第2回 戸坂健一市政報告会を開催しました

2011年11月26日 23時08分42秒 | 議会報告
皆さん今晩は。

今日は第2回目となる私の個人市政報告会を開催致しました。



今回ご参加頂いた方は8名。
人数的には慎ましい報告会となりましたが、和やかな雰囲気もあってか、意見の飛び交う非常に内容の濃い報告会となりました。
午後2時に開会し、9月議会の報告、議会の説明、12月議会についての説明・告知、勝浦若潮高校の統合問題についての説明、質疑応答等を行いました。
参加者の皆さんからの質問では、私自身では気付けなかった様々な問題や政策提案等も頂き、12月議会での一般質問に向けて有意義な意見交換を行う事が出来ました。
ご参加頂いた皆さん、本当に有り難うございました!
しかし、より多くの皆さんと話し合う為にも、次回は告知の方法を少し工夫しなければなりません。

また、勝浦紹介動画第2弾ですが、バグによるエンコードミスなのか、何回エンコードしてもどうしても素材動画の音声が消えずにBGMの邪魔をしてしまう状態で、ただいま修正奮闘中です。
動画自体は完成していますので、完成までもう暫くお待ち下さい(涙)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝浦紹介動画第1弾「千葉県勝浦市へようこそ」が完成しました

2011年11月26日 11時22分00秒 | 自然・旅
お待たせしました。
勝浦紹介動画第1弾が完成しました!

千葉県勝浦市へようこそ(夏影ver)




動画の素材は全て勝浦市で撮影しました。
音楽は茶太様の「夏影アレンジヴァージョン」をお借りしました。

第2弾はBGMを地元勝浦のアーティストに歌って頂いた「岬めぐりver」です!
こちらも本日中に公開しますので、もう暫くお待ち下さい。

さて、それではこれから市政報告会の準備にいってきます。

戸坂健一第2回市政報告会

本日26日(土)午後2時から
朝市通り高照寺会館にて


皆様のご参加をお待ちしております!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回新創かつうら市政報告会を開催しました

2011年11月19日 22時29分11秒 | 議会報告
皆さん今晩は。
今日はおかしな天気です。まるで台風のような雨風で、私の家は強風でずっと揺れています。
それに何だか異様に暑く感じるのは私だけでしょうか……

さて今日は、午前中は浜勝浦区の自主防災訓練、
午後からは新創かつうらの第2回市政報告会が開催されました。


浜勝浦区の防災訓練は10時から行われ、雨中にも係わらず多くの方にご参加頂きました。また、猿田勝浦市長も来賓としてご参加下さいました。



消防署、および地元消防団の方々の説明や怪我人の移送方法などの実演は大変分り易く、とても勉強になりました。
訓練後は炊き出しが行われ、婦人部の皆さんが作ったとっても美味しいカレーが振る舞われました。
訓練にご参加頂いた皆さん、お疲れさまでした!

また、午後1時30分からはJA上野支所にて、第2回新創かつうら市政報告会を開催致しました。

雨風の強まる中、会場がいっぱいになるほどの多くの方々にご参加頂きました。

会派メンバーの紹介に始まり、約2時間にわたって議会の概要説明、9月議会についての報告、メンバーからの個別報告、質疑応答等を行いました。
参加者の皆さんからのご質問は鋭いものが多く、質疑応答の時間は毎回緊張します。
しかし、こうした場を設けて、情報公開、意見交換を行う事は、市政の透明性を図る為にとても大切な事だと考えています。
皆さんから頂いた質問やご意見は出来るだけ市政に反映させて参りたいと思いますので、今後も沢山の方々にご参加頂きたいと思います。

また、来週土曜日には下記の通り私の個人報告会も開催致しますので、
皆さん是非お気軽にご参加下さい!
皆さんにお伝えしたい事が沢山あります!

第2回 戸坂健一市政報告会

日時:11月26日(土)14:00~
場所:高照寺会館 (勝浦市勝浦49)


皆さんのご参加を心よりお待ちしております!

