アドバンスカレッジ2005~目指せ!憧れのスポーツビジネス界~

スポーツビジネス&スポーツマネジメントを学ぶ学生に贈る。

行って来ます

2007年01月31日 | Weblog

2007年1月31日。
空が高く、非常に心地よい天気でした。
青い空に凛とした空気が漂っていて、今の自分の気持ちを表しているようです。

突然ですが、本日を持って、私は京都サンガを離れることとなりました。
ボランティアとして5年間、そしてプロとして3年間このクラブにお世話になりました。
「スポーツマネジメント」を志す大きなきっかけを与えてくれたのは、間違いなくこの京都サンガでした。

大学での学びとサンガでの実践の融合が私にどれだけ大きな経験を与えてくれたか、じっくり思い出すと自分でも感心してしまうくらいです。
サンガでのインターンシップが、大学院進学、NFL本部でのインタビュー、大家選手とのNPO設立という具合に、「夢のような経験」に繋がっていったのです。

サンガに入ってからも、素晴らしい上司や仲間に恵まれて好きなことを好きなようにさせていただきました。
サンガカレッジでは、自分自身が夢や希望を抱いてインターンシップに挑戦していたころの気持ちを常に感じながら、学生たちと共に未来へのチャレンジをすることができました。

アドバンスカレッジでは、スポーツマネジメントを志す仲間達と共に、世界の最先端の知識・情報に触れることが出来ました。

この他にも様々なイベントや大学での講演といった経験を通して自分自身を成長させることができました。
クラブ関係者の皆さんには本当に感謝しております。

さて、次なる挑戦の舞台はプロ野球。
九州は福岡にて勝負をしてきます。
自分自身がスポーツマーケタ―としてもっと成長するために、より厳しい環境に身を置いてやってみたいと思います。

こうした気持ちをご理解いただきましたクラブ関係者の皆様、サンガカレッジ生・アドバンスカレッジ生の皆様、その他熱心にお声掛けいただきました皆様、本当にありがとうございました。

皆さんとは今後もお付き合いを続けていきたいと思います。
このブログは今日で終了しますが、是非今後とも変わらぬお付き合いの程宜しくお願いします。

また私がいなくても、サンガには優秀なスタッフと修了生がたくさんいますので、今年も刺激的でアカデミックな活動は続けていきます。
どうぞ皆さんご期待ください。

では、ということで福岡に行って来ます♪


スポーツキャリアデザインセミナー

2007年01月30日 | Weblog

1月28日、立命館大学朱雀キャンパスにて。

テンプスタッフプレゼンツ・スポーツキャリアデザインセミナー
「スポーツだけでは生きられない-トップアスリートが語るキャリアデザイン-」を無事開催することができました。

この企画はアドバンスカレッジでの出会いがきっかけとなり生まれました。
受講生のお一人が今回のスポンサー企業にお勤めであり、スポーツビジネスへの進出に対し、並々ならぬ情熱をお持ちだったのです。

そこに私自身が培ってきた知識、ノウハウ、そして最も貴重な人脈が重なり合って、今回のセミナーが開催できました。
ゲストの八十さん、西野さん、大家さんのお話は本当に素晴らしかったです!
八十さん・西野さんは「自分で決めること」「一歩を踏み出してみること」の重要性を自らのご経験を通して語ってくれました。
大家さんは、自身がGMを務めるクラブチーム運営において、理念の重要性を語ってくれました。大学入学のエピソードなども論理的で「なるほど!」と納得できました。

↑左から私、八十さん、西野さん

↑左から大家さん、私

こうした表側の舞台だけでなく、今回のセミナーを支えてくれたのがサンガカレッジ修了生の面々でした。
映像、音響設備を完璧に覚えてくれたり、受付や講師対応をしてくれたり、会場外での誘導を行ってくれたり、約20人が自らの役割を把握し、どうすれば最善の結果を得られるか考え行動してくれたことは、非常に嬉しいことでした。








「福田さんの下には素晴らしい学生さん方がいるね~。」と立命館の先生、事務の方々。
「こんな学生がたくさんいて羨ましい!」と大家さん。

3年間働きかけてきた成果が出たと思います。
こんなに嬉しいことはありません。
自分の教え子達が「素晴らしい!」という評価を受ける。
最高じゃないですか

今回こうしたカレッジ生だけでなく、立命館の先生方、事務局の方々、テンプスタッフの皆様には本当にお世話になりました。
こうやってスポーツを核にして、様々な団体がコラボレーションすることによって、すごく可能性が広がることを実証・実感できたと思います。
是非今後とも宜しくお願いします。
今回はありがとうございました!


