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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

whileの後の主語や動詞の省略【第989回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-06-30 04:28:35 | 分詞構文
Let's get started with day 30 for the month of June.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ニューヨークの路上ですごい技を見せている人がいます。
「whileの後の主語や動詞の省略」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 whileの後の主語や動詞の省略

▷今日の例文

 英文▷  Heavy load! This cyclist balances a suitcase on his head while traveling up Brooklyn’s 5th Avenue.

 訳例▷ おも〜い荷物! この自転車に乗った人は、ブルックリンの五番街を移動する間、頭に載せたスーツケースが落ちないようバランスをとっています。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 whileは接続詞なので、基本的にはその後に文が続きますが、主語と動詞が省略され、動詞の「〜ing形」が続くことがあります。

 「今日の例文」では、もともとは「while he is traveling up Brooklyn’s 5th Avenue」だったものが「he is」が省略されたものと考えられます。

 なお文法書によっては、「接続詞が残った分詞構文」と解説しているものもあります。

▷その他の単語

 heavy load: 重い荷物、重量物
 cyclist: 自転車[オートバイ]に乗る人
 balances a suitcase on his head: 頭に載せたスーツケースが落ちないようバランスをとる

▷今日の例文は「Now This」から
NYC Cyclist Balances Suitcase on Head While Biking

record+A+-ing【第988回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-06-29 04:31:06 | 使い方
Let's get started with day 29 for the month of June.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

自分は飲んでいるつもりのようですが……。
「record+A+-ing」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 record+A+-ing

▷今日の例文

 英文▷  Sarah Wallis recorded her cat, Kylo, attempting and failing to lap up the running water.

 訳例▷ Sarah Wallisさんは彼女のネコのKyloが、流水を飲もうとして失敗する様子を映像に撮りました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「record」は動詞として使われる場合、「〜を記録する」という意味です。
 そして「record+A+-ing」という形になると、「Aが〜しているのを録画(録音)する」という意味になります。
 
 「今日の例文」では、この「record+A+-ing」が使われています。
 「A」にあたるのが、「her cat, Kylo」です。そしてここでは「-ing」にあたるものが2つあって、「attempting」と 「failing」です。
 
 なお、「attempting and failing to lap up the running water」の部分の「to」は、「attempting」と「failing」の両方からつながっています。つまり、「attempting to lap up the running water」と「failing to lap up the running water」が一つになっているというわけです。

▷その他の単語

 attempt to: 〜しようとする ※try toと同じ
 fail to: 〜に失敗する、〜をやらない
 lap up: 舌ですくって飲む、舌でピチャピチャなめる、~をごくごくと飲む
 running water: 流水

▷今日の例文は「The Sun」から
Cat Completely Misses Water While Trying to Drink From Tap

with分詞構文(付帯状況の「with」)【第987回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-06-28 04:09:16 | 分詞構文
Let's get started with day 28 for the month of June.

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奇抜な体勢でバスケットボールをやっています。
「with分詞構文(付帯状況の「with」)」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 with分詞構文(付帯状況の「with」)

▷今日の例文

 英文▷  This guy showcased his talent via a trickshot. He balanced himself on top of four basketballs, with two of them under his feet and two under his hands.

 訳例▷ この男性はトリックショットをやうることで自分の才能を披露しました。彼は4個のバスケットボールの上でバランスをとっています。2個が足の下にあり、2個が手の下にあります。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「with+A(人・物)+現在分詞・過去分詞・形容詞・前置詞句(いずれか)」の形の分詞構文があります。
 これを「with分詞構文」と私は呼んでいます。
 文法書では、「withを使った付帯状況表現」と呼ばれることもあります。
 意味は「Aが〜しながら」「Aが〜して」「Aが〜する時」「そしてAが〜した」など普通の分詞構文とほぼ同じように解釈することができます。

 「今日の例文」では「with two of them under his feet and two under his hands」がこの「with分詞構文」です。

 ここでは、2つの「with分詞構文」が「and」でつながった形になっています。
 省略された部分を元に戻すと、以下のようになります。

 with two of them under his feet
 and
 (with) two (of them) under his hands

 「with+A(人・物)+現在分詞・過去分詞・形容詞・前置詞句(いずれか)」の形にあてはめてみると、「two of them」と「two」がAで、「under his feet」と「under his hands」が前置詞句になっています。

 またこの「with分詞構文」を普通の文章に書き換えると、以下のようになります。

 Two of them were under his feet and two (of them) were under his hands.
 