今日のグルメ:JAXAの方から頂いた「イシクラゲクッキー」



イシクラゲとは、よく庭やコンクリの湿った場所に自生しているあのキクラゲみたいな藻類の事です。なんとそれをクッキーにした商品との事。
早速食べてみましたが、思った以上にイシクラゲの含有率が高く、コリコリとしたイシクラゲ独特の食感が口の中に広がります。とても美味しいです。
イシクラゲは乾燥や気候の変化、放射能にも強い耐性があり、宇宙空間でのテラフォーミングにも活用されているそうです。
あの庭のキクラゲもどきがそんな実力を秘めていたとは・・・イシクラゲおそるべし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝浦若潮高校の大原高校への統合について

2011年11月17日 22時57分51秒 | 教育に関する記事
皆さん今晩は。
明日からまた寒くなるようです。今年も残り後僅か。
寒い冬も間近です。インフルエンザも既に流行し始めているようですので、皆さんもお身体ご自愛下さい。

さて、15日、16日の2日間、新潟県十日町市へ教育民生常任委員会行政視察に行って参りました。
視察のテーマは「中高一貫教育」です。
十日町市では、少子化やいじめ、不登校、学力低下等の問題に総合的に対処するべく、
義務教育9年間を見通した連続性のある学習指導の実現を目指し、小学校における一部教科担任制の導入や、小中学校間の乗り入れ授業など、様々な取り組みを実践しています。
勝浦市の教育改革を政策に掲げる私にとって、今回の視察は大変勉強になりました。

私も先の6月議会一般質問において、小学校における教科担任生の導入について質問しています。

勝浦市議会6月定例会議事録(私の一般質問は70ページからです)
http://www.city.katsuura.chiba.jp/gikai/pdf/kaigiroku/kaigiroku23-6-3.pdf

教科担任生の実現も含め、教育改革には多くの困難が伴いますが、
子ども達の教育環境の充実を図るべく、実現の難しい課題にもあらゆる方策を駆使して果敢に取り組む十日町市の教育行政の在り方には、深い感銘を覚えました。
教育改革の成果は、経済政策と違い、直ぐに効果が出るものではありません。
10年後、あるいは100年後の将来を見越して必要な改革を断行していかなければならないものです。
十日町市教育委員会の方から、「確かに予算は厳しいが、教育は100年の大計をもって当たらなければならない」というお言葉を聞いたときは、深く共感するとともに、大変な感動を覚えました。
おかげさまで得る物の多い視察となりました。十日町市教育委員会の皆さん、本当に有り難うございました。

今回と、前回の視察については来週中に報告書をまとめて、改めてここでアップロードしたいと思います。

今日は教育繋がりでもうひとつ。

今日の千葉日報にこんな記事が載りました。

千葉県教委は16日、来年度から10年間の「県立学校改革推進プラン」の最終案を発表した。
生徒数の減少に伴い大原(いすみ市)、岬(同)、勝浦若潮(勝浦市)の3高校を2015年度に統合するほか、16年度から東葛飾(柏市)を県立中高一貫校にする。
また、県内初となる医歯薬コース(東葛飾)と教員基礎コース(千葉女子、安房)、東日本大震災を受けた「防災の学び」(銚子)など専門色の強いコースや科目を新設し、生徒が将来の職業を意識して学べる態勢を整える。
大原、岬、勝浦若潮の3校の統合は、プラン前半5年間の「第1次実施プログラム案」に盛り込まれ、15年度に大原に統合する。統合後の名前は今後検討する。
これにより、勝浦市内に県立高校はなくなり、夷隅地域の県立高校は大多喜(大多喜町)と統合高校の2校になる。
統廃合に向け、大原の健康スポーツ科と岬の園芸科の募集を13年度入試から停止する。普通科は募集を続け、統合時の定員は1学年6学級(240人)とする。
県教委県立学校改革推進課によると、同地域の中学卒業者はピーク時(1989年)の約千人から今年は639人に減少。2021年には450人程度まで減る見込み。4校のうち、大原の健康スポーツ科や勝浦若潮で定員割れが続いている。


http://www.chibanippo.co.jp/c/news/politics/65152

つまり、勝浦若潮高校が無くなる可能性がある、という事です。
これはとんでもない話です。

勝浦若潮高校は、1901年に「勝浦水産補習学校」として開設されて以来、110年もの歴史を誇る伝統校です。
全国でも数少ない漁業科、水産科を要する高校として、周辺地域の漁業発展、漁師育成における重要な役割を担ってきましたが、
2005年に御宿高校と統合し総合学科となった後、2008年から漁業水産科は廃止。
生徒数の減少に歯止めがかからず、現在は定員割れも起こしている状態です。

