誕生日が近づき運転免許更新の案内葉書が届いた。
5年間有効のゴールド免許の更新が2回続いたので10年間無事故・無違反ということになる。その間東北に2回、信州、阿蘇は10回以上行っており、都合10万kmは走っている。
結果的には優秀ではあるが、制限スピードを超過して走ったこともたびたびあれば、一方通行
に入りこみ慌てて転回して出たこともある。「ひやり」としたことも幾度かある。自分でも運がよ
かっただけで決して「優良運転者」と思ってはいない。
今回の更新が何回目の更新になるのか忘れてしまった。が、その何回かの免許更新で
思い出深いのが2回ある。
一つは更新を忘れて失効させてしまったこと。
それはもう30数年前のことになる。義父が急遽手術入院することになり引っ越しやら何やら
でドタバタしていた時期である。入院に義母が付き添い、それも少し長期になりそうだという
ことで、空家となる義実家の管理を依頼され引っ越したのである。
多分更新案内の葉書は旧居に届いていたのであろうと思う。眼にした記憶がまるでない。
期限が切れているのに気がついたのは半年以上過ぎた頃で、帰省の車の中、それも関門橋
の上であったことを今でも鮮明に覚えている。おかしなことに、それまでは悠然と運転してい
たのに急に気が気ではなくなった。道中のこと、引き返してのも同じなのでそのまま帰省した
ものの、気づいてからのふるさとまでの道と岐路の長かったことはいうまでもない。
帰省から戻って早速警察に行ったが、(この間無免許運転なので違反なのだが既に時効)
免許が失効してから6か月以上経っていたので再取得ということになった。
再取得というのは技能試験や学科試験は免除されるものの、新たに免許を取るのと同じ
であり、手数料が余計掛かったばかりでなく、免許取得の履歴も消えてしまったのだ。
高校生のときまず学科試験だけで受かる原付自転車から始め、その数年後知人から
貰い受けたバイクに乗るために自動二輪免許を取得。そしてさらに数年後自動車免許
を取得した。
再取得前の運転免許は確かそれぞれの取得年月日の記載があったが、失効・再取得
となって取得年月日は再交付発行日に統一されてしまった。
特に自動二輪は独りで練習し、実技試験に二度目のチャレンジで合格したしただけに
思い入れがあった。(田舎だったゆえ広い空地があり無免許でも練習がやれた)
二つ目の失敗は運転免許更新案内の葉書の宛名の部分を切り離してしまったこと。
案内葉書は3枚に折りたたまれ見開きになっている。それは10数年前の更新のとき
だったが、深く考えもせずに3枚を切り離して真ん中のページだけを持参したところ
やたら手続きが面倒なグループに回されてしまった。
(申請書をはじめから起こす必要があるというようなことを言っていた記憶がある)
真ん中のページには免許番号などが記載されているのでここだけでいいのだろうと
勝手に思いこんでしまったのだが、よくよく考えれば葉書に記載された住所に確実に
届いたことで本人であることを確認しているのかも知れない。
そういえばパスポートの受取りの時も通知の葉書が必要だった気がする。
あと残り何回更新ができるかわからない。そのうち息子どもが運転免許の返上を
進言してくる時も訪れるだろう。
次もゴールド免許を目指し安全運転!!
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