鍵

鍵が好き。

最近気が付けば、鍵の付いたものを導かれるように買っている。

ストラップ。


ベルト

そして、今日も･･･

ボイストレーニングのレッスンとスタジオ練習との間に時間があったので



ブックカバーを買った。。。


鍵にはロマンがある。

ちょっとばかし　くすんでいて
手のひらに乗せると
「見つけた！」
って言いたくなるような控えめな存在感
それだけでは何も役に立たない頼りなさ
でも
わたしだけのもの･･･という特別感。。。

乗り越えられそうもない大きな大きな塀が目の前にはだかっている。

味方もいない。
助けも来ない。
ひとりぼっち。

後ろに逃げてしまいたい。

でも、この鍵があれば
その塀のどこかに扉が現れて
持ってる鍵のどれかを当てたら

きらりらりんっ

って開いて
前へ進めるんじゃないかと･･･。

その鍵を
わたしは探してるんだろうか。