そもそも、統合前の勝浦高校は全国でも稀な「漁港に根ざした水産系高校」として独自の個性や歴史を持つ高校でした。
その個性を失わせ、全国何処にでもあるような総合学科にしてしまったのは県教育委員会。
その目論みが上手く行かなかったからと言って、前回の統合から7年も経たないうちにあらためて大原との統合を決めるなど、その見通しの甘さには呆れ返ります。
塾の講師として言わせてもらえば、2005年統合後の勝浦若潮高校は、地域の漁業発展を担って来たその個性・独自性を失い、「低難易度の高校」としてしか生徒に認知されなくなっていました。
結果、更なる学力の低下を招き、人気も低迷。現在に至っています。
またそれに加え、千葉県では昨年度まで「特色化選抜」が実施(入学に際し生徒の半数は学力試験を課さず、面接や作文だけで入学出来るゆとり教育システム)され、
勝浦若潮高校のみならず千葉県内の多くの高校における大幅な学力・偏差値低下を招く結果となりました。

http://chiba.okinawa66.com/010/post.html

勝浦市民は、千葉県教育委員会に対しもっと怒っていいと思います。
こんな結論はありえん、もっとしっかり議論を重ねて結論を出すべきだと。
前回の改革から10年も経たないうちに「なんかうまくいかなかったからとっとと諦めて統合しちゃえ!」というのは、あまりにも乱暴です。
もし勝浦若潮高校が無くなれば、勝浦市にとって文化的にも経済的にも大きな損失となります。

私は、勝浦若潮高校は、その独自性と歴史を活かして水産、漁業方面に特化し、漁業再生の拠点校として全国から生徒を集めてくるべきだと思うし、
そうするだけの実力やストーリー性のある高校だと思っています。そして、そうする事で存続は十分可能なのではないかとも思います。

とにかく、今後は県教育委員会に対して勝浦若潮高校存続の意志を示していかなければなりませんし、存続の為の方策を考えていかなければなりません。
まだまだ諦めるのは早いです。私も勝浦若潮高校存続に向けて情報収集、活動を今後も続けて行きたいと思います。
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陳情書の提出に同行しました

2011年11月14日 23時52分14秒 | 議会報告
皆さん今晩は。
肩凝りが酷い今日この頃です。運動不足は否めません。

さて今日は午前中、串浜の方と共に市長室を訪問し、串浜海岸及び周辺の磯根再生に向けた勝浦湾内の海流調査等についての市長宛陳情書の提出に同行しました。

今回の陳情の内容は主として2点です。
①勝浦湾の環境改善、保全を目的とした、湾内の潮流や海底状態の調査の実施
②調査結果の公表、海岸再生と磯根再生の改善策の提示

9月議会における私の一般質問でも取り上げた通り、
串浜海岸をはじめ勝浦湾内の海岸線は著しく減退(あるいは不自然に砂が堆積)し、周辺の磯根も枯れ、アワビ、サザエなどの漁業資源も枯渇しています。
こうした現状を打破する為に、また今後勝浦湾全体の環境改善の方策を考える上でも、海底状況および湾内の海流等の調査を行い、最新のデータに基づいた具体的な改善策を考える事が必要です。

今回こうした陳情の趣旨に賛同した方々から、多くのご署名を頂きました。
これは決して串浜海岸だけの問題ではありません。未来に向けて、勝浦市の自然環境や美しい海、そして漁業資源を守る為の方策を考える上での第一歩です。
大切な海の問題だという事で、串浜、松部だけでなく浜勝浦の方々からも260名を超える多くのご署名を頂き、誠に有り難く存じます。

こうした陳情(或は要望書や請願書、また、市長宛ではなく議会宛のものもあります)は、市民の「願い」や「想い」を行政、あるいは議会にダイレクトに伝えるための有用なツールです。
しかし、勝浦市では、残念ながらまだまだ有効に活用されているとは言えません。

