場でも生声で最後まで語り切る、歌いきる、身体づくりは、最大課題です。
とにかく体幹を鍛えようと、わらべうたエクササイズも、いろいろ考案中です!

ま、それは、研修や、わらべの会でご紹介しますね。
一緒に楽しくやっていきましょう!


そして、デーン!



こんなお芋が一本あったなら、
おやつは、大学芋か、スイートポテト

娘たちも大好きなスイートポテトを作りました

 ちょっと大きめに。

Cpicon スイートポテト by やえ526

娘たちが帰る頃は、しっとりいい頃かな。
私も、オーブンから漂う甘い匂いが元気の素になり、
午後の語りの為に、体操・滑舌などに励みました
そして、帰ってきたときのお楽しみに

さて、これから、5,6時間目の学校訪問に行ってまいります。
今日は、立川の小学校です。

4,5年生。
風も強く、寒いので、やっぱり、冬のわらべ歌と体を動かす遊び歌からですね。

お話は、
4年生は、日本昔話『つる女房』北欧民話『北風のくれたテーブルかけ』落語話『ぶす』
5年生は、宮沢賢治作『雪わたり』

毎月学年を変えて語りに行っている小学校で、
子どもたちからもリクエストがくるので、
それも楽しみのひとつでもあります。

語ったそばから、「また聞きたい」こんな声が出る時は、
手料理を、喜んで食べてくれたような感じに似ていて、とても嬉しく思うのです。

だって、子どもたちの顔は、
おいしいものを食べたときの

「あ~おいしかった、また食べたい」の顔)^o^(そのものなんですもの!!

「今度はいつ来るのぉ?」もうれしい一言。

みんなのいい顔見られるかな。


でも、寒いですね~~。
みなさんも風邪ひかないように気を付けてくださいね