全国若手市議会議員の会千葉ブロック研修会に参加しました

2012年07月26日 23時54分37秒 | 活動報告
皆さん今晩は。
今日は本当に暑かったですね…
今日は千葉市にいたのですが、街路の温度計は35度を指していました。これからまた気温が上がるのでしょうか。

さて今日は、全国若手市議会議員の会千葉ブロック研修会に参加して来ました。

研修会のテーマは、

①オンデマンド交通システムについて
②千葉県の観光戦略~カジノ構想について

の2点です。
どちらも大変興味深いテーマで、とても勉強になりました。

研修会の様子


まず、オンデマンド交通システムについて。
これは、主にバスを利用したオンデマンド交通システム導入についての講習でした。
システムを開発した企業から担当者をお招きし、その導入背景や、システムの概要、全国自治体の導入実績や、導入プロセス等を詳細にご紹介頂きました。
特に、実際にこの最新オンデマンド交通システムを導入した自治体の事例について動画等も用いて非常に詳しく解説して頂いたので、システムについての理解を深める事が出来ました。
全国の地方自治体においてコミュニティバスの効率的な運用が問題となっている中で、コミュニティバスを廃止し、デマンドバスやデマンドタクシーを導入しようとする自治体も増えて来ている様です。
コミュニティバスにもオンデマンド交通システムにもそれぞれ一長一短あり、一概にどちらが優れているとは言い切れませんが、勝浦市においても、将来的な導入に向け具体的な事例研究・検討をより深めて行く事も必要かと感じました。

次に、千葉県の観光戦略~カジノ構想について。
これは、成田空港周辺地域でのカジノ・MICE機能を含む複合施設の導入検討調査に関しての件で、担当である県総合企画部の方から大変興味深いお話を伺う事が出来ました。
現在、関連法案の法制化(つまりはカジノの合法化ですね)に向け超党派国会議員(IR議連)による具体的な検討も行われており、すでに水面下では全国各地でカジノ誘致に向けた動きが活発化している様です。
当然、千葉県においても施設誘致に向けた研究検討が行われている訳で、今回は研究検討の中間報告の様な形式で担当者よりお話を伺いました。
現状では、あくまで成田空港周辺のカジノ・MICE(多くの集客が見込まれるビジネスイベントの総称)等複合施設導入についてのお話でありましたが、
今後、県内各地での立地の可能性も検討する、というお話もありました。
現状、カジノ・MICE施設導入の目的は、成田空港という世界有数の国際空港の所在地、というメリットを活かした「国際ビジネスチャンスの取り込み」「海外富裕層の集客」が目的となっていますが、
誘致に当たってはもっと幅広い視野を持って頂きたいな、とも感じました。
特に思うのは漁業振興策との関連です。
現在、千葉県には全国から多くの外来船が来訪していますが、全国有数の港町である勝浦にしても銚子にしても(勝浦は特に)、漁師の皆さんの為の娯楽施設等が不十分であり、
将来的に、多少魚価が安くても娯楽の充実した漁港に外来船が流れてしまうのではないかという懸念があります。

過去記事「勝浦市水産業振興対策審議会に参加しました」でも述べましたが、
日本全国の漁船は、たしかに「より高く魚を買ってくれる港」を求めて漁業を行っています。
しかし、それだけではなく、「寄港した際の娯楽や安らぎ」を求める漁師の方々のニーズに応える事も漁港としての重要な役割でもあると思うのです。
もし大規模漁港の近くにカジノが存在するとなれば、外来船の誘致には絶大な効果があると思います。
交通の便の良い所、集客率の高い都市部、そうした場所を誘致の候補地として選ぶ事は当然だしもちろん大切ですが、誘致研究に当たっては視野を広く持って、かつ慎重に検討して頂きたいと思います。

とにかく、この若手市議会議員の会は、若く情熱に溢れた地方議員が集まる場所であり、参加するたびに新たな発見があります。
本当に魅力的で活動的な方が多く、学ぶ所も沢山あります。次回は懇親会にも参加してゆっくり皆さんのお話をお聞きしたいです。
皆さん、今日はお疲れさまでした!


追伸:
畑のオクラに綺麗な花が咲きました!

