今月号のラグビーマガジンで藤島さんが書いている内容に同意する部分が多い。
TVなどでは、同志社低迷の理由として「人材が関東に流れる」を関係者はあげるが、違うと思うと昨年書いた。
「人材が集まらんねやったら、集まった人を鍛えたらいい。」とも書いた。
「人材が集まらんから・・・(関東の大学には歯が立たない)。」って、部に入った学生にも失礼じゃないのかと思うのです。
「お前ら駄馬だから、いくら教えてもサラブレッドには勝てん!」って言っているようなもんじゃない。
確かに人材は1つの要素なのかもしれない。
でも、そんなに大きな比重を占めるものですか?
その後のコーチングなどで埋めることは出来ないものですか?
体格や体力、パワーに劣る日本人が世界を相手にどう戦うのか?は日本ラグビーの大きなテーマでしょ?
現代表監督のカーワンは、外国出身選手の大量ドーピングという手法で日本のランキングをあげるのに躍起になっているようだが、日本(日本人)が如何に世界と戦うのかという手法を示しているとはとうてい思えない。
同じように人材で関東勢に遅れを取っているのであれば、それをどうコーチングでカバーするのかというのが全くみえない。
お願いだから、低迷の理由を「人材不足」の一言で片付けないで欲しい。