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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

get+A+過去分詞【第867回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-02-28 04:36:17 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

楽器店に修理に来たおじいさんがギターを見事な腕前を披露しました。
「get+A+過去分詞」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 get+A+過去分詞

▷今日の例文

 英文▷ Bob Wood visited British Audio Service in Nashville hoping to get his amps repaired.
      
 訳例▷ Bob Woodさんは、自分のアンプを直してもらおうとと思って、NashvilleにあるBritish Audio Serviceを訪ねました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「get」が使役動詞として使われる場合、「get+A+to do」の形で「Aに〜させる」という意味になります。
 これのちょっと違うパターンで、「get+A+過去分詞」の形になると「Aを〜される状態にする」という受け身の意味になります。

 例▷ I got my hair cut.(髪を切ってもらった。)
   ※この場合「cut」は過去分詞。
 
 「今日の例文」の「get his amps repaired」もこの形で、そのまま直訳すると「彼のアンプを直される状態にする」という意味です。
 これをわかりやすくすると「アンプを直してもらう」となります。英語ではこのように「get」を使って受け身の形で表現することがよくあります。

▷その他の単語

 Nashville: ナッシュヴィル〘米国Tennessee州の州都〙
 amp: アンプ、増幅器、拡声器 ※amplifierの略
 repair: 修理する

▷今日の例文は「The Sun」から
Grandfather proves he still rocks at 81

help+A+動詞の原形【第866回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-02-27 04:54:12 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

イヌがスマホを加えて子どもに見せています。
「help+A+動詞の原形」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 help+A+動詞の原形

▷今日の例文

 英文▷ This smart pup helped its owner enjoy a better mobile viewing experience.
      
 訳例▷ この賢い子イヌは飼い主がより良いモバイル視聴経験を楽しむのを手伝っています。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「助ける」「役に立つ」「手伝う」という意味の動詞「help」は、「help+A+動詞の原形」の形で「Aが〜するのを助ける」という意味になります。
 「今日の例文」では「A」にあたるのが「its owner」で動詞の原形は「enjoy」です。
 ちなみにまれに動詞の原形ではなく、「to不定詞」の場合もあります。

▷その他の単語

 smart: 賢い
 pup: 子犬 ※puppyの略
 owner: 持ち主、飼い主
 mobile viewing: モバイル視聴
 experience: 経験

▷今日の例文は「The Sun」から
This dog is the perfect phone stand

Don't mind if I do.【第865回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-02-26 04:24:54 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ロシアでクマが水辺ではなく工場でサケを捕獲しています。
「Don't mind if I do.」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 Don't mind if I do.

▷今日の例文

 英文▷ Free salmon? Don't mind if I do, said one hungry bear who came across a bucket of fish outside a factory in Russia.
      
 訳例▷ 「このサケただ?頂くよ」と、ロシアの工場の外でバケツ一杯の魚に偶然出会った腹ペコのクマが言いました。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 「今日の例文」にある「Don't mind if I do.」は、飲食物などを勧められた時に、「頂きます」「いいですね」「はい、そうします」と返事をする時のフレーズです。

 一見、命令文のように見えますが、実は主語が省略されており、省略を元に戻すと「I don't mind if I do.」となります。
 「I」をつけた形でも使われます。

 例▷ A:Care for a cup of coffee?(コーヒーをいかがですか?)
      B:I don't mind if I do.(いいですね)

 ちなみに上の例文のAさんの「care for」は、人に何かを勧めると時に「〜はいかがですか?」という意味で使えるフレーズです。
 またより丁寧に言いたい時は、「Would you care for〜?」というように、頭に「Would you」をつけます。

 「care for」には他にもさまざまな意味がありますが、それはまた別の機会に。

▷その他の単語

 free :ただの、無料の
 salmon: サケ
 hungry: お腹が空いた
 bear: クマ
 come across: 偶然出くわす ※類語として「run into」「bump into」がある。 
 bucket: バケツ
 outside: 〜の外の、〜の外に
 factory: 工場

▷今日の例文は「Now This」から
Hungry Bear Raids Bucket of Fish




よく使われる略語【第864回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-02-25 04:12:08 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ウクライナ情勢を6カ国語でリポートするAP通信の記者が話題になっています。
その様子はPhilip Crowther氏自身のツイッターでツイートされました。

「よく使われる略語」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 よく使われる略語

▷今日の例文

 英文▷ He's also a prominent polyglot, a.k.a. someone who speaks many languages.
      
