アドバンスカレッジ2005~目指せ!憧れのスポーツビジネス界~

スポーツビジネス&スポーツマネジメントを学ぶ学生に贈る。

少子化への対応

2006年08月30日 | Weblog

街に出てきました。
子どものスポーツファッションが目立ちます。
本当にかわいい!!

小さな子どもを持つ親は、世代的にスポーツ大好き。
サッカーもJリーグだけではなく、世界のサッカーが大好きです。
特にヨーロッパに注目していますよね。

昨日はアディダスの製品が目に留まりました。
靴とぬいぐるみ生地のボールがセットになった商品。
これが3000円ちょっと。
しかもクラブのロゴ入り。
レアルとミランがおいてありました。

子どもの頃の写真って、みんな持ってますよね?
もしくはご両親が大切に保存しているはず。
特に赤ちゃんの時の写真は。

そんな写真に、クラブのロゴが入っている。
自然と愛着を感じるはずです。
すでにここからファンの開拓が始まっているんです。

先日も敬愛するメジャーリーガーとスポーツビジネスの大先輩から贈り物が。
チームのロゴの入ったベビー服です。
早速子どもに着せて写真を一枚。
そりゃあ宝物ですよ。
その写真を見ると、贈ってくれた人を思い出せるし、チームに興味は出るし、何年か経つと、
「こんな時もあったなあ~」
と昔を思い出すよすがにもなる。

スポーツ関係のものを身につけるとワクワクしたあの頃。
野球の少年団に入って、始めてユニホームをもらった夜、着て寝ましたよ!
そんな気持ちを思い出させてくれるベビー用品だと感じます。


ファンを創造するなら早いうちから。
ファッションを通じて、ファンを創造する。
少子化で、6つの財布を持つといわれる現代の日本の子ども達。
そんな彼等に向けて、いい戦略かもしれません。

今後のスポーツファッションに注目ですね。


徒然なく

2006年08月21日 | Weblog

今年の夏は本当に暑いですね~。
そしてイベント多し。
すっかりブログもサボり気味・・・。すいません。

この間いろんなことがありました。
ドイツ代表がスパイクの問題で大モメ。
協会と契約したブランド(アディダス)のスパイクを全選手に履かせる契約になっていると。
これに対し、選手は個別にブランドと契約しているから、それを履かせろと。
真っ向から利害が対立しています。
これの問題の行方は、今後のスポーツビジネスを大きく左右します。
だって協会を抑えておけば、ブランドは4年に一回大もうけできますから。
選手と個別契約をしているブランドに取ってはこれほど痛いことはありませんね。

バルセロナオリンピックのバスケ初代ドリームチームの時にも同じような問題がありましたね。
ナイキと契約している選手達が、ジャージにプリントされた確かリーボックのロゴの部分を隠すように襟を折って着用した問題です。
この教訓が生かされなかったのは痛いですね・・・。
あの問題は一体どのように決着したのでしょうか?
ご存知の方、是非教えてください

そしてあのNFLでは、コミッショナーが交代。
タグリアブー氏に代わり、ロジャー・グッデル氏が新コミッショナーになりました。

実は私、この新コミッショナーにお会いさせていただいてます。
しかもインタビューまで。
師匠;種子田先生のお陰です。本当に感謝しております。
未来のコミッショナーに直接インタビュー・・・。
大学院に進学して正解でした!

あの時はNFLのNYヘッドクオーターでのインタビューでした。
威厳があり、我々の質問に本当に真摯に答えてくれたことが印象的です。
そして何よりも心強いことが。

ロジャー・グッデル氏は、何とNFLのインターンからそのキャリアをスタートさせたのです!
我々と同じく、下働きからのスタートだったそうです。
この間、様々な信頼を勝ち得、そしてついに世界のスポーツビジネスの頂点へ・・・。
こんなに心強いことはありません。
叩き上げでもできるんです!

大切なのは信頼を勝ち得ること。
どんな小さな仕事や頼まれごとでも確実にこなし、求められたにプラスαを加えて喜んで貰う。
この小さな積み重ねが、明日の大きな信頼に変わると信じています。

さあ、明日からサマーキャンプ。
子供たちの一生の思い出に残るように頑張ってきます!


プロ野球のシステムがうらやましい

2006年08月13日 | Weblog

負けました・・・。
完敗です。
スタジアムにもガンバさんのサポーターが本当に大勢いらっしゃいました。

「勝て勝て勝てホームやぞ」。
西京極に掲げられたガンバさんの横断幕です。
これだけでも悔しい・・・。
しかし内容はもっと悔しい。

決してまだあきらめていませんが、Jリーグには下部リーグへの降格という制度があります。
つまりJ1チームは短期的な結果が求められる要素が満点であるということです。

J2に落ちれば、その影響は計り知れません。
J1とJ2。
この間には、世間の認知と同様に、全く異なる扱い・待遇・話題性が待ち受けています。

いくら勝てなくてもプロ野球はプロ野球。
万年最下位でもトップリーグの選ばれし者達でいられます。
この点が野球とサッカーの大きな違いといえるでしょう。
負けても負けてもトップリーグでいられるならば、本当に長期的視点に立って選手を育成したり、フロントを強化できたりと腰を落ち着けて対策を練られます。
目の前の勝ち点に飛びつかなくてはいけないJリーグのシステムは本当に厳しいと実感しています。
だからこそクラブのマネジメントの質が問われるのでしょうけど。

ただ一つわかって欲しいことが。
それは、選手も、スタッフも、フロントも、みんな試合に勝ちたいし、勝とうと思って準備をしているということ。
しかしながら、結果だけがモノを語れる勝負の世界です。
一寸先は闇。
板子1枚下は地獄。

リアルな感覚が背中をよぎります。


マーケティングofスポーツ

2006年08月08日 | Weblog

夏休みに入り、サンガ普及部は大忙し
先週3日から5日まで2泊3日で行われたJリーグ・アカデミーフェスティバルには、磐田・清水・名古屋・セレッソ・ガンバ・そして京都から約120名の小学5,6年生が参加。
気温35度を越える中で、よく頑張ってくれました(スタッフは熱中症が怖かった・・・)
この様子はサンガ日記にアップされています。
サンガカレッジ3期生によるレポートです。

http://www.kyoto-purple-sanga.co.jp/index.php?PAGE=9&ID=7358&WID=1

今後も順次アップされる予定なので乞うご期待

そして今週は京都・滋賀各地でサッカー教室「サンガトライアル」。
普段中々プロの指導に触れることができない子ども達にも、気軽にサッカーに参加してもらえる機会を提供することが狙いです。
4会場で延べ300人が参加してくれます。

大人のサッカー教室も開催中。
そして来週からはサンガタウンにて夏季特別スクールがスタート
21日からは、サンガカレッジ・イベント班のメインイベントサマーキャンプも2泊3日でスタート!!

まさにマーケティングofスポーツな夏休み
少しでも我々サンガと触れ合うことによって、スポーツが好きになったり、体を動かす楽しさに気が付いてくれればいいなあと思っています。

たまに現場に出ると、子ども達や保護者の笑顔に触れられます。
忘れかけていた大切なモノを思い出させてくれる瞬間です。
現場とフロントが一体となって、よりスポーツを通して豊かな社会になるように貢献していきたいです。