緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
本や映画などの勝手な独り言を書き留めています

まだまだ続く北海道旅行 その6

2010年10月24日 | 
だらだらと続いていて、簡潔かつ明瞭ではない文章に自分で少々イライラ・・・してます。
でも、気持ちを入れ替えて、続きの知床第一ホテルでの夜について報告しましょう。

北海道に旅立つ前、今回の旅はラムパパの還暦祝いの意味もあるので、ホテルに前もってメールで連絡しておきました。「還暦祝いの旅行なのですが、なにかサービスはありますか?」と。
私って意外にせこいのです。返事は、「赤いちゃんちゃんこと帽子のご用意はあります」とのこと。ありがたくお断りしました、こちらでそのお祝いはすみましたのでと。
うーん、ワインのハーフボトルくらいのサービスはないのかなと少し残念な思いでした。

ところが、知床第一ホテルでの夕食の席で(このホテルは夕食のバイキングの種類と味がいいので有名なホテルだそうです。実際に80種類以上もの料理が並び、とても食べきれずもう一泊したかったと思いました。)、ビールを頼み、さて前菜でも取ってこようとしていると、鯛の尾頭付きの刺身がデーンと運ばれてきて、「こちらはサービスです」とのこと。うれしーい!やはり、事前の還暦通知が功を奏しました。フロアーのスタッフの感じもいいし、何より感激したのが、ホテルについてチェックインしているときにさっと飲み物を持ってきて、ゆったりさせてくれたことです。旅の疲れが軽くなりました。

ラムパパ、大喜びです。



さらにここのお風呂の気持ちのいいこと、オホーツク海を望む露天風呂にたまたま一人だったので、手足を伸ばしてのびのび入れました。気持ちよかった。もちろん朝風呂もばっちり。前夜の屈斜路プリンスホテルが良くなかったので(お値段も安かったのですが)、満足、満足の夜でした。

翌日(10月9日)は、知床ウトロから知床峠を越えて羅臼に行き、野付半島まで行ってみようということになりました。こういうところがレンタカーの旅のいいところですね。最初は羅臼や野付半島に行く予定はなかったのですが、ラムパパがケータイで国取合戦ゲームをやっていて、知床峠を越えるともう一国、領土にできるからぜひ羅臼のほうに抜けたいというのです。しょうがないですね、還暦のおじいちゃんのいうことは聞いてあげましょう。

知床峠では曇ってきて、見渡すことはできなかったのですが、途中での知床連山の風景です。



羅臼に着いて、「道の駅」に寄りました。その屋上が展望台になっていて、国後や歯舞、色丹の北方領土が本当に間近に見えるのです。こんなにも近いのだと改めて思いました。





羅臼の道の駅では、おいしそうな魚が一杯。看板には「魚の城下町」と書いてあります。うーん、ちょっと意味がわからない。魚の城下町???まあ、おいしい魚が食べられるという意味だろうと納得しました。
羅臼昆布をたくさん買って、お店のおばさんにサービスしてもらいました。鮭もホッケもイクラも美味しそう、でもまだ旅行の途中です。帰りの帯広空港で買えるだろうと迷いながらあきらめました。

さて、急遽行くこととなった野付半島、大当たりでした。とても素敵なところです。もし季節が花の時期ならそれこそため息の出るようなところですね。





ラムサール条約によって保護されている貴重な湿原だそうで、しかもそこには人影もなく、風景独り占めです。



独り占めしているラムパパです。日活アクション映画の1シーンみたいですね。

きれいな花が咲いていたので、一生懸命腕をのばして撮っていたら、「花を取らないでください」とうるさいラムパパ。わかってますよ、ラムサール条約でしょ。



ハマナスの花です。そうです、あの「網走番外地」の歌に出てくる赤いハマナスです。



健さんの網走番外地には立ち寄れなかったのですが、野付半島に行かれて本当によかったです。





小さくですが、シベリアからわたってきた水鳥が写っています。たくさんの鳥たちがここ野付半島で冬を過ごしていくのです。

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