アカデミック・アプローチの広がり

2007年01月19日 | Weblog

スポーツと学問の融合が進んできています。
ちょっと前までスポーツの学問といえば、科学系でした。というよりそれしかなかったというイメージです。
筋肉、トレーニング、運動生理学、バイオメカニクス・・・。
私も学びました。
かなり好きです。。。

しかしながら、今はすっかりマネジメントにスポットが集まってるのではないでしょうか?
これは『如何にしてスポーツがその目的や価値を外部に発信するか?』という課題が切迫した問題になってきたからでしょう。

プロ、アマチュア、NPO・・・。
いろんなスポーツ組織が問題を孕んでいます。
一言で言えば、
『自分たちを支えてくれ、一緒になって盛り上げてくれる仲間作り』
が必要になったからです。
この仲間には、『選手、スタッフ』『ファン・サポーター』『行政』『企業』『マスコミ』などが入ります。
この関係性を良好に保っていかないと、本当に発展できないのです。

これまでは親企業の広告宣伝媒体としての役割がスポーツ組織に求められていましたが、大きなパラダイムシフトが発生し、スポーツ組織が独立採算で運営される必要性に迫られています。
お金のこと、組織のことを意識して考えてこなくても、親企業のバックアップのお陰で運営できてきたという過去から、独り立ちしないといけない状態に変化しているということです。
まさしく子どもから大人への成長段階であるといえるでしょう。

この独立採算制、つまりお金がまわる仕組みを構築する必要があります。
そしてお金の問題だけではなく、施設の使用やファン、選手育成のためには行政のサポートが必要になります。
そしてこうした活動や想いをメディアが取り上げてくれることによって、活動が認知され、共感を呼び、賛同や協同を得ることに繋がっていきます。
つまり『財務マネジメント』『パブリックリレーション』が必要になり、こうした知識やスキルを持つ人を引き付け、また最大の資産である選手・スタッフを引き付け維持するために『組織マネジメント』も必要になります。
売上自体を伸ばしたり、スポーツ組織の価値を向上させる『マーケティング』の知識・スキルも必要です。

こうした知識・スキルを現場の活動によって身に付けて行くのが最も幸せで最高のことだと思います。
しかし、これまで述べてきたようにこれまでの日本にはこうした知識やスキルが必要とされて来ませんでした。
なので現場でこうした知識・スキルを習得できる環境というのはごく限られています。
本当に一部でしょう。

アドバンスカレッジでも勉強したデロイトによる経営分析。
こうしたデータが長い歴史を持つ日本のスポーツ界にあったでしょうか?
ヨーロッパでは確立されています。
だからOJTでこうした人材を育成することもできるでしょう。

でも日本にはありません。
しかし、アカデミックの世界にはこうした蓄積が山のようにあります。
日本にもマーケティングの大家である先生方は沢山いらっしゃいます。
財務論も、組織論も、PRもそうです。
こうしたアカデミックな分野と、スポーツ界のコラボレーションが今後の日本におけるスポーツマネジメントの発展には必要不可欠です。

サンガカレッジはこの最先端を行っていると思いますが、どうでしょうか?

