陽花日々是好日

病気(慢性腎不全)と付き合いながら、いかに人生を豊かにしていくか試行錯誤の日々です。でも、のんびりいきます。

夫の役割、父親の役割

2015-04-11 14:45:37 | 

「一緒に住んだもんにしかわからん。」

この前、母に言われた言葉です。

 

この一言でワタシは、はっと気づきました。

そうだった・・・。

父の認知症がひどくなってから、

そしてその後すぐに弟が他界してから、

ワタシは父や弟がしてきた対外的なことを

彼らの代わりにやってきたんです。

何が問題で、どう解決すればうまくいくか、

出てきた課題にどう対処すべきか、

より効率よく、経済的にすませるにはどうしたらよいか、

仕事の延長みたいに文書の作成から計算までこなし、

工事の手配をするように実家のことも

手配していくワタシを

母や姪は、どう見ていたのだろうか・・・?

 

母に言われてもうひとつ気づきました。

母に必要なのは、頼りになる子供もでしょうが、

同じように認知症の家族を抱え、

大変な思いをして母と同じように暮らしている仲間、

母が愚痴を言い合える、心に寄り添ってくれる、

そんな人たちなんだということを。

ケアマネさんとの話し合いで、そういう家族会とか

語り合うイベントとかあったらご紹介いただくようお願いしたら、

母もその連絡を楽しみに待っているようになりました。

 

でも、問題はこれだけではありません。

ふと姪にとってはどうなのか、考えてみました。

 

姪にとっても、ワタシは父親的なんだろうなと思いました。

ワタシの前では、いつも心配させないように、

明るい子供を演じているように見えるのです。

そうさせているのは、ワタシなんだろうなと思います。

彼女の心に安定と安心とを授けたい、

何かあったらいつでも相談できる相手でありたい、

心からそう思ってはいますが、

彼女にとってはどこか違うんだろうなぁ・・・。

ワタシでは心の隙間を埋められない、

きめ細やかさがない・・・んじゃないかなぁ。

 

そしたらね、ワタシにひとつの決心が生まれたんですよ。

ここにはまだ書けませんが、そのうち・・・。

姪には良い友達がいますので、今は

どうか姪の心に寄り添ってもらえればと願うばかりです。

ワタシは姪を下から支えていこうと思います。

 

いろいろ考えてしまう春です。

ワタシの思いは高慢なんじゃないだろうか?

どこか道が間違っている?

やり方が間違っている?

正直、誰かに感謝されたいわけでもないし、

ほめられたいわけでもないんだけれど、

こういう役回りは、どこかさびしさがつきまとうものだと

気づかされた春です。

 

この先でいつかそのさびしさもなくなり、

ひとつ成長できればいいな。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Erie)
2015-04-12 10:46:06
役割かぁ~。変わって欲しい、手伝って欲しい時は、ありますね(^^ゞ
法事に行ったり、お葬式に行ったり・・・(^-^;

...see you again.(^^)ノ゛☆いつも元気なERIEちゃん☆
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Unknown (陽花)
2015-04-13 11:51:06
ホントですね~・・・。

あれもこれもやらないといけないってとき、ホント、誰か手伝ってほしいと思いますね。気持ちにゆとりを持って、深呼吸して・・・って自分に言い聞かせています。はぁ・・・。
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