体脂肪マン的個人日記

モニターに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるBlogです。 

戦士のほっとタイム

2006-11-27 23:59:34 | Rugby
朝日新聞の夕刊に進藤晶子さんが『戦士のほっとタイム』というコーナーを持っている。

今日の『戦士』はJKことジョン・カーワンです。

興味のある人は図書館等で目を通して欲しいです。

A4サイズ1ページくらいの内容の記事ですが、メディア側のJKに対する好意が見て取れる。
エリサルドの時にはなかった書き方だと思う。

記事はインタビュー形式で進行するが、最初の質問は

Q: 日本からのオファーを受けた理由はなんですか?

これに対するJKの回答が明快で分かりやすい。

JK: 私が日本でプレーしていた頃と比べ、日本のラグビーは進化しているのに、代表にはあまり反映されていない。
それを自分がやりたい。
日本らしいラグビーを築きたい。
自信が無いように見える選手を変えたい。



JKが代表のディフェンスの方向性に対し、素早い出足と低いタックルと説いた時の理由として、
『自分が来日した時に、低いタックルが嫌で対応するのに苦労した。』
と言ったとか・・・。
これを聞いた選手は自信が持てたことだろう。

だってJKが嫌がるんだもの・・・。


また、

Q: 選手に自信がないのはなぜでしょう?

との問いにもシンプルに

JK: 負けているから。

と答え、こう続けている。


JK: チームが成長するには、負け癖、対等、勝ち癖という3段階がある。
03年のW杯は負けましたが対等という位置にいた。
11-32のスコットランド戦は勝てる試合でしたが、どう勝てばいいのかわからなかった。
対等を経験して、始めて勝ち方を知る。


この発言を、現在の仕事に置き換えて考えてみて、力が湧いてきた。


以後、記事中のJK語録より。

JK: 選手にわかって欲しいのは、今がラグビー人生で最高の時だということ。若くて好きなスポーツをやってプレッシャーを感じる必要は、何もない。


JK: 勝つために大切なことは信じること。ゲームプラン、自分自身、自分たちの方向性、すべてを信じることです。





私のやっている仕事は、まだ対等まで行っていないからな・・・。





 

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