陳情 請願 要望について(北杜市議会ホームページによる説明)
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/gikai/1302093477-1.html

千代田区議会の制度活用例
http://kugikai.city.chiyoda.tokyo.jp/opinion/order/order.html

どうしても政治は「声の大きい実力者」に有利に働きがちですが、そもそも政治とは、皆さんお一人お一人の為のもの。
こうした陳情や要望、請願などのツールをもっと有効活用して、どんどん市に対して貴重なご意見を伝えて頂きたいと思います。
少なくとも私は、「戸坂、こんな陳情したいんだけど手伝ってくれる?」と言われたら、喜んでお手伝い致します(もちろん内容によりますが)


そして、午後からは新創かつうらの岩瀬洋男議員、鈴木克己議員と共に12月議会一般質問に関する勉強会を行いました。
お二人とも経験知識ともに豊富な方なので、お話を聞いているだけでも大変勉強になります。

12月議会一般質問でも、先輩方に負けないようしっかりと準備をし、有意義な質問をして行きたいと思います。

さて、明日からは教育民生常任委員会の行政視察です。
視察先は新潟県十日町、視察テーマは小中一貫教育です。
教育問題は私も深い関心があるところですし、しっかりと予習をして視察に臨みたいと思います!

今日のグルメ:
ファミリー食堂山下屋(勝浦市小羽戸 91-5)のモツ煮込み定食(650円)。


とことんまで柔らかく煮込まれた、優し~い味のモツがたっぷりの定食です。
ご飯も超大盛り、しかも自前の田圃で穫れたお米を使用しているとの事。大変美味しく頂きました。
まさに、「うまい」「安い」「早い」の三拍子揃った定食です!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

B-1グランプリ全国大会に行ってきました!

2011年11月13日 23時56分27秒 | 活動報告
皆さん今晩は。

昨日、今日の2日間、姫路にてB級グルメの祭典「B-1グランプリ全国大会」が開催されました。
ここ勝浦市からもご当地グルメとして「勝浦タンタンメン」が参戦。
B-1グランプリ初出場にして、全63団体中7位の成績を収めました!!


大会の投票結果はこちらから
http://www.b1-himeji.jp/result.html

惜しくも優勝には至りませんでしたが、並み居る強豪を押しのけ、またグランプリ初参戦でノウハウも少ない中での7位入賞。本当に凄いと思います。
これは「熱血!!勝浦タンタンメン船団」の皆さんおひとりおひとりの創意工夫と情熱、そして大変な努力の成果だと思います。
船団の皆さん、商工会の皆さん、そして関係者の皆さん、本当に、本当にお疲れさまでした!

今回の大会には、私も応援団の1人として参加してまいりました。
公式サイトによれば2日間で50万人超もの人出があったそうで、現地は参加団体の熱意と来場客の熱気でムンムンでした。



大会初日、8:30に現地に到着して、早速勝浦タンタンメンのブースに並びますが、大会開始一時間前にしてすでに行列が出来ています。
時間が経つにつれ他のブースでも行列が出来始め、大会開始後には1時間~2時間待ちのブースもザラという状態。もちろん勝浦タンタンメンも大人気でした。

私も幾つかブースを廻りましたが、勝浦タンタンメンの他に気になったB級グルメをいくつか。

八戸せんべい汁研究所

これは美味しいです。ただせんべいを煮込んだだけのB級グルメかと思いきや、汁の中身はただのせんべいでは無いようで、汁の中でもっちもちのアルデンテ状態。
聞けば200年の歴史がある郷土料理だとか。流石です!

