日本からの12時間30分のフライトを経て、フランス・パリへとやってきた。MBAを終えてからヨーロッパには何度か出張でやって来たのだけど、フランスに来たのはこれが初めてだ。MBA卒業式の翌日、トゥールーズ空港を出発し、パリのシャルル・ド・ゴール空港からお昼の便で日本へと帰ったのを今でも覚えている。あのときは本当に晴々しい充実感に溢れた気持ちだった。
ところが今回パリに到着してみると、なんと雪が降っている。気温は零度で体が芯から冷えるほどに寒い。パリの冬は寒いとは聞いていたが、ここまでとは思わなかった。不運だったのは、到着したフライトが搭乗デッキのあるターミナルに接続せず、空港のはずれの駐機場に止まったことだ。つまり、大雪の中バスに乗り換えてターミナルまで行かなければならないのだけど、なぜか僕の順番が来る少し前でバスが出発してしまい、後続のバスが全くこない。結局、大雪が降る中15分間も外で待たされてしまった。
待たされている間にビックリしたことが一つある。ある意味で発見なのだけど、パリのシャルル・ド・ゴール空港には野ウサギが住んでいる。しかも、1匹や2匹どころの騒ぎではなく、滑走路脇の芝生の上や駐機場の草むらに何匹もピョンピョン飛び跳ねているのだ。雪で空港の敷地一面が真っ白になっていたので、余計にウサギの動きが目立って見えたのかもしれない。とにかく、航空機の動きに気をつけながら元気に遊んでいてほしいと思う。
今回もヨーロッパで何か面白い発見があれば、時間を見つけてレポートしたいと思います。