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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

現在分詞の形容詞的用法【 |連続| 第1248回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-03-16 04:06:41 | 現在分詞・過去分詞・動名詞
Let's get started with day 16 for the month of March.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

大きなイベントを巡ってまたさまざま動きが始まっています。
「現在分詞の形容詞的用法」について、「NHK WORLD News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

現在分詞の形容詞的用法

▷今日の例文

英文 A US company developing a "flying car" for commercial launch in time for the Osaka World Expo in 2025 has conducted its first public test of the craft.

訳例 2025年の大阪・関西万博に間に合うように商業利用の開始を目指す「空飛ぶ車」を開発しているアメリカの企業がこの乗り物の初の一般公開テストを行いました。


実際のニュース映像はNHK WORLD News

▷解説

現在分詞(動詞ing)には、名詞を修飾(説明)する使い方があります。「現在分詞の形容詞的用法」と呼ばれます。
意味は、「〜している〜」「〜していた〜」となります。
現在分詞がそれ一語で名詞を修飾する場合は、普通は名詞の前に置き、現在分詞が他の語を伴う場合は、名詞の後ろに置きます。

「今日の例文」の「developing」も形容詞的用法の現在分詞です。
「developing a "flying car" for commercial launch in time for the Osaka World Expo in 2025」の部分がひとかたまりになって、「A US company」を後ろから説明しています。

▷その他の単語

flying car: 空飛ぶ(自動)車
commercial launch: 商業利用の開始
in time for: ~に間に合うように、~に間に合って、~に遅れずに
the Osaka World Expo: 大阪・関西万博
conduct: 〜を行う
first public test: 一般公開テスト
craft: 小型の飛行機

▷今日の例文は「NHK WORLD News」から

同格表現【 |連続| 第1247回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-03-15 04:12:28 | 同格
Let's get started with day 15 for the month of March.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ふわふわの豚です。
「同格表現」について、「Buitengebieden」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

同格表現

▷今日の例文

英文 These are Mangalicas, the only pigs in the world with a curly wool coat, similar to a sheep’s..

訳例 これらはマンガリッツァです。マンガリッツァは、世界で唯一、羊に似たカールした羊毛のような毛を持つ豚です。


実際のニュース映像はBuitengebieden

▷解説

同じものを違う言い方で並べて補足的な説明をする表現方法を「同格表現」と言います。
そのまま並べたり、「カンマ(,)」を使ったり、前置詞を使ったりなど、同格表現にはさまざまなパターンがあります。
 
・そのまま並べる同格表現
 The famous painter Picasso loved garlic.(有名な画家のピカソはにんにくが好きだった。)
 ※「The Famous painter」と「Picasso」が同格。

・カンマを使う同格表現
 Ms. Tamaki, a famous painter in Okinawa, loves chocolate.(沖縄の有名画家である玉城さんは、チョコレートが大好きです。)
 ※「Ms. Tamaki」と「a famous painter」が同格。

・前置詞を使う同格表現
 I agree to the idea of changing our school regulations.(私は校則を変えるというアイデアに賛成です。)
 ※「of」で結ばれている「the idea」と「changing our school regulations」が同格。

・接続詞を使う同格表現
 I agree to the idea that we should change our school regulations.(私は校則を変えるべきというアイデアに賛成です。)
 ※「that」の前後の「the idea」と「we should change our school regulations」が同格。

「今日の例文」では「Mangalicas」と「the only pigs in the world with a curly wool coat, similar to a sheep’s」が同格です。これは上から二番目の「カンマを使う同格表現」です。

なお、「今日の例文」の最後の「a sheep’s」は「羊のもの」ですが、これは「a sheep's curly wool coat」を省略したものです。

▷その他の単語

Mangalica: マンガリッツァ ※品種改良により1833年に生み出されたハンガリー固有の希少種のブタのこと。
pig: 豚
curly wool coat: カールした羊毛のような毛
similar to: 〜に似ている
sheep: 羊

▷今日の例文は「Buitengebieden」から




使役動詞「make」【 |連続| 第1246回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-03-14 04:34:36 | 使役動詞
Let's get started with day 14 for the month of March.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