久慈まめぶ部屋

ブースの近くにいたお相撲さんが愛嬌たっぷりでとってもキュートでした。
まめぶ汁はせんべい汁と同じく岩手県で古くから食べられている郷土料理ですが、野菜たっぷり、汁の中のお団子がぷりぷりで、とても優しいお味でした。
なんというか、とっても「暖かい」イメージのブースでした。

ひるぜん焼きそば好いとん会

今回のグランプリ団体です。
私はせんべい汁、まめぶ汁の列に並ぶ為ひるぜん焼きそばのブースは通り過ぎつつ眺めていただけでしたが、ほかのブースが客さばきに手一杯な印象だった中、非常にスムーズに落ち着いて客をさばいていた印象です。
また、大会開催中にもtwitterによる情報更新が頻繁になされていたようで、
「現在15分待ちです!」「待ち時間ゼロ!いますぐアツアツをお出し致します!」「ブースは第一会場どまんなかです!」等といった情報発信がマメになされており、
広大な会場の中で待ち時間の少ないブースを探している来場者にとっては、これは相当な有益な情報発信源となっていたはずです。
「回転を速く」「情報発信をマメに」という戦略が功を奏したのではないでしょうか。

他にも、食べたい、知りたいグルメが盛りだくさん。とても2日では廻りきれません。
各出店団体毎にそれぞれ個性があり、日本の各地方の個性や元気を実感出来る素晴らしいイベントでした!

そして同時に私のダイエットも頓挫、リバウンド確定です・・・(´;ω;`)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉県南12市議会議長会議員研修会に参加しました

2011年11月11日 17時38分04秒 | 議会報告
皆さん今晩は。
冷たい雨が降っています。体調管理や雨中の事故にくれぐれもご注意下さい。

さて、今日は千葉県南12市議会議長会議員研修会に参加しました。



演題は「地域ブランドつくりによる地域再生」。
講演者である金丸弘美氏は、食環境ジャーナリストとして食による地域活性、地域力創造事業などの分野で活躍されています。
これまでの活動や数々の実績に基づいた氏の講演は非常に説得力があり、今後のまちづくりを考える上で大変参考になりました。

明日はいよいよB-1グランプリ全国大会です。
今日これから夜行バスに乗り込み、勝浦タンタンメンの応援に姫路まで行ってきます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決算審査特別委員会に参加しました(&市政報告会開催のお知らせ)

2011年11月09日 22時02分12秒 | 議会報告
皆さんこんばんは。
急に寒くなって参りました。私も昨日から何やら背筋がゾクゾクします。風邪でしょうか。

さて、昨日、今日の2日間、決算審査特別委員会が行われました。

特別委員会とは常設の委員会ではなく、特定の事件を審査するため必要に応じて本会議で議決されて設置される委員会をいいます。
この決算審査特別委員会は、「平成22年度の勝浦市の決算について、お金が適正に使われていたかどうか」を審査するものです。

私は委員ではありませんので、今回は傍聴者として参加致しました。
各委員とも決算書の細部にわたり綿密な審査、質問を行っておられました。
委員会では数々の質疑がなされましたが、一番驚いたのは勝浦市の市税収入未済額についてです。
市税の収入未済額は、平成22年度及び滞納繰り越し分合計で、約3億7千万円。

これほどの額の税金が収入未済になっているとは・・・
勝浦市の予算規模は約80億円ですから、未済額がいかに巨額かが分ります。

もちろん、長引く不景気により、やむを得ず税金を滞納せざるを得ない状態にある方も多いと推測しますが、それにしても巨額です。
委員会の質疑の中でも取り上げられていましたが、市民が税金を納め易くする体制づくりを進めるとともに、未納分の回収についても積極的に取り組まなければなりません。
市税の滞納は全国の自治体で問題となっているようですが、問題の根本には「政治に対する不信」があるのだと思います。
地方議会、自治体が車の両輪となって市民の信頼回復に努めていかねばと強く感じますが、肝心の国会がこれでは、市民の政治不信は募るばかり・・・
やはり地方政治から日本の政治の在り方を変えていかなければ!

