
オビに「論理的な謎解き」とあるのは嘘っぱちで、いわゆるサスペンスです。
物語の始まりこそクリスティの
「なぜエヴァンズに頼まなかった」「茶色の服の男」
といった作品を連想させるものの、いまいちパッとしません。
探偵役のゲスリンが推理ではなく、ロンドンの町を駆け回って事件を追います。
そういう意味では、ミステリとして中途半端な作品ともいえますが、
最初から本格ミステリと思わなければ、意外な佳作かもしれません。
■Xに対する逮捕状 フィリップ・マクドナルド著 創元推理文庫
物語の始まりこそクリスティの
「なぜエヴァンズに頼まなかった」「茶色の服の男」
といった作品を連想させるものの、いまいちパッとしません。
探偵役のゲスリンが推理ではなく、ロンドンの町を駆け回って事件を追います。
そういう意味では、ミステリとして中途半端な作品ともいえますが、
最初から本格ミステリと思わなければ、意外な佳作かもしれません。
■Xに対する逮捕状 フィリップ・マクドナルド著 創元推理文庫
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