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おとなの学び舎~妙海寺・寺子屋道場~ に参加しました

2012年07月24日 21時58分30秒 | 活動報告
皆さん今晩は!
暑い日が続きます。畑の作物も(雑草も)まさに今が育ち盛り。
人間にとっては厳しい暑さとなりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

出張やイベントが多くブログの更新が遅くなってしまいましたが、先週末の活動について報告致します。

7月21日(土)

この日は、午前中は海開きに合わせたクリーンキャンペーンに参加。白灯台付近の清掃を担当しました。
地元の小学生サッカーチームである「カマラッサ勝浦」の皆さんと一緒に清掃を行いましたが、皆元気で礼儀正しい!てきぱきと一生懸命清掃に取り組んでいました。素晴らしい!

午後からは新官にある妙海寺ご住職、佐々木教道上人の企画されたイベント「おとなの学び舎~妙海寺・寺子屋道場~」に、司会者・コーディネーターとして出席しました。

この「大人の学び舎」という企画は、お寺を地域がより良く発展して行く為に必要な「場」、あるいは「学びの場」を提供し、人と人とのつながりをつくるコミュニティの中心地として活用して行こうとするもので、佐々木教道上人の理念を具体化させたものです。

記念すべき第一回のテーマは「アワビ漁業と磯根の環境変化」。
地域にとっての重要な問題として、学び舎の第一回テーマに漁業を選ばれたのは素晴らしいと思います。

この地域の漁業は多くの問題を抱えています。
それらの問題を解決していく為の第一歩として、先ずは漁業に従事するあらゆる業種の方々に一堂に会して頂き、ざっくばらんに意見交換出来る「場」があれば良いなと思っていた所、
お寺を地域のコミュニティの中心地・交流の拠点として活用しようとする佐々木教道上人と意気投合し、私も今回お手伝いさせて頂きました。

第一部は基調講演。
東京海洋大学客員教授の山川紘先生から、アワビ漁業の現状分析と、今後の在り方について貴重なお話を頂きました。
アワビの生態や各地の漁獲量等、詳細なデータに基づいた情熱的な講演が行われ、地元の漁業問題に密着した問題でもあり参加者一同皆真剣に聞き入っておられました。

第二部はパネルディスカッション。

テーマ1  磯根資源を守る為に出来る事は何か
テーマ2  勝浦の海産物の付加価値を高め、魚価を上げる為には何をすべきか
テーマ3  この地域の漁業復興に向けた方策について

以上3つのテーマについて、現役の漁師さんや水産加工会社社員の方も含む4名の方にパネリストとしてご登場頂き、それぞれ意見を述べて頂きました。
それぞれ立場が違えば意見も違います。活発な意見交換がなされ、非常に有意義なパネルディスカッションになったと思います。

パネルディスカッション終了後は懇親会。
参加者同士、互いに酒を酌み交わし交流を深める事が出来ました。

今回、ご参加頂いた方は80名強。
そのうちの半数以上が漁師の方々。こんなにも沢山の漁師の皆さんにお集まり頂けた事は、とても大きな意味があると思います。
漁業という大切な産業を守り、発展させ時代に繋いで行く事はこの地域にとって何よりも大切な事ですが、漁業問題について、今回様々な職種の方が集まり漁師の皆さんにもご参加頂き、立場の違うもの同士で話し合いの「場」を持てたという事は、この地域の更なる漁業発展に向けた第一歩になると思うからです。

今後も継続的にこうした勉強会を開催し、地域のあらゆる問題について、意見の違うもの同士が明るく自由に、ざっくばらんに意見交換し問題解決に向けて互いにアイデアを出し合って行く事が出来たら、素敵だなと思います。
今回頂いたご意見や様々なアイデアは、関係者の皆さんとじっくり話し合った上で、市政にもしっかりと反映させて行きたいと思います。
佐々木教道上人、山川先生、パネリストの皆さん、そして参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした!

クリーンキャンペーンにて、会派の松崎議員、佐藤議員と合流。記念撮影!


おとなの学び舎パネルディスカッションの様子。緊張しました。



追伸:
7月21日は、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ日本の宇宙輸送船「こうのとり3号機」を載せたH2Bロケットの打上げが成功した日でもあります。
「こうのとり」は、国際宇宙ステーションに物資を運ぶため日本が開発した宇宙輸送船で、去年1月に続き、3度目の打ち上げ。スペースシャトル退役後、国際宇宙ステーションに物資を運べる唯一の宇宙輸送船でもあります。
例によってマスコミの皆さんはあまり報道しませんでしたが、H2Bの3回連続打ち上げ成功は素晴らしいと思います。打上げに係わった全ての皆さん、本当におめでとうございます!