 これを「with分詞構文」にする際、動詞の「were」が「being」となり、さらに「being」が省略されています。

 ちなみに「being」のことを考慮しなければならないのは「with+A(人・物)+過去分詞・形容詞・前置詞句」の場合です。

▷その他の単語

 showcase: 〜を披露する
 talent: 才能
 via; 〜によって
 trickshot: トリックショット ※「trick shot」または「trick-shot」とも書く。
 balance: バランスをとる

▷今日の例文は「The Sun」から
Awesome Basketball Trickshot

最上級+that節【第986回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-06-27 04:39:15 | 原級・比較級・最上級
Let's get started with day 27 for the month of June.

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フロリダのケープコーラルの運河に潜むものは……。
「最上級+that節」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 最上級+that節

▷今日の例文

 英文▷  This fish is the weirdest thing you'll see today.

 訳例▷ この魚はあなたが今日見るものの中で最も変でしょう。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 3つ以上の人や物の中から、一番のものを表現する場合に形容詞や副詞の「最上級」を使います。
 「〜は、最も〜だ」というような表現です。

 形容詞や副詞の形が「最上級」の形に変化します。
 例▷ tall→tallest
    big→biggest

 形容詞や副詞が長い語の場合は、形は変化せずに「most」をその前につけます。
 例▷ beautiful→most beautiful

 形容詞の場合、「the」が付くことが多いです。
 例▷ the tallest tree
    the biggest ball
    the most beautiful dress

 またいくつかの形容詞や副詞は、比較級・最上級で形がまったく変わります。
 例▷ good-better-best
              well-better-best
              bad-worse-worst
              many-more-most
              much-more-most

 最上級を用いた表現の中でよく見るのが「最上級+that節」の形です。「that」は省略されることもあります。
 
 例①▷ This is one of the best steaks that I've ever had.
    (これは今まで食べた中で最もおいしいステーキの一つです。)
 例②▷ This is one of the best steaks that you'll have.
(これはあなたがこれから食べる中で最もおいしいステーキの一つでしょう。)

 「今日の例文」は例②のように未来のことを表す内容で、「最上級+that節」が使われています。
 「that」は省略されています。

▷その他の単語

 weird: 変な、奇妙な

▷今日の例文は「The Sun」から
Weird looking fish


so that構文【第985回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-06-26 04:58:12 | 使い方
Let's get started with day 26 for the month of June.

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イヌが邪魔して学校に行けません。
「so that構文」の違い」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 so that構文

▷今日の例文

 英文▷  This golden retriever puppy is so determined not to be separated from his owner, 9, that he clings on to the boy's legs every morning to try and stop him from going to school.

 訳例▷ この子イヌのゴールデンレトリーバーは彼の9歳の飼い主から離れないことを強く決心しました。それで、毎朝少年の足にしがみついて学校に行くのを止めようとします。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

  「so that構文」は主に2種類あります。

 ①「so+形容詞または副詞+that+文」(非常に〜なので〜)
  この場合は前から訳していくのが普通です。
  例▷ This curry is so spicy that I can't eat it.
               (このカレーはとても辛いので私は食べられません。)
  「形容詞または副詞」のところには、現在分詞や過去分詞が入ることもあります。

 ②「so that」がくっついていて、その前後に文または文の一部がある形
  文脈によって前から訳した方がいいか後ろから訳した方がいいかが変わります。
  前から訳す場合「〜。よって〜」。後ろから訳す場合「〜できるように〜」。
  
 ①②とも「that」が省略されることも少なくありません。

 「今日の例文」は、①にあたります。
 「so」と「that」が離れている時や、「今日の例文」のように間に「カンマ(,)」による挿入などが入ると、この「so that」の構文がわかりにくくなるので、注意しましょう。
 「so」がきたらとりあえず後ろの方に「that」がないかどうかを調べるクセをつけるといいと思います。 
 ただし上述のように「that」が省略されることもありますので、その点にも注意しておきましょう。「that」がない場合は途中から突然文が始まっているように見えます。

▷その他の単語

 golden retriever: ゴールデンレトリーバー
 puppy: 子犬、(動物の)子
 be determined to: 〜しようと(〜ということを)(かたく)決意している
 separate from: 〜を引き離す、〜から離れ離れにさせる
 cling on to:  すがりつく、しがみつく

▷今日の例文は「The Sun」から
Adorable moment golden retriever stops owner, 9, from going to school