忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

妙成寺五重塔(石川県羽咋市) ~五重塔巡り(重文―3)

2013-01-13 | 旅行
 好きで名刹・古刹巡りをするうちに数多くの多重塔を目にして来ていた。
五重塔に限ると国宝11基のうち9基、重文13基のうち6基になっていた。
合計24基のうち15基ということになる。
まだ見ていないのが9基もあるというべきかも知れないが自分としてはよく
回っていたなと思う。

 今回は妙成寺の五重塔。石川・能登半島の付け根付近に位置する石川県は
羽咋(はくい)市にある。

 昔5年間富山に単身赴任していたことがありこの時連れ合いと能登を巡ったことが
ある。この時最初に参拝していた。
単身赴任では月1回の帰省が認められており、これには連れ合いが単身赴任先を訪れる
ことも認められていたので、赴任終盤は連れ合いを呼び寄せることが多かった。
土日の連休で山口までの往復に時間が割かれるのは正直つらい。そこで連れ合いが
やってくるということになった訳だが、しかし連れ合いにとって見れば、半日の長旅
の次に方々に連れまわされ、そしてまた半日かけて帰らなければならない。これも
疲れたに違いない。

しかし、この単身赴任時代に富山周辺はもちろんのこと信州、そして遠く箱根までも
回ったことが生来の旅行好きに火をつけたことになる。山口から北陸に旅行するなど
はめったなことでは思いもしないだろう。おかげで八尾の「風の盆」も前夜祭を含め
10回以上は行くことができた。

さておき、この妙成寺に行ったのは’01年。もう10年以上も前になった。しかし
入場したらすぐ正面のまっすぐな石段の上に見えた五重塔の美しさは強烈で
いまだにはっきりと記憶に残る。 建立1618年で高さ33.87mとある。
とち葺屋根なので繊細な感じが非常にいい。どこやら山口瑠璃光寺五重塔に似ている。


  書院から庭園の池越しに



合わせて能登巡り時の写真も添付。
因みに後年長男が結婚したら嫁の母親の出身が能登の先端にある珠洲市だった。


 総持寺
 もと総本山。明治末に横浜総持寺に総本山は移転したらしいがやはりもと総本山
 らしい威厳は保つ。
 
 

 白米千枚田
 

 輪島きりこ会館
 山車の展示。8月中に能登の方々で祭りが開催される。巡る気持ちはあったが
 とうとう見ずじまいで単身赴任が終わってしまった。
 

 時国家
 上、下の両家がある。写真は確か上時国家のもの。
 下時國家の方が重文に指定されている。
 
 


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