この日は最近話題の新店、静岡にオープンしたつけ麺専門店の「きじ亭」へ行ってきました。
場所は普通だと分からないところにあるとの事前情報でしたが、確かに分かりません。なかなか気づきませんね
お店にはいると、本当に狭いです。
コの字型のカウンターは10席無いですね。
その中にビッグなご主人がいました。
厨房自体、1畳くらいしかないような狭さ。すごいなあ
以前は飲み屋だったかと思う店内ですが、それを手を掛けてつけ麺専門店に改造したようです。カウンター仕切りの高さなど変えてありました。
さて、メニューはこんな感じ。
あれ、何か落書きが
と思ったら修正してあるようです。お茶目ですね
麺もそうだけど、タレに特徴があるというので、今回は「味玉塩つけ麺800円」の方を選びました。
日曜日限定の麺も興味ありますねえ
それと、気になったので限定の「伊豚小丼200円」。
何て読んで良いのか分かりません。まさか「いぶたしょうどん」
このお店は時間がゆっくり流れているようですね。
仕事の合間に来たら、時間のことを忘れそうですよ
若いご主人は、体型こそビックではありますが、今風です
調理の様子を見ていると、丁寧な感じです。
麺を茹でている間に、つけダレの仕込みをして、麺がゆで上がったら、水でしめて、盛りつけて完成。ということなんですが、全てが結構ゆっくりですね。
片手に手袋をして、丁寧に盛りつけする姿が、意外にも結構几帳面なんだなあと思いました。
さて来ましたねえ。
丁寧に「食べ方」についてもこのように書いてくれてあります。
こういったものは初めて来る人にとって、ありがたいです
ふんふん、なるほど
とか言いながら、以前から皆さんのレポで見ていたので、暗記していましたが。
まずはこちらの麺の方から。
三角形の独創的な器。
彩り的にもかなりのイケ麺ですね。顔(表情)が良いです
麺を味わってみました。
極太の自家製麺は、つるっとしたなめらかな麺でありながら噛んでみると、押し返すような力強さがあります。
「つるっ、しこっ。」という感じですね
非常に良い感じの極太平打ちの麺です。
小麦の味もしっかり出ている麺ですが、やや塩分が強く、ラーメンの麺というよりも讃岐うどんの麺のような雰囲気を持っています。
タレは熱々。カツオ節を中心とした節系の香りがふわあっと漂います。
飲んでみると、上手く油を使っています。節と合わせた植物系の油のようです
甘みがきっちりと出ていますね。
純和風魚介スープというのは動物系を使っていないそうで、これはかなり凄いと思いました
これだけの味が出せるのかと。
正直、美味しいです
麺を入れて食べてみると、思いのほか上手く麺がタレに絡みます。
ウマイですね。
下の方から煮干しの風味が出てきます。
表面は節、下は煮干しという感じでしょうか
どことなくスガキヤテイストが浮かびました
具はチャーシュー、ねぎ・ニンジン・ホウレン草の野菜、海苔、トッピングの味玉。
目玉のチャーシューはすぐにつけダレに入れないといけないそうですが、せっかくなのでちょっとかじります。
塩漬け豚ということでやはりかなりショッパイですね
豚肉の旨さを包み込んでいるとしても。
おとなしく、タレに入れておきました
ニンジンとホウレン草の彩り野菜は下茹でしてありましたが、想像していた野菜の濃さというかアクというか味の強さが無かったのが残念
もちろん食べやすいのですが、くせの少ないサラダ用の野菜なのかな
一手間加えてある味玉の半熟度がイイ感じです。
黄身のトロトロ感が凄いですね
あとはひたすら食べるのみ。
つけダレの温度が下がるといけないので、あっという間の完食でした。
美味しかったです。
塩分の抜けた叉焼はほんのり燻製香があり、美味しかったです
最後は〆のスープ割を。
再度スープが熱くなり、美味しくいただけました。
宣伝が無さすぎて話題のご主人のブログにも書かせていただきましたが、ちょっと気になったこと。
何となく分かったかと思いますが、塩分濃度の件です。
全体を通してやはりちょっと塩気が強すぎると思いました。
特にチャーシューはあそこまで塩辛くすると、タレの濃度がさらに上がりました。
さらに麺にも結構塩が入っているので、全体的にショッパ目に感じました
個人的には売りの塩漬けチャーシューはもう少し改良してもらいたいですね。加減を半分くらいに。
そうは言っても他は本当に楽しめました。
かなり美味しかったです
麺も初めて味わう感じだったし、つけダレも良かった。
「動物系を使っていないんですか」
と改めて確認すると、「はい、使っていません。」ときっぱりと言うときに、ご主人のこだわりというか自信が見えました
ちなみに「伊小豚丼」
書いてあるとおり、豚肉をオリーブオイルとにんにく、唐辛子で炒めるというか揚げてあるものがご飯の上にかかっていました。
にんにくのパンチが効いていましたが、この豚肉のカリカリ感は良いですね
丼だけでなく、ラーメンの方にも使えそうな具でした。
実はこの小丼の下部分のライスを〆のスープに入れて食べました。
分かり切ったことですが、美味しかったです
まだまだ、引き出しを持っていそうなご主人。
ちょっとお気に入りの店ですね。店名の由来も分かりました
人に教えたくないお店だなあと、みんなが考えそうなお店です(笑)
お客さんもどこから見つけてくるのかぼちぼち入ってきましたねえ
また行きます
場所が分かりにくいので、書いておきます。
つけ麺専門店「きじ亭」
静岡市葵区七間町11-5
中田ビル1階
定休日 土曜日
(たまに夜もやるそうです。今月は週末の9・16・23・30日18時30分~)
営業時間 11時~14時(ただしスープ・麺切れまで)
ちなみにもっと大事な「気になったこと。」
「あの~、美人と噂のお姉さんがいらっし
ゃらないんですが」
まだ、私も見たことありません。
いつものように、緻密なきじ亭レポ読み応えがありますね。
謎です。
よくよく考えたらあの小さな店だといるスペースないですよね
今回は結構何度も修正しました。
レポも見ましたよ~。
「竹乃や」噂には聞いていますが、行ったこと無いです。
ブログは読み応えありましたので、時間がかかりすみませんでした
空パパと申します。
『きじ亭』さんで今日のお昼にお会いし、お話させて頂いたものです。
西部方面はまだ行った事が無いので、参考にし、
足を延ばして行きたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
お互いに笑ってしまいましたね
絶対ブロガーの方かと思い誰かと予想していました。
自分は西部なのであまり参考にならないかもしれませんが、今後もよろしくお願いします。
ブログ簡単なので、ぜひ書いてみたらどうですか
食べっぷりを聞き、十分にイケルと思いました