 訳例▷ 彼はまた卓越した多言語話者、別の言い方をすると、たくさんの言語を話す人です。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 熟語などの複数の単語の頭文字を使って短縮した略語がよく使われます。
 特に最近ではSNSやeメールなどで使われることが多いようです。
 こうした略語のことを英語では「abbreviation」と言います。

 よく使われるものをいくつかあげます。

 ASAP:as soon as possible(できるだけ早く)
 BTW:by the way(ところで)
 TBH:to be honest(正直なところ)
 SMH:shaking my head(あり得ない)
 FYI:for your information(ご参考まで)
 LMK:let me know(知らせてください)
 IDC:I don't care(気にしない)
 IDK:I don't know(わかりません)
 OMG:Oh! My god!(なんてことだ!)
 RSVP:Répondez s'il vous plaît. (折り返し返信してください)

 他にもたくさんあります。
 
 「今日の例文」では「a.k.a.」という略語が使われています。
 「A.K.A.」と書かれたり、「AKA」と書かれたりします。
 これは「also known as」の略語です。
 意味は、「~の別名でも知られる」、「別名~」、「別称~」、「またの名を」、「言い換えると」などです。

▷その他の単語

 prominent: 卓越した
 polyglot: 数か国語に通じる人、多言語話者
 language: 言語

▷今日の例文は「Now This」から
Reporter Goes Viral for Speaking in Six Languages



句動詞の目的語の位置【第863回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-02-24 04:23:25 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

上手にベッドメイキングをするネコがいます。
「句動詞の目的語の位置」について、「𝕐o̴g̴」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 句動詞の目的語の位置

▷今日の例文

 英文▷ Cat mom fixes bed after the kitten messes it up.
      
 訳例▷ 子ネコがベッドをくしゃくしゃにした後、ママネコがそれを直しました。


▷実際のニュース映像は𝕐o̴g̴

▷解説

 動詞と、副詞または前置詞が組み合わさってさまざまな意味を表す熟語を「句動詞」と言います。
 句動詞は細かいニュアンスを言い表すことができるのでたくさん覚えておくと便利です。

 句動詞は意味としては普通の動詞のように扱えるのですが、目的語が来る場合、その目的語の位置にバリエーションがあります。

 例えば、

 「look up」(〜を調べる)の場合
  (1)目的語が句動詞の後に来る場合
           I looked up the meaning of the word.
        (私はその単語の意味を調べた。)

  (2)目的語が句動詞の間に割り込んで入る場合
    I looked it up.(私はそれを調べた。)

 目的語が普通の名詞の場合は、(1)と(2)のどちらでもよく、目的語が「it」「him」「her」「them」「you」「us」といった代名詞の場合は、(2)の形になるのが一般的です。

 「今日の例文」では「mess up」(~をめちゃくちゃにする、~を台無しにする、~をくしゃくしゃにする)という句動詞が使われています。
 目的語は「it」で「mess」と「up」の間に入っています。
 このように目的語が代名詞の場合は、「mess」と「up」の間に入ります。

 ちなみに「今日の例文」では「Cat mum」につくべき「A」が省略されています。

▷その他の単語

 mom: お母さん、ママ ※⦅英⦆mum
 fix: 直す、整える、修理する
 kitten: 子ネコ

▷今日の例文は「𝕐o̴g̴」から
Cat mom fixes bed after the kitten messes it up.