アドバンスカレッジ2005~目指せ!憧れのスポーツビジネス界~

スポーツビジネス&スポーツマネジメントを学ぶ学生に贈る。

ながら学習

2010年09月29日 | Weblog
学生時代はあれほど有り余っていた「時間」が
社会人になった途端に足りなくなるー。
そんなことを感じている人は多いはず。

と同時に、社会人になってから学びの尊さが実感でき、
学びたい気持ちが高まってくる。
問題はこのギャップをどう埋めるかである。

しかも20代半ばから50代までは
様々な要因が重なり中々自分の時間を取りにくくなることは
分かりきっている。
(育児、業務負担の増加、責任の増加による心理的プレッシャーの増大など)

全てを解決できるわけではないが、
その一つがながら学習である。
文字通り、「何かしながら」勉強してしまうというやりかた。

私は新潟に移ってから2つのながら学習を積極的に行っている。
一つは車内学習だ。

こちらに来てから自動車に乗る時間が極端に増えた。
通勤には片道25分、往復で50分だ。
目や手を離す事はできないが、
耳は自由になるので英語のオーディオブックを聞くようにしている。
(それでも英語を十分に理解できないことを今月のタンパツアーで実感した)

もう一つは入浴学習だ。
ストレス発散とかねて湯船に浸かるようにしているが、
そこで本を読んでいる。
大体30分から40分程半身浴をしながら本を読む。
毎日40~50頁のペースが目安だ。
300頁ほどのビジネス書であれば、1冊を1週間で読み終える事ができる。
一月で4冊読める計算になる。

車内学習、入浴学習ともに気をつけている事がある。
それは「自分が気になる題材を選ぶ事」だ。
仕事での必要性が高いから、とか
やらないといけないから、という義務感は捨てるようにしている。
(義務感を持ってやってみたら、楽しくないから続かなかった)

あくまでプライベートな時間を楽しく過ごす手段として活用している。
その方が結果的に内容が頭に残る。

是非皆さんもながら学習に取り組んでみてほしい。
よく聞かれる事だが、
風呂で本を読んでもそんなに紙はしおれないし、
小さなタオルで手の汗をこまめに拭けば問題ない。
心配な方は濡れて破れてもショックの少ない安い古本で試してはどうだろう。

今週はこの本を読んでいる。
企業が衰退するメカニズムを知る事は
自分を戒めることにも活用できる。
ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階
ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins)
日経BP社

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Ichiro Times

2010年09月28日 | Weblog


Get!!
イチロー選手の10年連続200本安打達成記念紙Ichiro Times。
MLBでの世界初の偉業に経緯を表して、
日本初スポーツ6紙合同という形で発行された。
企画/調整にあたったのが博報堂DYメディアパートナーズ社である。

内容も10年間のイチロー選手の偉業/コメントを振り返る形になっており、
数年前の新聞紙面もそのまま登場する。
それだけでなく、イチロー選手の数字に関するQ&Aがあったり、
ツイッターで寄せられた一般のファンからのコメントも掲載されている。

新聞というオールドメディアでありながら、
ウェブやツイッターといったニューメディアとも
連動した作りになっているのが特徴的だ。

20万部が限定販売されたこの特別紙、
私が住んでいる新潟では発売されなかった。
そんな私がこの素晴らしい新聞を読む事ができたのは、
この偉業を讃える日本初の取り組みを裏で支えた友人が送ってくれたからだ。

「学生さんの参考になると思うので送りますね!」
月曜日の午後から発売された限定紙が、
火曜日の午前中に新潟に届いていた。

この新聞の内容も去ることながら、
こうした友人の気遣いが何よりも嬉しい。
本当にありがとう、じゅんぺい!!

まだご覧になっていない方、
一見の価値は十二分。
是非ゲットしてください。

KING KAZU!!

2010年09月27日 | Weblog
決めた!
素晴らしいフリーキックだった。
やっぱりカズさんはキングだ。
本当に特別な選手だと思う。

私は10年前に大きな手術をした時に
病室での様子を写した写真の裏に手紙を書いて
サンガのスタッフの方を通じてカズさんに渡してもらった。

2、3週間後であったか。
送った写真にサインを入れたものが病室に届いた。
未だに私の宝物の一つである。

きっと私だけでなく、
カズさんに対して特別な思いを抱いている人は多いだろう。
先日書いたイチロー選手もそうだが、
高いレベルで結果を残し続けることだけでなく、
その裏にある日々の努力と精神力に勇気づけられる。

まだまだピッチで暴れてほしい。
カズさん、最高のゴールをありがとう!!

ホークスリーグ優勝!!

2010年09月27日 | Weblog


激戦・混戦・波乱のパリーグをホークスが制した。
素晴らしい!!!!
前日の杉内投手涙の完投完封勝利に引き続き、
勝負強いホークスを見せてくれた。

何と言っても7年振り。
ソフトバンクになってから初の優勝である。

日々の激務をこなしているビジネスサイドの皆さんにとっても
喜びはひとしおだろう。

そして、ホームページを見ると流石ホークスのビジネスサイドと思わせる。
すでに優勝キャンペーンを展開している。
ホークス公式サイト
用意周到、タイミングバッチリ。これぞプロの仕事!

是非クライマックスシリーズ、そして日本シリーズを制して
日本一に輝いてほしい。
頑張れ、ホークス!!


自分の仕事を全うする

2010年09月25日 | Weblog
ホークスが今日も勝った。
杉内投手とダルビッシュ投手の壮絶な投げ合い。
序盤から1点勝負になると思って観ていた。
その通りの展開。まさに手に汗握る投手戦。

両投手とも自らの仕事を全うしたと思う。
それでも勝者と敗者に分かれるが、
今日の試合内容であるなら敗者であっても納得だと思う。

中学生の時、曲がりなりにも野球部のエースだった私は、
顧問の先生にこう言われた事がある。

「いいか、野球は投手で試合が7割決まる。
ただし勘違いするな。お前の出来が10割でないと、その割合はもっと下がる。」

何かはっと目を覚まされるような一言だった。
それ以来、どの試合でも最高を目指して一生懸命投げた。
自分の仕事を最大限全うしようとする姿に、
周囲も最高のバックアップをしてくれた。

話は変わるが今回の尖閣諸島問題には
海保以外は自分の仕事を全うしたという印象が伝わらない。
政府は地検の判断を建前に、
地検は国際問題を建前にしている。

例えばチームのエースが試合に出られない控え投手を気遣って
試合中に手心を加えるだろうか?
それで試合に負けたとして、
交代を告げられたエースは控え投手の責任を訴えられるだろうか?

チームプレーはあくまで個人が最高のパフォーマンスを発揮し
共に勝利を目指す過程で最高の結果をもたらす。
なれ合いや責任の押し付け合いの前に、
勝利に向かって個々人が懸命に結果を求めることが何より重要だ。