【JAXA】 H2B3号機打ち上げ 【こうのとり】
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鈴木綾子江東区議区政報告会「あやこCafe」に参加しました

2012年07月20日 00時56分50秒 | 活動報告
皆さん今晩は。
今日は一日陳情対応したり会議に参加したり、夕方からは畑仕事。
不思議なもので一つ陳情があると続けて似た様な陳情が来たりもします。これがシンクロニシティ、というものでしょうか。

夜は(社)勝浦いすみ青年会議所理事会に参加、無事会議も終わり、先ほど帰宅しました。
午後8時から始まり、結局4時間にも及ぶ会議となりました。長い…
しかし、様々な意見が飛び交い、きちんと議論を尽くそうとする青年会議所の会議のあり方は素晴らしいと思います。
勝浦市議会も会議におけるこうした姿勢を見習わなければ。


さて、昨日(7月18日)は、鈴木綾子江東区議が主催する区政報告会、「あやこCafe」に参加しました。

鈴木あやこofficialwebsite
http://www.suzukiayako.com/archives/cat_50048074.html

私もこれまで数回にわたり個人市政報告会を開催して来ました。しかし、なかなか思う様には行かず、毎回試行錯誤の連続でもあります。

市民に開かれた、明るく楽しい報告会にする為にはどうしたら良いか。
どうやって周知徹底を図っていけば良いのか。
どうやったらもっと多くの参加者に集まって頂けるのか。

常々そう考えていた所、Facebook上にて鈴木区議の「あやこCafe」の評判を知り、
今後の市政報告会の参考にすべく、同じFacebook仲間である白鳥時忠御宿町議と共に参加させて頂いた次第です。

今回の「あやこCafe」の参加者は12名。

区内外問わず、幅広い層の方が参加されていました。先ずはこれが素晴らしいと思います。
私も、市政報告会開催に当たっては市内外を問わず政治に興味のある方であれば老若男女誰でも参加して頂きたい、と常々考えているのですが、なかなか実現は難しい。
それをまさに実現している「あやこCafe」は凄いと思います。報告会でありながら「Cafe」と冠したアイデアも、イメージアップや参加し易さに繋がっているのだと思います。

報告会開始後、参加者全員に自己紹介の機会が与えられます。
これも、場の雰囲気を和ませ、参加者全員が一つの仲間として話し合いを行うんだ、という雰囲気づくりに一役買っていたと思います。
報告会はまるで座談会のような和やかな雰囲気の中、テーマに沿って滞り無く進行し、鈴木議員のお話の聞き取り易さや巧みさも相まって、結果として素晴らしい報告会となっていました。

中でも素晴らしいと思ったのは、参加者全員に平等に発言の機会が与えられていた事!
報告会の要所要所で、鈴木議員から参加者全員にひとりづつ意見を求められ、あるいは発言の機会をいただき、活発な意見交換がなされました。
報告会全体をしっかりとコントロールしつつ参加者にも積極的に発言を促し、どんな意見に対してもしっかりとお答えをされていた鈴木議員の会議の進め方は、素晴らしいと思います。

とても勉強になりました。
「あやこCafe」の取り組みを参考にし、次回以降の私の市政報告会にも活かして行きたいと思います。
鈴木綾子議員、本当に有り難うございました!

報告会の様子






追伸:
今日は夕方から貸農園で農作業。
たくさんのモロヘイヤと、オクラ、ナス、トウモロコシを収穫しました。
正真正銘、完全無農薬栽培の逞しい野菜たちです。穫れたてのトウモロコシの甘い事!

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東神楽町・音威子府村・おといねっぷ美術工芸高等学校へ、行政視察に行って参りました

2012年07月14日 01時31分15秒 | 活動報告
皆さん今晩は。
蒸し暑い日が続きます。私の家にはエアコンが無いので、この季節は大変です。
特に、西日が直接当たる夕方の私の部屋はまさに天然サウナ状態で、昔から友人に「夕方のけんちゃんちはヤバイよね」と言われています。
しかし、東京にいた頃の快適なエアコン生活も懐かしくはありますが、季節の移り変わりを肌で感じる事の出来る今の生活も、慣れてしまえば却って心地良いものです。