こうしたサンガカレッジのような、スポーツとアカデミックとの融合が広がりを見せています。
・ヴィッセルカレッジ
・産能大とベルマーレ、横浜ベイスターズとの提携。
http://www.baystars.co.jp/newscolumn/detail.php?in_id=1147

今後も広がっていくでしょう。
大学も生き残りをかけています。
今、両者の思惑は完全に一致しています。
みなさん、チャンスですよ。

でも、一筋縄には行きません。
すごくタフで、頭も気も使う仕事です。
覚悟してかかってください。

テンプスタッフプレゼンツ・スポーツキャリアデザインセミナー
『スポーツだけでは生きられない』
~トップアスリートが語るキャリアデザイン~


参加者募集中!!
お申込は以下のサンガ公式サイトから
http://www.kyoto-purple-sanga.co.jp/index.php?PAGE=6&ID=7620&WID=1
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アドバンスカレッジ新年会

2007年01月15日 | Weblog

12日にアドバンスカレッジ新年会が京都で開催されました。
『サンガ』、『スポーツマネジメント』というキーワードでここまで仲良くなれるんだなあと感じた楽しい時間でした。

参加者は年齢、住んでいる地域もバラバラ。
学生、社会人、男性、女性・・・。
ここには余り書けない違いもあります。
そんな違いを持った方々が一堂に会せることは本当に素晴らしいことだと、お酒を飲み、語らいながらそう感じていました。
幹事のお二人、本当にありがとう

『ダイバーシティ=多様性』。
広い世界の中で、京都という限られた小さな地域の中で、サンガが中核となってこして集まれるなんてすごい包容力だと思います。
小さなことかもしれませんが、スポーツの持つ力を改めて実感できました。

昨年のアドバンスカレッジからは、某大阪のクラブに転職を決めた方が一人。
メンバーは羨望のまなざしでした。
こうした方が出てくれたことが、どれだけ私たちにとって励みになったか―。
現場の苦しさの中で戦う同志が一人増えたことに嬉しさとライバル心を覚えています。
『負けてられん!』ですわ

この世界は厳しいです。
辛いことが8割以上です。
でもそれは飛び込んでみないと味わえません。
そうすれば2割の『クセになる喜び』を味わうことが出来ます。

間口が狭いスポーツビジネスの世界。
でもチャンスは結構あります。
アドバンスカレッジに飛び込み、そこから更にプロの世界に飛び込んだこの人のように、勇気とわずかなチャンスを広げる人間力が必要なんだと思います。
そうすればきっと明るいキャリアが待っているはずです。


トップアスリートも自分の人生の中で多くの決断を求められます。
人生の中で選手でいられる時間はごく僅か―。

トップアスリートが如何にして人生を切り開いてきたか―。
是非それを学んで、自身の人生設計に活かしてください。

テンプスタッフプレゼンツ・スポーツキャリアデザインセミナー
『スポーツだけでは生きられない』
~トップアスリートが語るキャリアデザイン~

参加者募集中!!
お申込は以下のサンガ公式サイトから
http://www.kyoto-purple-sanga.co.jp/index.php?PAGE=6&ID=7620&WID=1
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錦市場でファッションショー!!

2007年01月13日 | Weblog

今年から我等がサンガはチーム名を変更します。
京都パープルサンガから京都サンガF.C.へ。
名前を変えるということは、すごく深い意味があります。

その昔、日本では『元服』という儀式がありました。
今で言う成人式です。
12歳くらいになった男子は『元服』を迎え、名前を変えます。
つまり人生の節目として、今後にの人生を新たな気持ちで責任を持ってやっていきます!という決意表明ですね。
表面だけでなく、『大人』としての内面も変わって行くことが求められるんですね~。

日本の歴史はさておき、チーム名を変更するに当たっていろんな作業がありました。
エンブレムやロゴの変更、ホームページ(これからデザイン変りますよ!)、そして便箋、封筒、名刺に至るまで、何から何まで変更していかなければなりません。
非常に責任感があって重要な仕事です。

そして我々の正装であるユニホーム。
この発表会をこれまでとは違った形で行います。
世界的文化都市・京都らしい場所で、そして市民の生活に密着した場所である錦市場をステージにファッションショー形式で行います。
詳しくはサンガHPをご覧下さい。
http://www.kyoto-purple-sanga.co.jp/

こうして徐々に変わっていくサンガ。
後は如何にして内面の成長を感じてもらえるように活動し、結果を残していくかが課題です。
ご期待下さい。

追伸;スポーツキャリアデザインセミナーへの申込が徐々に増えてきました。
まだお申込されていない方はお早めに!

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