今回の委員会の審査内容全体については、今後の市政報告会等で報告して参ります。


市政報告会開催について


会派、及び私個人の市政報告会を、下記のとおり行います。

第2回 新創かつうら市政報告会

日時:11月19日(土)13:30~
場所:JAいすみ上野支所 (勝浦市植野489-1)


第2回 戸坂健一市政報告会

日時:11月26日(土)14:00~
場所:高照寺会館 (勝浦市勝浦49)

どちらの会も、どなたでもご参加頂けます。
私の会では、勝浦市民に限らず、市外の方にも来て頂きたいですし、学生の皆さんにも参加して頂けたらいいなと思っています。
今はまだ難しいかもしれませんが、中学生や高校生も気軽に参加し、意見を言えるような、明るく開放的な市政報告会を開催したい、という理想があります。

皆さんのご参加を心よりお待ちしております!
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝浦市水産業振興対策審議会、いんべやぁフェスタに参加しました

2011年11月05日 21時52分39秒 | 議会報告
皆さん今晩は。

今日は勝浦市内商店街にて「いんべやぁフェスタ」が開催されました。
街を歩くと様々な方に会う事が出来るので楽しいです。

婦人部の皆さんの手作り惣菜や新鮮な食品の販売等、それぞれ趣向を凝らした出店があり興味深いですが、今回一番素晴らしいと思ったのは、
勝浦市都市建設課が企画、展示していた「地震体験車まもるくん」による地震体験です。
私も塾の生徒達と共に体験車に乗り込んで、大地震の揺れを体験してみました。
震度5弱「・・・(まだ大丈夫)」
震度6 「・・・!!!!?」
震度7 「!!!!!!!!!!!!!!!
といった感じでした・・・

地震体験車「まもるくん」


塾の生徒と地震体験


私の実家は築約60年の木造家屋で、地震どころか台風でも揺れるほどの老朽家屋ですから、震度6の時点で「あ、この地震が来たら家は全壊する」という恐怖を感じました。
震度7に至っては、もはや座っていられないほどの揺れで、私も生徒も我を忘れて大騒ぎしてしまいました。あんな揺れが来たら、私の家など吹き飛んでしまう事でしょう。

勝浦市でも、昭和56年5月31日以前に建てられた住居を対象に、耐震診断費補助金交付事業、および耐震改修費補助金交付事業を行っております。
皆さんも今後の地震に備え、これらの制度を活用して頂きたいと思います。
(制度の詳細は下記リンクから参照、もしくは都市建設課にお問い合わせ下さい)
http://www.city.katsuura.chiba.jp/toshikeikaku/07-1.html
都市建設課の皆さん、素晴らしい企画を有り難うございました。

また、順番が前後しますが、
昨日4日は、勝浦市水産業振興対策審議会に出席して参りました。
この審議会は、勝浦市の水産業の振興について市長の諮問に応じて調査・審議を行う機関です。審議した項目は下記の通りです。


構成メンバーは、議員の他に漁協組合長や漁師、水産会社社長などまさに勝浦市の水産の最前線に立っておられる方ばかり。
今後の水産業の振興策については議論が盛んとなりました。

私からは、

①勝浦市の基幹産業である漁業・水産業からのニーズに対応する為、現在の農林水産課を分離し「水産課」として独立させる必要がある
②勝浦市の磯根、漁業資源を守るために浜勝浦川の浄化を行う必要がある
③勝浦市の漁業資源を守る為の条例の制定が必要である
④勝浦市総合計画(第1次実施計画)案の中の「つくり育てる漁業の推進」項目中の、より実効性ある文言の追加


以上4点を提案致しました。

勝浦漁港は全国有数の漁港であり、その水揚げ高は銚子に次いで県内第2位となっています。
しかし、その多くは外来船によるものであり、外来船の確保と、地元漁船に対する支援、後継者の育成は重要な問題となっています。

日本全国の漁船は、「より高く魚を買ってくれる港」を求めて漁業を行っています。
しかし、それだけではなく、「寄港した際の娯楽や安らぎ」を求める漁師のニーズに応える事も、漁港としての重要な役割なのです。

例えば、魚を100万円で買ってくれるが、娯楽はなにも無いA漁港と、
    魚は90万でしか買い取ってくれないが、娯楽は充実したB漁港があるとして、

もし皆さんが漁師だったら、どちらの港を選ぶでしょうか?
漁師のお仕事は過酷です。何日も何日も荒波にもまれ、身を切るような過酷な作業を何日もこなして、心も身体も傷だらけになって港にやってくるのです。
多少魚価が安くても、娯楽や安らぎの多い港に寄港したくなるのが人情というものです。

現状、勝浦漁港周辺の環境はどうかと言えば、娯楽は無い、漁師の飲める店も無い、港の至近に銭湯もコンビニもありません。
これでは外来船がやって来てくれる筈もありません。

