勝浦市商店街等にぎわい創出事業について

2023年02月05日 20時49分38秒 | 活動報告
(Facebook投稿より転載)
諸々が重なり、久しぶりの投稿になってしまいました。

今週は、鴨川市議会から長谷川議員、秋山議員の両名が「商店街等にぎわい創出事業」の視察に来てくださいました。
地域のリーダーとして、常に地域の事を思い活動されている両議員の行動力に心から敬意を表します。

この事業は、国の交付金を活用し勝浦市が予算化したもので、商店街活性化推進協議会が事業主体となり、ネクストデリバリー社が業務委託を受け実施します。
商店街活性化や買い物弱者支援、市民の利便性向上に向けた取り組みで、市民の皆さんが注文した商品を、EVトラックやドローンなど先進技術を活用して市民の皆さんへ配送するサービスです。
現在は興津・上野地区の一部で実施されていますが、次年度からは勝浦・総野地区にも順次サービスが拡大します。

具体的には、商店会各店舗の商品をリスト化し(ECモール化)、希望時間に家までお届けする出前・買い物代行サービス(共同配送事業)となっており、市民の皆さんはカタログやアプリから商店街の商品を注文するだけで、迅速に自宅まで配送してもらう事ができます。
また、商店街側のサービス参加方法もシンプルなものとなっており、商品の登録から注文受付、集荷や配送まで全て事業者のサービスである「Skyhub」が受け付けます。

商店街は、人口減による売り上げ減少や、買い物客の高齢化、人手不足などの課題を抱えており、ECモール化による販路確保や配送の効率化が課題の一つでした。
この取り組みは、商店街の課題解決に加えて、買い物が不便となっている地域の方々の利便性を高める事、そして、大手通販サイトや宅配サービスの台頭により市外へお金が流出することを防ぎ、商店街の良質な商品を、市民のみなさんに素早く、安く、便利にお届けして、商店街の商圏拡大・市内経済循環を目指します。

また、2024年から始まる運送業の残業規制を見据え、大手運送業者にとっては赤字路線となりかねないこの地域の配送を守っていくことも重要な役割となっています。
2021年10月に事業提案してから1年半、実現までには様々な困難や課題もありましたが、商店街、商工会の皆さん、事業者の皆さん、市役所の皆さん、また多くの市民の皆さんにご理解ご協力を頂き事業化に至ったこと、改めて心より感謝致します。

この事業が成功し地域に根差したサービスとして定着するよう、市民の皆さんのご意見を伺いながらしっかりと応援して行きたいと思います。







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