さて主役は?
「使役動詞「make」」について、「Buitengebieden」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

使役動詞「make」

▷今日の例文

英文 This made me laugh.. 🤣

訳例 これは私を笑わせました。


実際のニュース映像はBuitengebieden

▷解説

「make」は「作る」などの意味ですが、使役動詞となって「〜を〜させる」という意味を表すことがあります。
形は「make + 人・物 + 動詞の原形」で、「人・物に〜させる」となります。

使役動詞は一般的に4つあるとされていて、以下のようにニュアンスの違いがあります。
 
・make + 人・物 + 動詞の原形 ▷ 強制
・let + 人・物 + 動詞の原形 ▷ 許可
・have + 人・物 + 動詞の原形 ▷ 当然・義務
・get + 人・物 + to 不定詞 ▷ 説得

上のように「make」は、「強制」つまり「無理やり〜させる」というニュアンスがありますが、必ずしも強い強制の意味がいつもあるわけではありません。普通に「〜が〜させる」という意味でよく使われます。

「今日の例文」でも使役動詞「make」が使われています。ここでもあまり「強制」というニュアンスはありません。

▷その他の単語

laugh: 笑う

▷今日の例文は「Buitengebieden」から



接続詞の「like」【 |連続| 第1245回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-03-13 04:20:31 | 使い方
Let's get started with day 13 for the month of March.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

フロリダの日常風景だそうです。
「接続詞の「like」」について、「New York Post」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

接続詞の「like」

▷今日の例文

英文 Alligator breaks through fence like it’s nothing 😲

訳例 全然大したことではないというふうに、ワニがフェンスを突破しました。


実際のニュース映像はNew York Post

▷解説

「like」は動詞だけではなく前置詞や接続詞としての使い方もあります。

・動詞の場合
I like reading.
(私は読書が好きです)

この「like」は「〜好きだ」です。

・前置詞の場合
I wish I could eat Natto like you.
(あなたのように納豆が食べられるといいんだけど)

この「like」は「〜のように」です。
後ろには名詞がきます。

・接続詞の場合
It's like she's from a different planet.
(彼女は宇宙人みたいだ)

この「like」は「〜であるかのように」です。
後ろには文がきます。

「今日の例文」の「like」は接続詞として使われています。

▷その他の単語

alligator: アリゲーター ※米国南東部・中国東部産のワニ
break through: 〜の中を強引に通り抜ける、突破する
fence: フェンス
it’s nothing: 大したことじゃない

▷今日の例文は「New York Post」から

3種類の総称表現【 |連続| 第1244回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-03-12 04:26:35 | 使い方
Let's get started with day 12 for the month of March.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

いったい誰がそのような知恵を与えたのでしょうか。
「3種類の総称表現」について、「Historic Vids」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

3種類の総称表現

▷今日の例文

英文 The weaver bird builds a second (false) door to its nest to protect its eggs from predators.

訳例 ハタオリドリは捕食者から卵を守るために、巣に二つ目の(偽物の)ドアをつくります。


実際のニュース映像はHistoric Vids

▷解説

「~というものは~だ」というように、あるものやあるジャンルについての全体的な特徴を述べる表現を「総称表現」と呼んだりします。

そして英語にはこの総称表現の方法が3通りあります。

①主語を「A+名詞の単数形」にする
A cat is a cute animal. (ネコはキュートな動物だ。)

②主語を「名詞の複数形」にする
Cats are cut animals. (ネコはキュートな動物だ。)

③主語を「The+名詞の単数形」にする
The cat is a cute animal. (ネコはキュートな動物だ。)

②がもっとも一般的に使われます。①と③はかための表現で、③は①より形式ばった学問的な文章で使われる傾向があります。

ただしこうしたニュアンスの違いは実はネイティブでも説明するのが難しいようです。

「今日の例文」では③の形が使われています。

▷その他の単語

weaver bird: ハタオリドリ ※かご状の巣を作る
false door: 偽扉
nest: 巣
protect: 守る
predator: 捕食動物、捕食者

▷今日の例文は「Historic Vids」から