勝浦を海洋療法のメッカに!

2012年02月02日 23時29分36秒 | 活動報告
皆さん今晩は。
今日は午前中、ミレーニア勝浦の中にあるテルムマラン・パシフィーク支配人からお誘いを受け、同所を視察、勝浦市との連携強化について話し合いを行いました。

テルムマラン・パシフィークとは
http://www.thalasso.jp/tmp/

同所はフランスの名門タラソセンター「テルムマラン ド サンマロ」と業務提携を結ぶタラソテラピー(海洋療法)センターです。

施設内の様子


そしてタラソテラピー(海洋療法)とは、海洋性気候のもとで、海水、海藻など、海のありとあらゆる資源を用いる健康法の総称であり、ヨーロッパでは医学的かつ有効性の高い療法として確立しているものです。

会議においては、この施設が持つ様々なノウハウや技術、コンセプトを提供して頂き、勝浦市活性化の為の資産として有効活用出来ないかについて、
支配人、市担当課長、そして市役所に新たに設置された「観光プロモーション班」のメンバーと共に綿密な話し合いを行いました。

ここ勝浦市は、タラソテラピー(海洋療法)に必要となる「綺麗な海」に囲まれています。
つまり、見方を変えればここ勝浦市を「タラソテラピーの街」、つまり「海洋療法、健康の街」としてアピールする事も可能な訳です。
例えば、市内の各民宿と連携して、海洋療法について共通の認識を持って頂き、ビーチコーミングや早朝散歩などの海洋療法プログラムを共同で実践する、
等々の取り組みが出来、観光と健康を結びつける事が出来たら、勝浦市の宿泊施設が持つ付加価値は一気に高まる事になります。
また、海洋療法では海藻を使った健康法なども確立されていますから、現在各漁港で問題になっている、打ち上げられて処理に困るカジメなどの海藻だって、見方を変えれば立派な資源になる訳です。

本家フランスを始めとしたヨーロッパ各国では、海洋療法は自然療法のひとつとして人々に親しまれているのですから、うまくノウハウを取得する事が出来れば、
ここ勝浦市の持つ海岸や海藻資源などの有効活用への途端となる事が出来るのではないか、と思います。

長崎県天草市や青森県市浦村(現五所川原市)のように、タラソテラピーで町おこしを図り成功している自治体の例もあるようです。
両自治体とも海洋療法の有効利用によって病人が減り、自治体の医療費削減の効果まで見られたようです。
http://fairfax.exblog.jp/4494915/

私企業であっても、こうした「街全体の発展」についてのご提言を頂けるのは本当に有り難い事です。
市政についてこれまでに無かった見方、新しい考え方が出来ますから。

勝浦を海洋療法のメッカにして街も人も健康にする!というテーマはとても面白いと思います。今後も研究検討して行きたいと思います。
お招き有り難うございました!

追伸:
先日仕込んだ手作り納豆が完成しました!
大成功!と言いたいところですが、熟成温度が足らず、発酵度80%といった感じでしょうか。
でも、納豆菌も一切使わない、無農薬栽培の稲藁に付着した天然の納豆菌のみを使用した純粋納豆です。
とっても美味しいです!
コメント (4)
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