僕の住むToulouse(トゥールーズ) が今寒い 。まだ8月の中旬だというのに長袖シャツ1枚では寒くて外に出られないくらいだ。南仏の陽気な太陽と爽やかな風はどこへ行ってしまったのだろうかと思う。
一方、日本では記録的な猛暑続きで、節電しないと必要な電力が賄えないくらいだと聞いている。どちらも世界的な異常気象の氷山の一角にすぎないのではないかと思う。誰の目にも見える形で異常気象が顕在化してきたことは、これからの僕達の暮らし方を考える上で、ある意味で良いシグナルになるのかも知れない。
今年のノーベル賞の受賞者候補に、アメリカ合衆国元副大統領のゴア氏がノミネートされているそうだ。もっとも、アカデミー賞とは違ってノーベル賞にはノミネートという制度はないので、現時点ではあくまで候補者として名前が挙がっているらしいという噂にすぎない。
ゴア氏が候補になっているのは、ノーベル平和賞だ。長年の地球環境問題への積極的な取り組みが評価されてのことらしい。これまでノーベル平和賞といえば、世界的な紛争解決への貢献や貧困の解消といった、どちらかというと政治経済的な分野での活躍が評価されることが多かった。地球温暖化という深刻な問題が、人類全体の問題として認識され始めた証拠だと僕は思う。
何から始めればよいのか良く分からないけど、僕もここトゥールーズで出来ることから始めていきたいと思う。それにしても、寒い。寒過ぎる。絶対に何かがおかしい!
(写真はチームマイナス6%より)