緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
本や映画などの勝手な独り言を書き留めています

そろそろ終わりたい北海道旅行 その7

2010年10月25日 | 
堪能した野付半島から、またまたガイドブックに誘われて、開陽台という「地球が丸く見える」展望台に行ってみようということになりました。まさに気まま旅です。

その夜の宿は阿寒湖畔でした。阿寒湖までのルートを中標津をぬけ、開陽台展望台に寄ってから摩周湖に回り、さらに阿寒湖に着くという欲張りなルートにしてみました。開陽台展望台に向かう途中に、メロディロードという道があるとガイドブックに載っていました。そこを車で通るときに、60キロの速度で走るとタイヤの音が「知床旅情」のメロディを奏でるというのです。面白そう、探していってみることにしました。
ところがこれがなかなか大変!カーナビでも検索できないし、表示らしきものも出ていない。あっちかな、こっちかなと似たような雄大な牧場風景が続く道を走ります。



もう見つからないかなと諦めかけた頃にやっと発見。細い目立たない道でした。道の左側には、なんだかひらがな一文字の看板がでています。「60キロよ、60キロ!」と叫んでいると、窓の外からなんだかのんびりした音が聞こえてきます。「しーれー、とーこーの、みーさーきーにー」と確かにメロディが聞こえます。思わず笑ってしまいました。でも、試験的に行っているらしく、ホンの1ブロック、1小節くらいしか曲は聞こえませんでした。

さて、道に迷いながらやっと開陽台に到着しました。トヨタ・レンタカーのカーナビ、頭悪すぎ、全然役に立ちません。観光案内所に電話してようやく開陽台への道がわかりました。でも苦労しただけのことはありました。
本当に地球って丸いんだなと実感できる素晴らしい眺望です。







のどかに草をはむ牛の群れをはるかに見ながら、展望台でおいしいジェラートを頂戴しました。この開陽台という場所はライダー達の聖地だとのこと、途中で何台ものツーリングのバイクを見ました。北海道の大地を風を切って走り、とても気持ちよさそうです。

開陽台を後にして、摩周湖に向かいます。第一泊目に宿泊した屈斜路湖に行くときに、通った弟子屈の道路沿いに気になっていたラーメン店がありました。「弟子屈ラーメン 総本店」という店です。ガイドブックで見るとおいしそうです。まだお昼ご飯を食べていなかったので、その弟子屈ラーメンのお店で遅いお昼を食べました。魚介しぼり醤油ラーメン、濃厚なのでしつこくなくておいしかったです。



摩周湖は「霧の摩周湖」の名の通り、なかなか展望台からその姿をみることが難しいそうです。しかし、裏摩周という第一、第二展望台の裏側にある展望台からは摩周湖が見える確立が高いとのこと。その裏摩周展望台に向かいました。午後遅くなるとどんどん曇ってきて、景色が見えにくくなりましたが、なんとか摩周湖が見えました。神秘的なきれいな湖です。



そっと顔をみせてくれた美女のようです。

さあ、暗くなる前に阿寒湖に急ぎましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