さて、7月9日~7月11日の3日間、会派による視察研修に行ってきました。
今回の視察先は北海道上川郡東神楽町、中川郡音威子府村の2自治体です。



一日目の視察先は東神楽町です。
こちらは、北海道中部に在る自治体で旭川空港の所在地でもあり、全国でも屈指の人口増加率を誇る自治体です。

東神楽町ホームページ
http://www.town.higashikagura.lg.jp/index.html

その人口は、
1990年で5,763人、
1995年で7,676人、
2000年で8,127人、
2005年で9,194人、
2010年で9,296人、
と順調に推移しており、人口減に悩む勝浦市とは対照的です。
東神楽町は人口増加の為の様々な施策を実行しており、勝浦市においてもこうした先進自治体の取り組みを学ぶ事は重要であると考えました。
そこで、今回は東神楽町の取り組みの一つ、「公営住宅買取制度」について視察を行いました。

この制度は、国からの補助金や業者に対する割賦払い等を活用し公営住宅を自治体が格安で整備しようとするもので、勝浦市における市営住宅の今後の運営においても大変参考となる政策です。
近年どの自治体においても、公営住宅の運営は大きな問題となっています。公営住宅にはセーフティネットとしての役割が強く期待されているものの、その運営は困難です。
勝浦市の市営住宅においても、老朽化による建替えや補修が相次ぎコストが大幅に増加している事や、住環境の悪化、その住民構成の偏りなどの問題が顕在化しています。
この「公営住宅買取制度」は、公営住宅の建設整備に係わるコストを減らし、充実した居住地を整備する事で住環境を改善させる可能性を秘めています。
この視察の成果をまとめ、9月議会では会派を代表して磯野議員が市営住宅に関する一般質問を行う予定です。


東神楽町議会も視察。議場も明るく、何より傍聴席と議員席が近いのが素晴らしいです。





2日目の視察先は、音威子府村です。
音威子府村は北海道北部に位置し、北海道内で最も人口の少ない自治体であり、唯一人口が1,000人以下の地方公共団体です。
こちらでは、全国でも稀な村立の高等学校である「北海道おといねっぷ美術工芸高等学校」を視察させて頂きました。

音威子府村ホームページ
http://www.vill.otoineppu.hokkaido.jp/Cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM04000

北海道おといねっぷ美術工芸高等学校
http://www5.ocn.ne.jp/~otokoh/

勝浦若潮高校の統廃合が県教委によって決定され(未だ県教委の横暴に対しては怒りが収まりません)、勝浦市として今後どう対応するか決めなければならない時期に来ています。
市立高校として存続するのか、私立高校を誘致するのか、または学校以外の目的で活用するのか。あるいはそれ以外の選択をするのか。少なくとも今年中にその方向性を決定しなければなりません。
そうした状況の中、全国でも稀な村立高校としてその運営に成功している音威子府村、及びおといねっぷ美術工芸高等学校に赴き、その運営方法や財政状況、経緯等を現地でしっかりと学ぶ事は、今後の勝浦市の教育行政にとって大変重要であると判断し、視察先として選定した次第です。

おといねっぷ美術工芸高等学校は、北海道の僻地にありながら、高校の受験倍率は2.6倍となっており、日本全国から生徒を集めています。
県立高校であれば学区外から生徒を集める事は制度上難しいですが、市町村立高校であればそうした束縛から逃れ全国から生徒を募集する事も可能になる訳です。
また、学科を「美術」「工芸」に特化した事で、日本中から目的意識の高い生徒を集める事にも成功しています。
授業も見学させて頂きましたが、生徒たちは皆真剣に授業に取り組んでいました。また校舎のあちこちに生徒の作品が展示され、そのレベルはまさにプロ顔負け。「お金を払ってでも欲しい!」と思える作品が沢山ありました。
授業はもちろん、あらゆる面でその学力や技術力の高さを感じる事が出来ました。また、工芸高校という事で、工芸の先進地である北欧からも交換学生や講師を招いているとの事。こうした自由な取り組みが出来るのも、市町村立高校の大きな魅力だと思います。


視察の様子。校舎内の至る所に生徒の作品が展示されています。



高校生と小学生との学校間交流の一環、小学生との共同授業の様子です。生徒も先生も活き活きと授業に取り組んでいるのが印象的でした。




この高校の運営費は年間で約2億円。
そのうち約1億8000万円が補助金、約2000万円が村からの拠出であるとの事。自治体の規模や生徒数を鑑みても、勝浦市においても高校の運営は十分可能なのではないかと感じました。

