神田神保町の岩波ホールが今年2022年の7月で閉館するというニュースが新聞やネットのニュースに出ていました。長い間、世界中から名作映画を発掘してきて日本の観客に良質な映画を届けてくれていたのですが、このコロナ禍での観客減に耐えきれなかったのでしょうか。エキプドシネマ運動の映画上映前からの岩波ホールを知っている者としては残念な思いです。
初めて岩波ホールを訪ねたのは何の時だったでしょうか? 映 . . . 本文を読む
フランスのロベール・ブレッソン監督の映画「田舎司祭の日記」を、クリスチャン映画を成功させる会のオンライン試写会で見させていただきました。映画製作から70年を経てのやっとの劇場初公開だそうです。有名な映画なので、日本公開されていると思い込んでいましたが、映画館での公開上映はされていなかったようです。やっと公開がかなったのに、まだコロナウイルス感染拡大が続いていて、緊急事態宣言下での公開です。映画関係 . . . 本文を読む
8月1日土曜日に、「なぜ君は総理大臣になれないのか」というドキュメンタリー映画をオンライン上映で見ました。
日本語字幕付きのバリアフリー上映会ということで、知り合いの聞こえない人から開催をお知らせいただきました。
有料のオンライン上映映画を見るのは初めての体験です。
午後7時から上映開始とありましたが、早くにセッティングして大型テレビ画面から見られるようにしました。
家族の夕飯の用意もある . . . 本文を読む
「パラサイト」でアカデミー作品賞、監督賞をとった今、話題のポン・ジュノ監督作品「母なる証明」を見ました。以前に劇場公開された時に見ているのですが、Netflixで家で見られるので再見しました。重たい内容なのでどうしても二度見たいと思った訳ではないのですが、最近親子関係や母であることを振り返って考えさせらる出来事があったもので、「母なる証明」を見直したくなりました。ポン・ジュノ監督、すごい力のある監 . . . 本文を読む
3月4日からフランス・パリのシネマテーク・フランセーズ(映画博物館)にて、2か月間にわたる大島渚監督特集が始まったそうです。
シネマテークは今は各国にある映画博物館の先駆けで、さすが文化を大事にするお国柄、こういう施設が国の予算でできているのだなと昔は羨ましく思ったものです。
その後、日本にも京橋に国立フィルムセンターができ、日本の各地に規模はさまざまですが、映画やそれに関わる資料を保存する施 . . . 本文を読む
私は中学時代からの高校野球ファンです。中学・高校とソフトボール部に所属していたり、野球というスポーツが好きだという理由だけではなく、なんとも説明ができないくらいあの夏の高校球児たちの活躍ぶりに夢中になってしまうのです。
中学1年生のときに野球部の最上級生の先輩に憧れて、その先輩が進んだ私立高校を応援したりしたことがきっかけだったでしょうか?でも甲子園は遠い遠い憧れでしかありませんでした。
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新宿・歌舞伎町にある映画館ミラノ座が今年いっぱいで閉館になるということで、12月半ばから特別上映会が行われています。
いよいよ今日でラスト・ショー、最後の上映となりました。
午前中は「荒野の七人」、午後は「E・T」が上映されるということなので、大好きなスティーブ・マックィーンが出ている「荒野の七人」を見に行きました。
懐かしのミラノ座、たくさんの映画をここで観ました。小・中学生の頃だった . . . 本文を読む
最近、何本か見た映画がみな当たりで嬉しいです。
DVDで見るのではなく、映画評などを読み映画館に足を運んで観たいと思う作品だから大体大外れということはないのですが、ここ数本続けて観た映画がどれも満足、満足な映画で嬉しくなります。
特に少し前に見た「マダム・イン・ニューヨーク」はとても大好きな映画でした。
インド映画と言えば、私が仕事していた数十年前、岩波ホールでエキプ・ド・シネマという上映活 . . . 本文を読む
今日は日差しがすっかり春、きれいに晴れ上がり、車で鎌倉に向かう途中で何度かきれいな富士山を見ることができました。
以前、このブログでも紹介した鎌倉市川喜多映画記念館で開催されている「エキプ・ド・シネマの40年」を見に行きました。展示だけではなく、映画「愛、アムール」の上映もあるので、朝から自宅を出発しました。
ピッカピカの快晴です。自宅から新百合ヶ丘を抜け東名川崎から逗子に下り、鎌倉に向かいまし . . . 本文を読む
公開されたころからずっと見たいと思っていた韓国映画「建築学概論」をやっとDVDで見ることができました。
主演女優のハン・ガインが苦手だったので、その分なかなか食指が伸びなかったのかもしれません。
ツタヤの準新作5本で1000円という呼び込みがなかったら、まだまだご縁がなかったかもしれません。
いやー、久しぶりにしっとりしたいい映画でした。韓国での評判は聞いていたので、観たいとは思っていたのですが . . . 本文を読む