先般の東日本大震災に伴い、東北の主要漁港が壊滅した中、本来であれば東北の漁船の皆さんに勝浦漁港へ寄港して頂くチャンスでもありました。
しかし、なかなか思う様に外来船の数が伸びないのは、一つは漁港の施設が老朽化しニーズに応えられない事、
もう一つは他港に比べ、娯楽や癒しの場が圧倒的に少ないからではないでしょうか。

勝浦漁港については平成30年度を目処に大幅な近代化改修が予定されています。
あとは、市民全員でおもてなしの心を育み、観光客誘致だけでなく、全国の漁船の皆さんも温かく迎える体制づくりに取り組んでいく事が大切なんじゃないかと思います。

追伸:
4日夜は松野博一衆議院議員と新創かつうらのメンバーとで懇親会を行いました。
地方政治の問題から国政にわたる話まで、松野議員を囲み様々なお話をさせて頂く事が出来ました。
松野議員は公募により誕生した全国初の衆議院議員です。
サラリーマンから一念発起して政治家に当選され、現在も最前線でご活躍される松野先生のお話しは、非常に勉強になりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加に対する反対意見

2011年11月03日 23時58分35秒 | 政治に対する意見
皆さん今晩は。

諸事情あり更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
さて、報告が遅くなってしまいましたが、10月30日に渋谷で行われたTPP反対デモに参加してきました。

※写真はデモの様子。参加者のプライバシーに考慮し一部目線を入れてあります。


TPP参加 断固拒否する国民デモ in渋谷(動画)
http://www.ustream.tv/recorded/18201610

あいにく小雨の中での開催となりましたが、200名を超える方が参加されていました。
宮下公演を出発し約90分の行程。皆さん手作りのプラカードを持参し懸命にTPPの問題点について訴えておりました。

昨今話題となっているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは、一体何が問題なのでしょうか。

TPPとは、誤解を怖れず一言で行ってしまえば、
「参加国内であらゆる障壁(関税、非関税問わず)を撤廃し、ヒト、モノ、カネの流れを自由化する事」です。
もっと要約すると、「日本のあらゆるシステムがアメリカ化する事」となるでしょうか。
「環太平洋」などと大げさなことを言っても、参加国内のGDP比率では日本とアメリカで90%を占めるのですから、大きくは日本とアメリカとの問題なのです。
これは決して農業だけの問題ではなく、日本の個性が失われ、我々の生活全般が大きくアメリカナイズされ、殺伐とした社会が訪れるかもしれない、という、大変深刻かつ重要な問題なのです。

TPPについては分り易く解説、考察したサイトが幾つかありますので、是非一度ご覧ください。

サルでも分るTPP
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html

【議論】日本のTPP参加、賛成or反対 どっち?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3977712.html

フジ出演の京大TPP反対派中野剛志先生が正論過ぎ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3992098.html

TPPがどれだけヤバイかをわかりやすくまとめたスレ
http://pc2chmeme.com/news/d2047ebc8fd91982485c4f1934395d4a


さて、先日の日記(ブログ記事参照)でも述べた通り、私はTPP参加には現状では反対です。

なぜ反対かというと、

第一に、TPPの参加は日本の文化や伝統、特色を破壊しかねないものである事、

第二に、格安な外国製品の流入により、高品質が売りの日本製品が駆逐されかねない事、
(それは同時に、日々懸命に商品開発、品質管理に取り組んでいる日本の優秀な企業が、海外の安かろう悪かろう企業に駆逐されるという事でもあります)

第三に、内需依存国家である日本にとって、TPP参加による経済的メリットよりも、国民皆保険制度等の、日本の独自システム崩壊によるデメリットの方が遥かに大きい事、
(日本が外需依存国家であるというのは大嘘です。下記リンク記事参照)
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_02.html
http://petit.air-nifty.com/citron/2008/12/post-3030.html