おといねっぷ美術工芸高校を視察してもう一つ感じた事があります。
それは、もし仮に勝浦市において市立高校として存続させる事になった際には、総合学科のような曖昧な学科ではなく、何かの分野に「特化」した学科の設置が必須だという事です。
その分野では絶対に他校に負けない!この分野では日本一だ!といった専門性や特殊性が、日本中から生徒を集める要因になると思うからです。
そして私は、もし勝浦市が市立高校を設置するならば、その学科は、「漁業に特化した学科」しかないと思っています。
勝浦若潮高校の漁業専門高校としての歴史、設備、ノウハウを無駄には出来ませんし、何より地域に愛され、地域に貢献出来る高校でなければ存続は難しいと考えるからです。

おといねっぷ美術工芸高校も、元々は定時制の普通高校でした。
生徒数が伸び悩み、その存続の危機を経て、村立高校へと組織改編し、「工芸科」を設置した理由。それは、「地域産業の発展に貢献する人材を育てるため」であったそうです。
音威子府村の主産業は林業。その豊富な木材を工芸品として活用出来る人材を育成し、地域に貢献出来る高校とする。
そうした信念があったからこそ、おといねっぷ美術工芸高校は地域から愛され、全国からも生徒が集まる魅力ある高校に成長したのだと思います。

近年、この地域の漁業は様々な問題を抱えています。後継者不足や資源の枯渇、暗いニュースばかりです。
しかし一方で、北欧等の諸外国では漁業の近代経営科やブランド化、資源管理に成功し、「儲かる産業」として漁業が人気の職業になっている地域もあります。
新生勝浦高校も、地域から愛され地域に貢献出来る高校として、漁業に特化した学科を設置し漁業に関する先進的で専門的な授業を施し、日本全国・世界中から生徒を集め、
勝浦若潮高校を、日本の漁業再生の拠点として再生する事が出来たら素晴らしいなと考えています。

今回の音威子府村での視察結果は、私にとって大きな収穫となりました。
今回の視察の成果を活かし、9月議会では会派を代表して私が高校に関する一般質問を行う予定です。

また、視察の詳細は報告書を作成し、事務局へ提出すると共に、こちらのブログでも近日中に公開致します。

これまで、議員の視察、というと「単なる慰安旅行」「税金の無駄」と言われる事が多かった様に思います。確かに、過去には慰安目的の旅行を行っていた議員も居られたのかも知れません。
しかし我々は、視察が単なる物見遊山で終わらぬ様、これまで目的意識を持って視察に取り組み、その成果を議場や委員会で積極的に提言し、政策に反映させる事を目的として活動して参りました。
今後も、行政視察が市民の皆さんから「無駄」と言われない様、視察で得た知識をしっかりと報告しまた勝浦市政に反映させ、勝浦市の発展に向けて役立てて行きたいと考えています。




追伸:写真で活動報告

7月12日(木)
この日は午前中国際武道大学を訪問、午後からは岩瀬洋男議員と共に市立興津中学校の公開授業を見学しました。
生徒は皆真面目に授業に取り組んでおり、積極的に質問する生徒も多く感心しました。
興津中の生徒数は現在全校で82名。確かに生徒数は少ないですが、その分きめ細やかな指導が行われているように感じました。
小規模校には小規模校ならではの良さがあります。
生徒同士・あるいは先生と生徒の距離の近さを活かし、生徒達の細かい変化や声なき声を拾いあげ虐めなどの防止に取り組んで頂ける様、校長先生にお願いしました。




7月13日(金)
今日は午前中市内をひと回りし、午後から議会報の原稿作成。夕方原稿を提出しに市役所へ。
夜は(社)勝浦いすみ青年会議所サマーキャンプの打ち合わせ。皆で手分けして参加者の最終出欠確認を行いました。後少しで本番。頑張ります!
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政治団体について & 今週の活動報告です(7月5日~8日まで)

2012年07月08日 23時41分54秒 | 政治活動
皆さん今晩は。
いよいよ暑くなって来ました。じめじめした湿気も加わり、一年で一番苦手な季節です。

さて今日は、弁護士の先生方と、私の政治団体の今後の運営について話し合いを行いました。
実は私も「戸坂健一とあたらしい勝浦を創る会」という政治団体(後援会)を持っています。
チラシの発刊や会員の募集等はこちらで行っていますが、あまり効率的に機能していなかったのも事実です。

そこで、今後はこの政治団体がしっかりと機能していくよう、後援会としての機能の充実を図り、また選挙区内外を問わず若い方に積極的に政治に参加して頂く場として改善して行きたいと思っています。
そのために、まずは組織改編を行い、若い方にどんどん運営に携わって頂ければと考えています。また詳しい事が決まりましたら報告致します。

明日からは会派新創かつうらの視察研修で北海道の音威子府村に行ってまいります。
音威子府村は村立高校を有し、その経営に成功している全国でも稀な自治体です。
ここ勝浦市においても、勝浦若潮高校の統廃合に伴い、市立高校化の可能性も取沙汰されています。
会派では、自治体が運営する高校における先進地を視察する必要があるとの判断から、今回の視察を行う事としました。
しっかり勉強してまいります!


