ほっとかれママ ☆ Ready, steady, smile !

仕事人間の主人にも 大事に育てた息子たちにもほっとかれ。。。それでもめげない元気ママがある日突然、白血病に。

No.14 パリのスリ!

2006-10-27 | France
いよいよ 1ヶ月にわたる旅行記も最後のページとなりました。
毎回 見てくださった方、時折覗いてくださった方 
また コメントを寄せてくださった方、ありがとうございました。
そして、最後は私らしくこんなオチで笑って締めくくりましょう。

パリの最後は警察で!!

サイフがない!!!と気づいたのは
シテ島のサント・シャペル教会で入場料を払おうと思った時でした。
信じられない!!!
いつ? どこで? だれが? どうやって? 

あれだけ旅行前に注意されていたのに・・・やってしまったんだ! 私・・・。
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確か メトロの切符買う所まではあったはず・・・
シテ島に来て行ったのはノートルダム寺院。ここは無料だからお財布は見ていない。次がここ・・・?
セキュリティーがあってバッグは預けたけど、まさかねぇ。。。
じゃぁ、地下鉄!?
旅も残すところあと1日で、ユーロは残り少ないけど カードが4枚
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シテ島にはやたら、警察官が多い。
(そりゃ、そうだ。ノートルダムとサント・シャペルの間には警視庁がある。)
パニクッて「警察はどこ?」って聞いたらしいけど
「警察に何の用事だ?」と言われ・・・・・。(撃沈
確かに冷静になってみれば 警察よりカード止める方が先だよね。

「あのぉ・・・電話貸して欲しいんですけど・・・」
「・・・・・・。」
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気を取り直して、JTBへ。
Mにお金を借りてテレフォンカードを購入。
日本は今何時? 午後8時かぁ。。。
土曜日の夜に主人が家にいるとは思えなかったが・・・・・居た!!!
「おねが~い!!!  カード止めて~!!!」
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もう、これでオッケー♪ と思いきや 私は無一文。
別にしておいた日本円をユーロに替えなくては・・・
ところが今日はあいにくの土曜日で、銀行も郵便局もお休みと来る。
日本での交換レートは152円だったのが、街の交換所は183円 
仕方ない!あそこのホテルリッツへ乗り込もう。
こんな事でもないと入れないホテルリッツ! 1泊 10万以上する☆☆☆☆ホテルです!

両替カウンターに行くと、
「お部屋番号は?」
「まだ、です・・・」
「では、お名前を・・・」
「いえ・・・・・・・・旅の者です。。。
「・・・・・・。」

「ホントはしないんですが・・・そういう事情でしたら・・・。」
さすがリッツ そうこなくっちゃ
わたしがフランスで聞いた一番美しい英語でした。
(ちなみに交換レートは163円 仕方ない。)
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さあ。 観光を続けましょう!
パリ最後のスライドショーです。



夜、ホテルに戻ると主人からファックスが。
「警察に届けるように」
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翌日、ルーブルを早めに切り上げて モンパルナスの警察へ。
空港バスの時間も迫ってるけど 被害届けはやっぱり 必要かも。
おサイフ代くらいはもらわないとね。

手慣れているのか、ゆっくりした英語で事情聴取と被害証明書の作成。
ひとつずつ、「わかりましたか?」と確認してくれる。
20分程で全てが終わった。

これが、私のパリ滞在の最後の名所!!!



ここまで、読んでくださった方がいるとしたら・・・
本当にありがとうございました。
あなたも、どうぞ気をつけてくださいね。
パリのスリ! 恐るべしです。


イラストはふわふわ。り
コメント (11)
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