毎年慣例のように、夏と暮のほぼ2回阿蘇に行くことにしている。
信州松本や越中富山からの北アルプスの眺めもいいが、阿蘇はカルデラ
全体の雄大さ、山裾の女性的ななだらかさがあってまた違った趣がある。
しかし今年の夏は状況が変わった。7月に阿蘇地方は集中豪雨による激しい
被害を受け多数の死者、行方不明者が出た。何より各所で道路が土砂崩れや
崩落で通行止めになっており行くに行けない状況が数ヶ月続く。
当然、夏の阿蘇行きは中止。そして12月になっても「阿蘇大好き人間」の
我が連れ合いが行こうと言わない。
しかし、暮も押し迫って来るとやはり阿蘇が恋しくなる。一年の総浚いはやはり
阿蘇。温泉に入って、阿蘇をゆったりと眺め、そして赤牛、田楽に舌鼓。
幸いにして宿も予約が取れた。ということで急遽スタッドレスタイヤに交換して
二泊三日の計画で今年もでかけた。
関門橋(関門PA)
九重連山(国道212号阿蘇入口手前から)
外輪山ミルクウェイ展望台から阿蘇五岳
眼下は内牧温泉
翌日は終日雨で根子岳も雲ですっぽり
ロビーの新聞や持参した本を読んで終日宿舎で過ごす。宿の食事が朝夕とも
バイキング方式のため過食気味。そこで昼は高森まで出て、ピザ、パンを買い
薄めのコーヒーで軽い昼食。これがまた美味かった。
根子岳(三日目は雲ひとつない快晴)
中岳、高岳
高岳は阿蘇最高峰(標高1592m=ヒゴクニ肥後国の語呂合わせ)。
中岳では1週間前から単独登山者が行方不明になっていて、前日
捜索中止になった旨ニュースで知った。このどこかで倒れている
と思うと痛ましい。現在もまだ見つかっていない。
中岳ロープウェイ
火口までは車でも行ける。下から見ると歩いてでも行けそうに見えるが
やはり結構な高低差がある。若い頃高岳、根子岳には登ったことがある。
草千里
左方向に中岳とその噴煙。
米塚
太古の昔噴火した寄生火口。25年ほど前まではすぐそばを通る自動車道から
登れたので当時小学生だった息子達と登ったが、現在は放牧場主が柵を閉止して
立ち入り禁止しているので登ることはできない。
阿蘇神社
阿蘇随一の神社。大宮司の阿蘇家は天皇家と比肩する古い家系を持つ。
門前街に阿蘇湧水群があり、今年もたっぷりと汲んで帰った。
山門の前に左右に広がる参道で毎年火振り神事が行われる。これも豪快だった。
ホテルで聞いたところによると、今年は夏以降観光客が激減したという。確かに
例年なら食事時間を振り分けるほど賑わった食堂が今年は10家族ほどしか
おらず閑散としていた。
やはり豪雨の風評が効いているらしい。
片道規制が所どころ残ってはいるものの復旧がかなり進んでいる。ぜひ行って
温泉にゆったりと浸かって欲しいと願う。
帰路は好天に恵まれたので由布岳を見るために旧やまなみハイウェイを通って
九重から湯布院に抜けることにする。
由布岳(湯布院駅前)
この山も若い時にやまなみハイウェイの登山道口バス停から登ったことがあるが
特に山頂付近が急でかなりハードであった。
特急ゆふ号?
市内遊覧馬車
柔順な白馬が牽引する。市内至るところで人力車の客引きも多いが、蹄の音しか
しない静かでゆったりとした市内観光もいいものだろう。
民芸村
ここも韓国人観光客が多かった。
信州松本や越中富山からの北アルプスの眺めもいいが、阿蘇はカルデラ
全体の雄大さ、山裾の女性的ななだらかさがあってまた違った趣がある。
しかし今年の夏は状況が変わった。7月に阿蘇地方は集中豪雨による激しい
被害を受け多数の死者、行方不明者が出た。何より各所で道路が土砂崩れや
崩落で通行止めになっており行くに行けない状況が数ヶ月続く。
当然、夏の阿蘇行きは中止。そして12月になっても「阿蘇大好き人間」の
我が連れ合いが行こうと言わない。
しかし、暮も押し迫って来るとやはり阿蘇が恋しくなる。一年の総浚いはやはり
阿蘇。温泉に入って、阿蘇をゆったりと眺め、そして赤牛、田楽に舌鼓。
幸いにして宿も予約が取れた。ということで急遽スタッドレスタイヤに交換して
二泊三日の計画で今年もでかけた。
関門橋(関門PA)
九重連山(国道212号阿蘇入口手前から)
外輪山ミルクウェイ展望台から阿蘇五岳
眼下は内牧温泉
翌日は終日雨で根子岳も雲ですっぽり
ロビーの新聞や持参した本を読んで終日宿舎で過ごす。宿の食事が朝夕とも
バイキング方式のため過食気味。そこで昼は高森まで出て、ピザ、パンを買い
薄めのコーヒーで軽い昼食。これがまた美味かった。
根子岳(三日目は雲ひとつない快晴)
中岳、高岳
高岳は阿蘇最高峰(標高1592m=ヒゴクニ肥後国の語呂合わせ)。
中岳では1週間前から単独登山者が行方不明になっていて、前日
捜索中止になった旨ニュースで知った。このどこかで倒れている
と思うと痛ましい。現在もまだ見つかっていない。
中岳ロープウェイ
火口までは車でも行ける。下から見ると歩いてでも行けそうに見えるが
やはり結構な高低差がある。若い頃高岳、根子岳には登ったことがある。
草千里
左方向に中岳とその噴煙。
米塚
太古の昔噴火した寄生火口。25年ほど前まではすぐそばを通る自動車道から
登れたので当時小学生だった息子達と登ったが、現在は放牧場主が柵を閉止して
立ち入り禁止しているので登ることはできない。
阿蘇神社
阿蘇随一の神社。大宮司の阿蘇家は天皇家と比肩する古い家系を持つ。
門前街に阿蘇湧水群があり、今年もたっぷりと汲んで帰った。
山門の前に左右に広がる参道で毎年火振り神事が行われる。これも豪快だった。
ホテルで聞いたところによると、今年は夏以降観光客が激減したという。確かに
例年なら食事時間を振り分けるほど賑わった食堂が今年は10家族ほどしか
おらず閑散としていた。
やはり豪雨の風評が効いているらしい。
片道規制が所どころ残ってはいるものの復旧がかなり進んでいる。ぜひ行って
温泉にゆったりと浸かって欲しいと願う。
帰路は好天に恵まれたので由布岳を見るために旧やまなみハイウェイを通って
九重から湯布院に抜けることにする。
由布岳(湯布院駅前)
この山も若い時にやまなみハイウェイの登山道口バス停から登ったことがあるが
特に山頂付近が急でかなりハードであった。
特急ゆふ号?
市内遊覧馬車
柔順な白馬が牽引する。市内至るところで人力車の客引きも多いが、蹄の音しか
しない静かでゆったりとした市内観光もいいものだろう。
民芸村
ここも韓国人観光客が多かった。
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