追伸:写真で活動報告


7月5日
この日は串浜区を訪問。陳情の相談や、漁師の皆さんとの雑談や簡単な市政報告等を行いました。この日は潮がよく引いて、串浜漁港の底が露出するほど。
思わず磯を歩いて観察してしまいましたが、これまで見た事も無い様な大きな巻貝が多く見られました。小学生の頃はこんな巻貝は勝浦にいませんでした。勝浦湾の生態系も大分変わって来ているのでしょうか…




7月6日
この日は市役所にて会派の勉強会を行いました。テーマは市内遊休地の活用方法について。
市内には広大な遊休地が点在しています。これらの活用は今後の勝浦市を考える上で不可欠です。今後も未来を見据えた活用方法を考えて行きたいと思います。
夕方からは(社)勝浦いすみ青年会議所青少年育成実行委員会に参加。8月4日のサマーキャンプについての委員会です。
サマーキャンプの参加希望者数が定員を超えたため、公正公平を期し、荘司理事長によるくじ引きにて参加者の決定を行いました。




7月7日
この日は早朝から地元消防団の定期訓練に参加。今回は訓練に合わせ、区のご協力のもと浜勝浦区の側溝の清掃を行いました。
もう何十年も清掃されていなかった為か、側溝には泥がたまり清掃には一苦労ですが、昔の駄菓子屋さんの前の側溝を清掃する際は、「昔落とした玩具が出てこないか」と期待してしまいました。
また、午後からはNPO法人「すんべやぁ勝浦」農園にて農作業。ヤングコーンを収穫しました。
気温の上昇と共にオクラやモロヘイヤ、里芋も順調に育って来ています。ヤングコーンは軽く塩茹でにし、マヨネーズを付けて食べました。絶品です!

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浜勝浦川流域の環境調査を行いました

2012年07月02日 06時55分14秒 | 活動報告
皆さんお早うございます。
梅雨らしく蒸し暑いじめじめした気候が続きます。体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

7月に入り今年もあっという間にその半分が過ぎてしまいました。
前半、色々な事がありましたが、皆さんのおかげで公私ともに充実した日々を送らせて頂く事が出来ました。
後半も頑張って行きます!

さて、先週は27日に浜勝浦川流域の調査を行いましたが、それについて報告致します。
27日の調査にあたっては、東京海洋大学地域連携推進機構と環境調査会社フィスコから専門家をお招きすると同時に、Facebook等にて参加者を募ったところ、
結果として8名の方に調査に同行して頂く事が出来ました。
市営駐車場に集合した後、川津田圃まで川を遡上、現地の様子を確認しながら汚染地点の調査や意見交換を行いました。

調査の様子


また、30日には再度専門家のお二人に来て頂き、一日かけて流域を調査して頂きました。
その後、市役所に移動し、市長と会談。調査の結果報告や今後の改善計画等について意見交換を行いました。

今回の調査や専門家の先生方からの貴重な意見により、これまで気付かなかった課題や改善策等も見えて来ました。
簡単な報告書を作成しましたので、興味のある方は下記リンクよりファイルをダウンロードしてご確認下さい。

浜勝浦川の環境改善について
http://firestorage.jp/download/76c5b237582c7c3f33086c46bef381f48d1dc110


追伸:

30日には興津の凧作り教室にも参加しました。
今日は興津海岸で実際に凧揚げを体験。
小学生の頃は凧揚げ大会がありましたが、いつも上手く飛ばすことが出来ず悔しい思いをしていました。
こんなに高く凧を揚げたのは生まれて初めてです。楽しい!

凧揚げの様子


そもそもこの教室は、子ども達に凧揚げの楽しさを伝える為に興津地区の有志の皆さんによって開かれたもの。
こうした日本の伝統的な遊びを、是非現代の子ども達にも体験して欲しいな、と思います。

ちょっと芸術的な感じに
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