忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

収縮期高血圧

2013-12-21 | 日記
先日、家人が右足が痛くて堪らないと言うので外科医院に車で送って行った時のこと、診察が
終わり薬を受け取りに行くと言うので調剤薬局まで付き合うことにした。最近、開業医や個人病院で
この手の、つまり病院と薬局が別経営の形をとるスタイルが多い。聞くところによるとこのスタイルに
すると薬の処方箋作成で診療報酬が稼げるうえに節税にもなるらしい。薬局に行くと病院と同じような
質問をされるがこれもタダではなくしっかり技術料なるものがとられている。調剤薬局の多くは院長の
配偶者か親族の経営という。医者が儲かる一方で、健康保険費を圧迫しているとも聞く。


そのことはさておき、調剤薬局に行くと待合室のベンチに血圧計が常設されており、調剤待ちの
時間つぶしに血圧を測ってみた。

すると、なんと高い方の血圧が180近くもある。以前から低い方が90近くあって、こちらの方で
要観察ということはあったが高い方はせいぜい140程度で問題なかった。

あわてて反対側の腕で測定してみたがほとんど変らない。今は真冬で服が厚い。服の上から測定した
のが悪いのかと思い薬局の人に聞くと服の上からでも測定できるという。


自宅に戻り、長年使っていなかった血圧計を引っ張り出して再チェックしてみた。念のため
片肌脱いで素手のままで測定したのだが、それでもやはり150を超えている。

諸々調べてみると高い方が150超、低い方が90未満は「収縮期高血圧」ということで要注意
らしい。さらに気になるのがこの「収縮期高血圧」は"高齢者"に多く出るとある。
収縮期とは心臓が縮んで血液を送り出した時のこと、逆に膨らんで血液を吸い込んだ時のことは
拡張期ということのようだ。血管の方からみると逆になるのでややこしい。血液が送り出されて血圧が
上昇した時は血管が膨らんでいるはず。年齢とともに下の方が下がる一方で、動脈硬化により上の方が
上がるという。

"高齢者"、いやな言葉だ。いつまでも若いと思っていたが、それは気持ちだけで体の方は確実に加齢が
進んでいるようだ。下の方は下がっていない。まだ心臓自身は弱っていないようだ。だが動脈硬化は
困る。

そういえば塩分や食材等、食事には気を配っているものの、最近殆ど歩いていない。携帯付属の歩数計
で毎日見ているがせいぜい一日3000歩程度だ。10000歩が必要だという。
気にはなっていたがやはりこういう形で出る。できるだけ有酸素運動に努めることにしたいと思った
次第である。