第四に、国民に対する詳細な説明が全くなされておらず、賛成反対の議論が成熟していない現段階での参加は全くおかしい事、

以上4つが主な理由です。

TPPの問題の構図を分り易く例えてみましょう。

日本が昔ながらの商店街だとすると、アメリカはいわば大手スーパーマーケット。
TPPに参加し、大手スーパー(アメリカ)のあざとい商売を無制限に認めれば、商店街(日本)の温かい人情や個性的な品揃えは駆逐されちゃうでしょう、ってことです。
日本が関税自主権を撤廃し、またあらゆる非関税障壁も撤廃するとどういうことが起きるか、妄想してみましょう。
アメリカや諸外国から安い商品が流入し、確かに物価は安くなるかもしれません。
でも、これまで必死に頑張って高品質な商品を作って来た日本の生産者は大打撃を受けるでしょう。
農業に限らず、中小企業がダメージを受ければ、当然、サラリーマンの給料も減りますね。
また、TPPではヒトの動きも自由化しますから、外国人労働者も増える事でしょう。安い賃金で働く労働者が増えれば、当然日本人の失業者は増えます。
食料自給率は大幅に低下し、輸入と赤字は増え、国内需要は落ち込み、景気は後退し社会不安も増大します。
景気の回復の為に国内需要を伸ばさなきゃならない時に、物価も下げて給与も下げて、いったいどうするんだと。

経済の問題だけじゃありません。
日本のあらゆるシステムは現状にそぐわなくなり、年金や医療等の制度や様々な社会システムはアメリカ化していくことが懸念されます。
社会のアメリカ化にともない、競争原理が激化し「貧富の差」もますます拡大する事になりかねません。

「グローバル化」という言葉に騙されてはいけません。
マスコミが報道しないから皆知らないだけで、なんだかんだいいながら日本って凄い国なんです。
世界一の債権国であり、世界一安全で平和な国。各種特許による特許料や日本の技術でしか作れない資本財の輸出により、今や世界中の国が日本を頼らざるを得ない状況にまでなっているんです。
日本の個性やシステムが失われる事は、世界にとっても大きな損失なのです。いわゆる「グローバル化」で得をするのは、その提唱者であるアメリカだけです。

しかしなにより一番の問題は、日本国民がTPPの内容を全く知らされない状態におかれている事です。
民主党政権は、日本国の今後の在り方を左右するこのTPP参加問題について、国民に対する説明責任を全く果たそうともせず、国民的議論が全く成熟しない状態のまま参加をごり押ししようとしています。

また、マスコミも、TPP参加を前提とした「軽い」報道しか行っていません。
今後の日本の在り方を左右する重要なこのTPP問題、本来であればテレビ局をあげて特集を組み、賛成反対それぞれの立場から客観的な報道を重ね、国民の議論を盛り上げていかなければなりません。
しかし相変わらずマスコミは真実を隠しどうでも良い情報を垂れ流すばかり。
現時点においてTPPは、グルメ特集や芸能ニュースよりも遥かに重要な報道素材だと思うのですが・・・

そもそも、今回私が参加したTPP反対デモに限らず、昨年から民主党の悪政に対する数千人、数百人規模の様々なデモが日本全国各地で毎週の様に行われています。
しかしこれらについては全くといっていいほど報道されておりません。だから、「日本でそんな大規模なデモが起きてる事なんか知らない」という方も多いんじゃないでしょうか?

こんな状態でTPPに参加する等とんでもない事です。
TPPに参加するのなら、国民の間で時間をかけてしっかりと議論をし、大まかな同意が得られてから。
「参加会議があるから急いで参加しなければ、日本は仲間はずれになっちゃう」
などという民主党の理屈は、本末転倒も良い所です。

明日も国会前で大きなTPP反対デモがあります。

しかし明日は勝浦市水産業新興対策審議会に出席のため、私は参加する事が出来ません。
興味のある方は是非参加してみてください。
政治家の横暴やマスコミの隠蔽体質に気付き始めた有志の皆さんの情熱や熱意を、肌で感じ取る事が出来ると思います。

何度も繰り返しますが、国の危機という事は日本の田舎の危機、つまり勝浦市の危機でもあります。
私は今後も地方議員として、TPP参加問題はじめ、人権侵害救済法案や外国人参政権等の日本の根幹を揺るがす問題については、
しっかりと意見を述べ、また行動していこうと思います。
コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする