日本サッカーとラグビーの共通課題

健闘およばず４-１でブラジルに敗戦した日本。
サッカー門外漢の私であるが、格上と戦ううえでの日本ラグビーとの共通点に気がついた。

まず戦術・戦略の無さである。

サッカーはＪリーグの発足、海外チームへの移籍選手の増加でレベルとしては上がっているのだろう。それはトップリーグ設立でレベルアップを果たしている日本ラグビー界と同じであると思う。
だけど、実力差のあるチームと戦う時のストーリー、はっきり言ってしまえばチームとしての色が無い。
日本のサッカーとはこういうサッカーだというのが私にはわからなかった。

ハーフタイムの時にテレビでの現地解説で山本さんと井原さんが、後半に期待する事として『俊敏な動き』、『集団としてのまとまり』、『精度』等について指摘していた。
日本ラグビーに求められている事とまったく同じである。

世界と戦う時に、日本のサッカー（ラグビー）とはこういうサッカー（ラグビー）をするのだというアイデンティティーの確立が絶対重要だ！
野球だって『Small Baseball』を掲げていたじゃないか！！

サッカーＷ杯の予選リーグの敗退が決まった今、サッカー協会が成すべき事は強化継続のための次期監督の早期決定。
ラグビーのようにもたついてちゃ駄目だ。